2016年9月28日 (水)

やっぱり衝動買い

CreditCards.comは、米消費者は計画買いが多いか、衝動買いが多いかを調査した。1,003人の米国成人が対象だ。衝動買いの定義は、事前に購入するかどうかを決めていないものを無計画に買ったり、あるいは不要なものまで買ったりしてしまうこととした。

 

今まで衝動買いをした経験のある人は84%、6人に5人という高い比率だ。この3カ月間に衝動買いした人も77%と高かった。

 

100ドル以上のショッピングで衝動買いした人は54%、1,000ドル以上の商品を衝動買いした人は20%もいた。

 

リアル店舗とオンラインショッピングで違いはあるのだろうか。リアル店舗での衝動買いは79%、オンラインショッピングでは13%、モバイルショッピングでわずか6%だった。

 

オンラインショッピングは購入商品をあらかじめ決めて比較検討することが多く、衝動買いは少ないようだ。スクリーン上の商品ではアピールできない雰囲気を、リアルのショップでは演出しているということか。ビジュアルマーチャンダイジングの勝利である。

Impulsessss

2016年9月27日 (火)

ビデオつきサングラスでSnap

米国で若年層に圧倒的な支持を得ているチャットといえば、SnapChat(スナップチャット)。時価総額は22億ドル超で投資家の覚えもめでたい。

 

9月24日、社名をスナップチャットからスナップインク(Snap Inc.)に変更。新たなステージにはいった。チャット以外へのサービス拡大が目的だ。

 

その第一弾がスペクタクルズ(Spectacles)というサングラス。10秒の動画を撮影できるカメラがついている。アクションカメラとサングラスを融合したものだ。

 

これをかけて撮影すると、自分の目でみた情景そのままを記録に残せ、友達とシェアできる。115度の広角レンズを採用、人間の自然な視野よりちょっと広く捉えられる。

 

サングラスのボタンを押すと録画開始。撮影した動画はWi-FiでSnapChatに送られる。カラーはレッド、ブルー、ブラックの3色。価格は130ドル。今秋発売される。

 

スナップは2014年12月にビデオサングラスの開発ベンチャーVergenceLabsを買収していたが、約2年かけて製品化にこぎつけた。

 

チャットを軸にどんな製品やサービスを提供してくるのか。スナップのライフスタイル革新へのチャレンジに注目したい。

Spectaclesssss

2016年9月26日 (月)

WMとチェイスが国際ブランドはずし

VisaやMasterCardとの訴訟や排除を繰り返すウォルマート。その真意は手数料の削減にある。MD(加盟店手数料)やネットワーク利用料が高いというのだ。

 

この動きに同調しているのが米銀のチェイス。独自のモバイル決済サービスChase Payで、国際ブランドが築いてきた手数料の大胆な破壊に取り組んでいる。料率制から固定料金制へ変えた。

 

そのチェイスがウォルマートと提携し、チェイスネット(ChaseNet)で決済を処理することになった。ChaseNetはクローズドループのネットワーク。つまり、ウォルマートでの国際ブランド決済も独自決済として取り扱う。

 

全米のウォルマートとサムズクラブ店舗5,000店とEコマースでの決済はすべてChaseNetを通じて決済処理される。ウォルマートのコスト削減効果は大きい。

Chasewalmart

2016年9月25日 (日)

10万ポイントがつくプレミアムカード

米国で10万ポイントがボーナスとしてもらえるプレミアムカードが話題になっている。チェイスが発行したサファイアリザーブ(Sapphire Reserve)である。

 

このカードを受け取った利用者が、YouTubeにそのファンシーなパッケージの開封シーンを次々に投稿。それが拡散し、申し込みが殺到している。

 

サファイアリザーブはクレジットカード。プラスチックではなく、金属製のカードで高級感を醸し出している。その魅力は10万ポイントのボーナス。1,500ドル(約15万円)分の航空券やホテル代に交換できる。

 

航空券やホテルの利用はポイント3倍。年間300ドルのクレジット(売上相殺)も与えられる。

 

ポイントを航空券やホテル代に使うと、そのポイントの50%が割増しされる。だから10万ポイントを使うと、1,500ドル分の航空券やホテル代に使えるというわけだ。

 

その他、世界900カ所の航空ラウンジ無料アクセスや、レンタカーサービス、TSA申込100ドル還元など盛りだくさんの特典をつけている。

 

ただし、年会費は450ドル。初年度から払わなければならない。さらに、10万ポイントのボーナスをもらうにはカード口座開設から3カ月間で4,000ドルを使わなければならないという制約がついている。

 

それでも競って申し込んでいるのは、ちょっとしたステータスと盛りだくさんの特典が欲しいというプチ富裕層が多くいるから。リセッション以降ずっと我慢してきたミレニアルズの心をくすぐるサービスを、このタイミングでリリースしたチェイスに、「あっぱれ」をあげよう。

Chasesapphiresssss

2016年9月24日 (土)

サブウェイがMチーム買収

サンドイッチチェーンのサブウェイはデジタル化を加速するため、カナダのEコマース企業からモバイル開発チームを買い取った。アバンティ(Avanti)の開発チーム20名である。

 

モバイル注文決済(Mobile Ordering & Payment)を支援するのがこのチームの主要ミッションだ。インストアKioskの開発も担う。

 

モバイル注文決済によって、サブウェイはサービスのスピードアップと労働生産性の向上を狙う。全米には27,000カ所、全世界では44,600のショップを展開している。

 

サブウェイはデジタル化推進のため、サブウェイデジタル(Subway Digital)というグループを組成しているが、今回買収したチームはこの傘下にはいる。さらに今年中には50名を採用し、5年後には150名のチームにする計画だ。

 

ファストフードの成功の鍵は商品開発とともに、デジタル化によるサービスレベルの向上になってきた。

Avantisssss

2016年9月23日 (金)

VenmoでSiri決済

個人間送金決済で躍進するVenmoが新たな機能を追加した。iPhoneの音声応答アシスタントSiriを活用し、テキスト入力せずに音声で送金決済ができるようにした。その際のフレーズはこうだ。

 

“Tell Venmo” + {send or charge} +  {the full name of the person you are paying} + {the amount of the payment} + {what you are paying for}

 

Siriはこのフレーズを聞き取り、テキストに変換。利用者が確認すれば、Venmoに送信される。

 

Venmoは文法上の誤りと相手がVenmoに登録されているかを確認し、支払いや課金を実行。利用者とSiriに確定メッセージを送る。

 

支払いにはpayではなくsendを使う。なぜか。Siriがpayを正しく判別せず、heyとテキスト変換することが多いからである。

Vennssssss

2016年9月22日 (木)

アリババが1億ドルで買ったアイスキャン

アリババグループの決済会社アントフィナンシャルが1億ドルで買収したのは、アイベリファイ(EyeVerify)という会社だ。創立2012年のベンチャーで、これまで調達した資金は1,040万ドル。

 

これをアントフィナンシャルが約100億円で買収した。生体認証には指紋や声紋、静脈などがあるが、アイベリファイは社名の通り眼球を生体認証に使う。

 

眼といえば虹彩認証を想起する人が多いが、白目の後ろにある血管を本人固有のIDとしている。指紋認証と同等の精度で、認証時間は99.8%に短縮される。

アイベリファイはアントフィナンシャルの傘下にはいることにより、4.5億人強にアクセスできる。

Eyeverify1

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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