2018年9月23日 (日)

英国パブで現金お断り

日本では、放置された古民家を喫茶店や民泊に改装してインバウンド客や地元の若年層を惹きつけているところがある。

 

英国でも、これとよく似た動きがある。英国人の憩いの場はパブだ。ここ9年間放置されたパブを改装し、先進的なパブに模様替えして話題になっているところがある。

 

ロンドンの北東にあるフレストンのBootがそれ。1530年代のパブを改装した。それだけでは話題にならない。

 

そこで経営者が考えたのが、完全キャッシュレス。英国初のキャッシュレスパブという先進性を打ち出した。マンチェスターにはキャッシュレスのデリがあるが、伝統的なパブはBootが初だという。

いま、日本でも完全キャッシュレスを打ち出せば、宣伝効果は高い。

Cashssss

2018年9月22日 (土)

チェイスがプレミアム口座

カード取扱高と残高で王座を堅持しているチェイスが、プレミアムカードのサファイアを冠した銀行口座を開発した。名づけてサファイアバンキング(Sapphire Banking)。

 

サファイアカード利用者はカードロイヤルティが高い。そこに目をつけたチェイスは、銀行口座(Checking Account)にもサファイアというブランドをつけ、プレミアム口座として銀行サービス利用の促進をはかった。

 

口座維持には最低75,000ドルが必要。世界中のATM利用を無料にする。チェイスのATMでない場合、手数料を取られることがあるがそれは返金するという徹底ぶり。

 

2018年10月から、サファイアカード保有者がサファイアバンキング口座を開設し、75,000ドル以上の貯蓄もしくは投資をした場合、60,000ポイントを付与する。

Spsss

2018年9月21日 (金)

シンガポール政府が統一QR決済推進

シンガポール政府は統一QRコード(SGQR)をスタートした。複数のQR決済をSGQRにまとめる。

 

これにより、利用者とマーチャントの両方が、モバイルQRコード決済を簡単にできるようになる。

 

SGQRはシンガポール金融庁とIMDAが主導するタスクフォース。27件のモバイル決済が採用する予定だ。

 

その中にはPayNow、NETS、GrabPay、Liquid Pay、Singtel DASHが含まれている。今後6カ月以内に導入する。

 

すでにQR決済を受け付けているマーチャントは、6カ月以内にSGQRへ置き換えなければならない。政府主導の統一QRコード決済で、モバイルQRコード決済は加速する。

Sgsss

2018年9月20日 (木)

VとMCが7,000億円の賠償金

米国小売業界と国際ブランドの長年にわたる戦いは、小売業界の勝ちで決着した。VisaとMastercardは米国小売りに対し、62億ドル(約7,000億円)を支払うことで合意したのである。

 

VisaやMastercardのカード手数料は独禁法に抵触するとして、米国小売1,200万社が提訴していた。その額72.5億ドル。しかし、約8,000社が取り下げたため、最終的に62億ドルになった。

 

国際ブランドはすでに53億ドルを支払っており、残り9億ドルを支払うことになる。

 

これで戦いが終わったわけではない。国際ブランドに対する圧力はさらに強まりそうだ。米国小売業がカード手数料として支払っている額は900億ドルを超える。

 

Vmss

2018年9月19日 (水)

英国SMEの味方が時価総額23億ドル

英国でスモールビジネス対象の融資を主力にしているチャレンジャーバンク、オークノース(OakNorth)が1億ドルを調達した。これで時価総額は23億ドルとなった。

 

オークノースは2015年3月の設立で、本社はロンドン。今回を含め、これまで6回のラウンドで6億ドル強を調達している。

 

今回調達した資金は、融資ビジネスの拡大と独自のAI技術(Acorn Machines)の販売強化に使う。

 

オークノースは2017年に1,060万ドルの利益を計上したが、これが今回の調達を呼び込んだ。2016年は310万ドルの赤字だった。やはり、黒字転換したというのは大きい。

 

スモールビジネスへの融資残高は、創業からわずか3年で22億ポンド(3,150億円)になった。

 

Oaksss

2018年9月18日 (火)

英国で支払要求サービス

英国で支払要求サービス(Request to Pay)というユニークなサービスが2019年の春にはじまる。提供するのはNPSO(New Payment System Operator)という英国の決済機関である。

 

メッセージングをベースにしたサービスで、請求者と支払者がメッセージングを通じて支払金額や期限、支払方法を決めるというのが新しい。対象は個人からスモールビジネス、大企業、NPOまで幅広い。

 

支払要求を受けた顧客は、全額を支払うか、一部を支払うか、あるいはもっと支払いの期間を伸ばしてくれとか、メッセージを通じて請求者と交渉することができる。

 

支払い方法や支払期日も選べる。支払要求を受けたら自動的に支払うことも可能だ。

Requestsss

2018年9月17日 (月)

英国HSBCがモバイル銀行開設か

銀行よ働け!と英国公正取引委員会が主導してスタートしたオープンバンキング。既存大手銀行はチャレンジャーバンクに押され気味である。

 

リボリュート(Revolut)は200万人の顧客を獲得。N26は100万人。モンゾ(Monzo)は86万人で、毎週18,000人を獲得中。マネーズ(Monese)が50万人、タンデム(Tandem)は25万人、スターリング(Starling)は20万人の顧客を獲得している。

 

これらのチャレンジャーバンクは、モバイルがメインチャネル。英国のミレニアルズと呼ばれる若年層は、モバイルチャネルのない銀行は使わない。

 

既存大手銀行のひとつ、HSBCはこれらのチャレンジャーに対し、モバイル専用銀行を開設し、対抗しようとしている。現在100名を超える人材を募集中だ。

 

プロジェクト名は氷山(Iceberg)。温暖化で溶けてなくならなければいいが・・・。

Hsbcss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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