2016年8月25日 (木)

フィンテック融資にAmexの融資責任者

Amexの元国際法人融資部門のCCO(Chief Credit Officer)が転職する先は、オルタナティブレンディングのレンディングポイント(LendingPoint)である。

 

レンディングポイントは2014年創業のフィンテックベンチャー。本拠はジョージア州ケネソーだ。2015年10月にデットファイナンスで1億ドル(100億円)を調達している。

 

レンディングポイントのターゲットはクレジットスコアが600点台のサブプライムだ。通常このスコアレベルでは融資を受けるのがむずかしい。

 

そこをあえて狙った。融資額は3,500ドルから最大2万ドル。返済期間は24カ月から最長36カ月だ。2016年8月末までに、融資総額100億円を達成すると発表している。

Amexの元融資責任者は、レンディングポイントでリスクマネジメントを統括し、与信の精度を高めていくという役割を担う。

Lendingpointhp1608

2016年8月24日 (水)

ウーバー運転手に即時支払い

ライディングシェアのウーバーは、利用者だけに利便性を提供しているわけではない。運転手にも利便性を提供しつづけている。

 

運転手向けサービスはInstant Pay(インスタントペイ)。このサービスは2016年初頭にスタートしたが、すでに8万人の運転手が契約したという。

 

運営しているのはプリペイドカードで上場したグリーンドット傘下のゴーバンク(GoBank)である。ゴーバンクはモバイルに特化したバンキングサービスを提供している。

 

Instant Payはこれまでゴーバンクが発行するウーバーデビットカードだけのサービスだったが、今後は他社発行のVisaやMasterCard、Discoverのデビットカードも使えるようになる。

Ubersssss

2016年8月23日 (火)

Chase PayフィリップスでもOK

JPモルガンチェイスの独自モバイル決済Chase Payが加盟店を拡大している。車社会の米国ではガソリンは水や電気と同様の必需品。

 

全米のガソリンスタンドで使えるように、エネルギー供給会社のフィリップス66と2016年8月複数年の提携契約を締結した。フィリップスはPhillips 66、Conoco、76というブランドでガソリンスタンドを運営している。

 

フィリップスは小売流通のモバイル決済コンソーシアムMCXのメンバーで、Chase PayはMCXと提携している。Chase PayはQRコード決済を採用。利用者はモバイルに表示されるQRコードをレジでスキャンしてもらう。

 

チェイスは6月にシェル石油と提携しているが、フィリップスとの提携で、より一層顧客利便性を高められるようになる。

 

チェイスのカード顧客は9,000万人。フィリップスは自社展開のモバイルアプリを運用しているが、Chase Payとの提携で、顧客基盤の拡大を目指す。

Chasepayphillips

2016年8月22日 (月)

米国ブランドプリカ市場15兆円

VisaやMasterCard、Discoverの国際ブランドがついたプリペイドカードの2015年実績をニルソンレポートが発表した。ショッピング取扱高は1,450億ドル(約15兆円)で、前年比13.0%の伸びとなった。

 

プリペイドカード取扱件数は前年比12.3%成長で42.5億件だった。1件あたりの利用金額は34ドル。日本のプリペイドカードは1,000円以下での利用が多いが、米国ではデビットカードとほぼ同じ単価である。

 

カード1枚あたりの年間利用金額は、平均522ドル。プリペイドカード発行トップ50社の2015年末時点のカード発行枚数は、2億7,800万枚だった。前年対比5.9%増えている。

NCB Labによると、日本の国際ブランドプリペイド取扱高は0.3兆円で、米国のわずか2%と少ない。

Prepaid16ssss

2016年8月21日 (日)

クレカ上限規制で1.5兆円が浮く

米国小売業界は国際ブランドのクレジットカード手数料を下げるべきだと主張している。2011年にはデビットカード手数料を大幅に下げた経緯がある。

 

国際ブランドのVisaやMasterCardは、数百万件の米国小売と、手数料をめぐり72.5億ドルの和解金で争っている。

 

コンサルティング会社のCMSは、クレジットカードにキャップを設定すべきだと規制当局に呼びかけている。

 

その際、クレジットカードにかけるキャップは、1トランザクションにつき22セント+0.305%を目指している。

 

これが実現すれば、米国小売は年間150億ドル、約1.5兆円の手数料を削減することができる。

Photo

2016年8月20日 (土)

コインランドリーの現金をなくせ

米国コインランドリー協会によると、年間売上は50億ドル、約5,000億円になるという。そのほとんどがクオーターコイン(25セント)での利用だ。

 

枚数に直すと200億枚のクオーターがコインランドリーに投入されている。コインの回収や輸送、セキュリティ対策を考えると、相当なコストだ。

 

これをカードやモバイル決済に置き換えたとしたらどうだろう。キャッシュレス手段の受付機能を付加する必要はあるが、そのコストを上回る効果があるのではないか。

 

BCCの調査によると、今後5年間で、自販機やATMなどセルフサービスの市場規模は300億ドル、約3兆円に成長すると予測している。

 

米国ではApple Payの登場で、自販機でのモバイル非接触決済が加速している。セルフサービス機器でのキャッシュレス決済は業務の効率化を促進し、小銭を駆逐する

Quatercoinlaundry

2016年8月19日 (金)

英国ベンチャーが銀行免許取得

今までにない銀行をモバイルで実現する。英国のモンド(Mondo)はこの企業理念のもと、サービス開発に取り組んでいたが、銀行免許をみごと取得した。

 

モンドの創立は2015年2月。それから1年半で制限つきながら銀行免許を取得することができた。

 

デビットカードつきの当座預金と、ファスタペイメンツ、口座引落などの機能をモバイルで実現する。

 

モンドはアルファ版やベータ版のプログラムをすでにスタート。クラウドファンディングで資金を調達したが、20万人が投資し、世界最速記録を破った。

Mondossss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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