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2009年8月

2009年8月31日 (月)

米シニアがピンチ

リセッションは弱者にとって厳しさを増している。中流以下の米シニアはクレジットカード負債に頭が痛い。

中流以下で65歳以上のクレジットカード負債額は平均10,235ドル(約100万円)もあることがDEMOSの調査でわかった。これは2005年比26%増。

米シニアは、予期せぬ医療費や子や孫などの支援などの手段としてクレジットカードを使っている。年金収入だけではやっていけないからだ。

特に医療費の比率が高い。米シニアのカード負債の平均4,000ドルが、処方医薬や歯科、在宅医療などの医療費に使われている。

シニア予備軍の50歳から64歳でのクレジットカードにおける医療費負債も2,000ドルになっている。

このリセッションにあって、中流以下のシニアはもっとも弱い立場に立たされている。救済策はないものだろうか。

2009年8月30日 (日)

B2Bギフトカード

米国では、企業の従業員に対するインセンティブや、顧客へのリウォーズとしてギフトカードが急伸している。

ギフトカードサービスを提供するインコム(inComm)は、B2Bギフトカードの新しいプラットフォームをSmart GiftCard Solutions(スマートギフトカードソリューションズ)をスタートした。

Visaやマスターカードがついた汎用型ギフトカードや、独自のハウスギフトカードのなかから最適のギフトカードを選べる。

特にインコムのVisaギフトカード「バニラVisa」は従業員や顧客のロイヤルティを高めると好評。10ドルから750ドルをチャージすることができる。

このプラットフォームはWebから企業用のギフトカードをまとめて注文できるのが特徴。個別配送も可能だ。

企業のギフトカードに対する認知度があがり、ギフトカードの採用が増えている。

Smartgiftlogo

2009年8月29日 (土)

女性のほうが悲観的

景気は回復基調なのか、それとも不況は長引くのか。米国のオンラインバイヤーたちの意識調査7月度が発表された。実施したのは米調査会社のパフォーッミクス(Perfotmics)。

それによると男女で景気に対する見方が大きく違うことがわかった。

女性は1年前とくらべ悪化していると回答したのが53%。対して男性はわずか38%が悪化していると回答した。4月の調査では、男女とも51%が悪化していると答えている。

女性のほうが悲観的だ。女性の失業率は男性より2%低いにもかかわらず。なぜか。

女性は世帯支出の80%以上について関与しているから。生活の厳しさを肌身で実感しているようだ。

リセッションによって、世帯収入は減り、ボーナスは支給されず、解雇というケースもある。これらが家計のやりくりにネガティブに影響している。

女性の73%は、リセッションが貯蓄と消費についての考え方を根本から変えたと回答。男性は57%だった。

景気回復を望むなら、女性の意識を変える必要がある。女性が将来に明るいビジョンをもてるような政策が大切だ。

2009年8月28日 (金)

デビットカード特典競争

リセッションによって、米消費者はクレジットカードからデビットカード利用へシフトしている。

にわかに注目を集めはじめたのがデビットカードのリウォーズプログラム。リウォーズはカード利用金額をあげる効果がある。

調査会社のタワーグループによると、リウォーズつきのクレジットカードの年間利用金額は6,800ドル。リウォーズなしのカードは5,700ドル。リウォーズをつけた方が19%利用金額がアップする。

デビットカードのリウォーズはクレジットカードのように大盤振る舞いできない。というのも、クレジットカードは顧客からもらう金利収入と加盟店手数料収入があるが、デビットカードの収益は加盟店手数料収入しかない。

たとえば、米国では100ドル分のリウォーズを獲得しようと思えば平均17,000ドル使う必要がある。デビットカードだと33,000ドル使わなければ100ドルもらえない。

しかし、そこは知恵くらべ。加盟店と提携したり、他の金融商品との連携でデビットカードのメリットを強化している。カード各社はデビットカードの利用率を高めるためにしのぎを削っている。

2009年8月27日 (木)

機内コンタクトレス決済

米国では航空機や列車、旅客船などでの決済手段が進化している。端末メーカーのゲストロジックス(GuestLogix)は非接触決済ができる無線端末を発表した。

カードブランドも非接触には力を入れている。Visaのペイウェア(payWare)、マスのペイパス(PayPass)、アメックスのエクスプレスウェイ(ExpressWay)、ディスカバーカードのジップ(Zip)と、すべてのブランドが非接触アプリを推進している。

これらに加え、NFC(Near Field Communications)にも対応するプログラムを携帯電話に搭載した。

機内販売は短時間の勝負。決済時間をいかに短縮するかで、売上げアップが決まる。

ゲストロジックスによると、非接触端末に切換えれば、従来の平均処理時間の73%を削減できることがわかった。つまり272%も機内売上をあげる可能性がある。

非接触によるスピード決済は、パッセンジャーサービスだけでなく、利用者にとってもストレスをかけずに済む。
Onboardpos

2009年8月26日 (水)

リウォーズよGet Back!

ビートルズの超有名なナンバー「Get Back」にあやかったのかどうなのか。米ディスカバーカードが新たなTVスポットを流しはじめた。

キャッシュバックボーナスで、暗い景気を吹っ飛ばし、カード会員を明るく勇気づけようという内容。

毎日のカード利用がキャッシュバックにつながり、カード会員を幸せにする。ディスカバーカードはキャッシュバックのリーダー、というイメージを醸成する。

TVスポットは8月24日からオンエアー。15秒編と、30秒編がある。

カード利用で貯めたリウォーズよ!Get Back!帰っておいで!

キャッシュバックとゲットバックと韻をかけている。これは覚えやすい。ディスカバーカードはキャッシュバックカードという認知率は高まるだろうね。

Getbackcm1

Getbackcm2

2009年8月25日 (火)

シティカード年会費

シティグループは既存クレジットカード会員の一部から年会費徴収をはじめた。既存会員から徴収するのはきわめて稀。

この5月米クレジットカード法が制定されて以降、年会費徴収の流れは予測されていた。規制強化でカード会社のコストが急増し、収益が一気に悪化したためである。

新たに年会費徴収を徴収するのは、カード利用をしない会員が対象。シティはその条件を明らかにしていないが、年間利用が2,400ドル以下の会員に照準を合わせているらしい。

年会費は30ドルから90ドルと、けっこう高い。ただし、シティによると、年会費徴収の通知を受ける顧客はそれほど多くないという。

かつてカード会社は年会費を徴収していたが、競争激化で1990年代にほぼ無料になった。がここにきて、年会費徴収のトレンドになりそうだ。

2009年8月24日 (月)

デビットは拡大する

景気低迷で米消費者の多くがクレジットカードの利用を控え、デビットカードへ切換えている。消費者はクレジットカードの負債を減らし、堅実な暮らしを望んでいる。

この傾向は景気が回復した後も続く、と調査会社のタワーグループは予測している。タワーグループはマスターカードの調査ユニット。

いまから15年前、デビットカード取扱高は現金以外の取引でのシェアはわずか1%だった。それが現在では現金以外の取引の半分以上を占めるまでになった。

タワーグループは、2015年までデビットカードの取扱高も取扱件数も伸びると予測する。

その理由として、デビットカードは日常使いのカードとして定着し、サイフの中のトップカードになっていること。デビットカードの利用範囲は広く、給与支払いカードや旅行カードなどとして取扱高が拡大するとみている。

クレジットカード会社は規制強化と景気低迷で収益が大幅に落込んでいる。デビットカードの推進は、ビジネスモデル再構築の鍵となるはずだ。

2009年8月23日 (日)

ブルー鴨川

8月も後1週間を残すのみとなった。鴨川をジョギングしていても、日差しが穏やかになってきている。

風景も、カッというコントラストがなくなり、秋のノスタルジーに変化してきている。

うちでは100匹の鈴虫が、リン、リーンと競い合って鳴いている。

そういえば子供の頃、夏休みの最後の週はなんとなくブルーだったなあ。
Bluekamogawa


2009年8月22日 (土)

地蔵盆09

今日と明日、京都の町内は地蔵盆の提灯で華やぐ。

各町内に独特の提灯がつるされ、子供たちの健康を願う。

少子化によって、地蔵盆を廃止、または形式だけおこなっている町内もあるという。

お地蔵さんも子供が少なくなってこころなしか寂しそうだ。
Jizo1


Jizo09082

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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