2016年12月10日 (土)

Chase Pay事前オーダー開始

12月8日からChase Payがファストフードで使えるようになった。ボストンに本拠を置くレベルアップ(LevelUp)と提携し、実現した。

 

Chase Pay利用者はモバイルで事前に注文すれば、レジに並ぶ必要なくその商品を受取れる。支払いは注文時でも、店頭受取時でもいい。店頭受取の際には、QRコードをスキャンしてもらう。

 

Chase Payを利用すれば特典をもらえるという付加価値がつく。現在はボストンのファストフードに限定されているが、全米数千カ所に拡大する予定だ。

 

Chase Payを使って注文した履歴は保存され、再注文の際にはシングルタップで済む。Chase Payが利用できるファストフードはモバイルアプリで表示してくれる。

 

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2016年12月 9日 (金)

Apple Pay最新日米利用状況

Apple Payが米国でスタートしたのが2014年10月。それから2年。日本にもやっと上陸したが、米国での状況はどうか。

 

米国でのApple Pay利用場所は2016年末時点で約400万件。米国小売店の35%で利用できるようになった。

 

スタート時に利用できる場所は十数万件だったから、この2年の成果は大きい。全米リアルでのカード受付マーチャント数は約1,000万件といわれている。そのうちの主要マーチャントを獲得したようだ。

 

日本のApple Pay利用者は、12月初旬で100万人を超えているという。スタートからSuicaと手を組んだのは偉かった。交通機関でApple Payを利用する人はリピーターになる。

 

アップルは2017年、日本の小売りカバレッジを35%にまでもっていく計画だ。現在ギャップなどと交渉中とか。

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2016年12月 8日 (木)

スクエアがVカードでApple Pay

スクエアがバーチャルカードをリリースしたのが2016年9月。そして12月6日、そのバーチャルカードをApple Payで利用できるようにした。

 

スクエアはSquare Cashという送金サービスを提供している。ペイパルのVenmoに対抗するサービスだ。このサービスを実現するため、スクエアはプリペイド口座システムを構築。口座間の資金振替で簡単に送金できるようにした。

 

スクエア口座に受取った資金はどうするか。当初は自分の銀行口座へ払い出すか、その資金をまた違う相手に送金するしかなかった。そこで考えたのがバーチャルカード。オンラインでのショッピングに口座資金を使えるようにした。

 

そして今回、インストアでも利用できるようApple Pay対応したというわけだ。Square Cash利用者は、Apple Payが利用できる店舗ならモバイルNFC非接触決済で、簡単にショッピングできる。

 

プラスチックカードを発行せずとも、バーチャルカードでApple Pay利用ができるようになったのだ。カード会社はこれによって、カード発行コストを大幅に下げることができる。

Squaresssss

2016年12月 7日 (水)

米オートローン延滞率に警鐘

米国のオートローンで延滞が上昇している。特にサブプライムの借り手が毎月の返済に苦しんでいる。

 

ニューヨークFEDによると、2016年第3四半期の90日以上の延滞率が3.6%になった。2015年第1四半期は3.0%だったから、20%増えたことになる。最悪だったのはリーマンショック後の2010年第4四半期で、90日以上の延滞は5.3%だった。

 

ニューヨークFEDの懸念は、オートローンだけではなく、サブプライムローンの延滞率も増えていること。失業率が減っているにもかかわらず、これらの延滞が増えているということは、過剰融資がまかり通っていることに他ならない。

サブプライム向けオートローンは証券化され、投資家に販売されている。そのポートフォリオが悪化しているのだ。サブプライムを食い物にする金融ギャングたちにやがて鉄槌が振り下ろされることだろう。

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2016年12月 6日 (火)

Amazon Goというショッピング新体験

アマゾンが無人店舗の実証実験をシアトルで開始する。広さは1,800スクエアフィート。当初は従業員を対象に運営する。4年前から構想を練り、特許も出願していたが、もうすぐ実現しそうだ。

 

利用者は入店時にアプリを起動し、QRコードをかざしてゲートを通る。ゲートは電車の自動改札のようなもの。

 

店内では商品を選び、そのままゲートを出るだけ。センサーが何を買ったかを判断し、ゲートを出ればAmazon口座に課金され、電子レシートが送付される。

 

レジに並ぶ必要がなく、チェックアウトする必要もない。ゲートから入って、商品をピックアップし、ゲートから出ればショッピングが完了する。未知なるショッピング体験だ。

 

だから、サービス名称はAmazon Go。アマゾンが開発中の人工知能や機械学習を活用している。

Amazonssssss

2016年12月 5日 (月)

アマゾンが金融機関にAWS拡販

金融機関のクラウド利用が拡大しているのを受け、アマゾンはクラウドサービスAWSの導入パートナーを指名した。アクセンチュア、ナイスシステムズ、そしてムーブンなどである。

 

これらのITベンダーは、金融機関がAWSを利用する際、専門的なアドバイスと導入を支援する。バンキングや決済、投資、保険などの領域ではそれぞれ専門性が問われる。それをサポートするのが導入パートナーである。

 

導入パートナーはマーケティング資料や会社概要にAWSのロゴをつけ、AWSの利用実績を紹介したり、監査を実施したりする。パートナーはリスクマネジメント、コアシステム、データマネジメント、コンサルティングのエリアに分けられている。

 

前述のITベンダー以外に、リスクマネジメントのファイコ(Fico)や非接触技術のキャリプソ(Calypso)、クラウドバンキングのマンブ(Mambu)、データマネジメントのIHS Markit、コンサルティングのCapgemini、Infosysなどもパートナーに指名された。AWSを利用している金融機関はBBVA、DBS、DTCCなど。

Amazonsssss

2016年12月 4日 (日)

アップル豪州銀行に勝利

iPhoneでは独自ウォレットでNFC非接触決済を実現できない。アップルはiPhoneのNFC領域を開放すべきだ。

 

として、オーストラリアの銀行が豪州公正取引委員会にアップルを提訴していた。が、結果はアップルの勝ちとなった。

 

提訴していたのはコモンウェルス、ウェストパック、ベンディゴ&アデレード銀行、そしてオーストラリア国立銀行。これらの銀行が共同でアップルを相手に戦っていた。

 

これに対し豪州公正取引委員会は、団体交渉は銀行間の競争力を削ぐものだとして、銀行団の言い分を却下した。

 

アップルはこの判決を受け次のようなコメントを発表した。オーストラリア人にとって偉大な決定だ。これからも継続してオーストラリアや世界中の銀行と個別に協業し、Apple Payを消費者に提供していくと。

 

オーストラリアの連合に参加しなかったのはANZ銀行。2016年4月にApple Payへ参加した。その結果、新規顧客が急増しているという。iPhoneのNFC開放は遠のいた。

Applepaywin

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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