2018年4月24日 (火)

ゴールドマンがPFM買収

ゴールドマンサックスの融資部隊マーカス(Marcus)は、フィンテックスタートアップのクラリティマネー(Clarity Money)を買収した。

 

クラリティマネーは個人向けの金融管理サービス会社。マーカスはこの買収でクラリティマネー顧客100万人を手に入れる。

 

融資サービスと金融管理は相性がいい。信用度を高めるためには、金融管理が重要だ。マーカスは個人金融サービスから融資へ誘導する。

 

クラリティマネーは2016年4月の創業で本社はニューヨーク。これまで2回のラウンドで1,450万ドルを調達している。

Classss

2018年4月23日 (月)

Amexがポイントカード廃止

AmexはポイントカードのPlenti(プレンティ)を廃止することになった。クレジットカードと連動しないポイントカードで、新規顧客獲得のためのカードだった。

 

Plentiカードの終了は7月10日。ポイントも同日をもって失効する。3カ月後に失効するというのは、日本では考えにくい。ドラスティックに切って捨てるというのはアメリカ流だ。

 

提携マーチャントにはRiteAidやExxonMobil、Macy’sなどの有名どころがいたが、2017年にはMacy’sやChili’sなど数社のキーメンバーが抜けた。

 

Plentiは2015年に華々しくスタートしたものの、当初の目的を達成できず、コストだおれになっていた。

Plentistop

2018年4月22日 (日)

ズオラIPO株価1.4倍

サブスクリプション決済のズオラ(Zuora)が、4月12日(木)にニューヨーク株式市場に株式を公開した。サブスクリプション課金は有望な収益モデル。この市場に早くから目をつけていた。

 

売出価格は14ドルだったが、終値は20ドルをつけ、1.42倍となった。それだけ成長が期待されている。

 

ズオラはB2Bモデル。顧客数は現在950社。Fortune100社のうち15社が顧客になっている。

 

2018年度の収益は1.679億ドル。2017年は1.13億ドル、2016年は0.922億ドルだった。ここ数年の伸びは飛躍的だ。

Zuoraipo

2018年4月21日 (土)

ピークを過ぎた仮想通貨

2017年12月に2万ドルをつけたビットコインが冴えない。英国のバークレイズ銀行は、仮想通貨ブームはピークを過ぎたとレポートした。

 

バークレイズが使った予測モデルは、仮想通貨投資家の人数をベースに、感染症の広がりをあてはめたもの。

 

仮想通貨熱に感染している人、感染してはいないが脆弱な人、仮想通貨熱に免疫をもっている人を比較するユニークなモデルだ。

 

仮想通貨の価格はニュースやソーシャルメディア、口コミの影響で上昇する。しかし、多くの人が仮想通貨の保有者になれば、買い手が減り、売り手が増加する。

 

そうなれば、価格は下がりはじめ、指数関数的に価格が下落、投機的な売り圧力が誘発される。これは免疫学と類似性がある。

 

バークレイズはこのモデルを使って仮想通貨の予測。投機的な仮想通貨バブルはピークを迎えたという結論となった。

Peakoutcrypto

2018年4月20日 (金)

投資フィンテックが銀行サービス開始

投資フィンテックのスターシュ(Stash)が、銀行と提携しモバイルバンキングサービスを開始する。提携したのはプリペイドカードのグリーンドットとその傘下のグリーンドットバンク。

 

スターシュの魅力は最低5ドルから投資できること。節約投資顧客は200万人、教育サービスの利用者は500万人を超えている。毎週4万人の新規顧客を獲得というからすごい。

 

グリーンドットとの提携で、スターシュは銀行口座の開設や、デビットカードを発行する。スターシュはグリーンドットバンクの代理という位置づけとなる。

 

利用者はオーバードラフト手数料を取られない銀行口座を簡単に開設し、全米規模の無料ATMの利用できる。

 

スターシュは決済、預金、投資という総合的なサービスをモバイルというツールで実現しようと考えた。顧客はひとつの口座でパーソナルな金融サービスを受けたいと思っている。

Stassss

2018年4月19日 (木)

フランスInsureTech2,300万ユーロ調達

フランスのInsureTechが、シリーズAラウンドで2,300万ユーロを調達した。その名はアラン(alan)、いかにもフランスっぽい社名である。

 

アランは2015年の創業で、本拠はパリ。今回の投資をリードしたのはIndex Venturesで、Portag3やPartech、Open CNPも参加した。

 

アランは健康保険会社のライセンスを約2年前に取得。フランスでは1986年以来のライセンス取得となった。

 

アランの収益はもう少しでブレークイーブン、黒字転換が間近だ。今回調達した資金は、顧客獲得や従業員拡充、システム開発などに使う計画だ。

Alan1804

2018年4月18日 (水)

米国ACH右肩上がり

米国電子決済協会が運営するACHネットワーク利用が順調に伸びている。2017年のトランザクション件数は215億件で、前年対比5.7%伸びた。

 

これは米国人口の66倍にあたる。トランザクション件数は3年連続で増加している。

 

トランザクション金額は46.8兆ドルで、前年対比6.9%アップ。米国GDPの2倍を超えた。

 

トランザクションはふたつに分類される。ひとつは口座引落、もうひとつは銀行送金である。件数ベースでは口座引落が125億件で58%を占め、銀行送金が90億件で42%だった。

 

金額ベースでは逆転し、銀行送金が30.2兆ドルで65%を占め、口座引落が16.6兆ドルで35%だった。

Ach1804

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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