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2009年11月

2009年11月30日 (月)

携帯でペイパス

カナダでは、スマートフォンの1種、ブラックベリーで非接触決済のトライアルがはじまった。

カナダのBMO Bank of Montrealとマスターカード、そしてResearch In Motionの3社のプロジェクト。

ブラックベリーにマスターカードのペイパスを搭載し、非接触の決済が可能にした。カナダでこのペイパスを利用できるのは8,500加盟店。

この携帯決済を利用すると、ブラックベリーに確認Emailが届く仕組みになっている。確認メールには利用金額、加盟店名、利用日が記載されている。

Blackberrypaypass


2009年11月29日 (日)

救世軍でカード献金

カードで環境保護団体へ献金。カードで学校教育基金に献金。カードで政治家へ個人献金…。いま、カードでの献金が浸透している。

年末恒例の救世軍の慈善鍋も、クレジットカード受付をはじめた。現金の持ち合わせがないから、ということわりをしづらくなる。

昨年小規模にテストを実施した結果、今年は全米200カ所で展開することになった。ニューヨーク、シカゴ、ダラス、フェニックスなどの慈善鍋にはカード端末が常備されている。もちろん無線端末だ。

カード献金によって、1件あたりの単価が高くなった。いままではポケットの小銭で少額だったが、カードによって、10ドル、15ドル、20ドルというように、端数のない高額になっている。

2009年11月28日 (土)

晩秋の綾錦

11月最後の土曜日。京都は錦のごとく色づいた。東山も、北山も、そして西山も。さらに街中の木々も。

京都の秋を堪能しようと、もみじの名所はヒトひと人。ライトアップなどで、観光客は年々増えているのではないだろうか。紅葉よりも人の背中を見ながら歩くよう。

今年最後の紅葉狩りに、左京区の永観堂はへ行った。みごとに綾なす紅葉絵図。深紅や黄色のもみじ葉に日が差すと、そこは別世界。

しばし、俗世間から離れて精神を浄化した。

Eikando1

2009年11月27日 (金)

後払いショッピングで大型特典

オンライン後払いの米ビルミーレイターはクリスマスシーズンに向けて、究極の特典をスタートした。

割引率、割引額、無料ギフト、送料無料、送料割引、セール、後払特典の7つのタイプを用意。

たとえば割引額、HPのWebサイトで100ドル以上購入すれば20ドルの割引、フラグランスネットで50ドル買えば25ドルの割引が受けられる。

ウォルマートWebサイトで250ドル以上購入すると90日間支払猶予、750ドル以上になると6カ月間支払いが猶予される。

ビルミーレイターの顧客なら、割引特典が適用される。期間は今年の12月31日まで。

Bmlhp1


2009年11月26日 (木)

09ギフトカード売上予測

景気悪化によって今年のホリデーシーズンの小売は厳しい状況が予測される。ギフトカード市場も同様だ。

調査会社タワーグループによると、ハウスギフトカードの売上高は910億ドルから870億ドルへ、約7%のマイナスを予測した。これは売上高で2年連続のマイナスになる。

特に落込みが大きいのが、レストラン、小売、その他のカテゴリー。これらのカテゴリーではもっと有効に使いたいという消費者ニーズが高い。

たとえばレストランでは、高級レストランよりファーストフードの方が好まれている。小売では高級専門店よりディスカウントストアが強い。

2007年のギフトカード価値消失額は総売上高の10%だったが、2008年は6%に改善された。が、消失額は50億ドルにもなる。

いっぽう、国際ブランドがついた汎用型ギフトカードは逆に3%増加を予測する。汎用カードは国際ブランドという信頼性に加え、いろいろな場所で使えるというメリットがあるからだ。

2009年11月25日 (水)

今年のサイバーホリデー

米クリスマスシーズン恒例のオンラインショッピング実況中継がはじまった。提供するのはチェイスの子会社、チェイスペイメンテック(Chase Paymentech)。名づけて「サイバーホリデー・パルスインデックス」。

米小売Webサイトのトップ50社のリアルデータをもとに、売上高、取扱件数、そして1件あたりの単価を毎日グラフでレポートする。

チェイスペイメンテックは、カードのプロセッシングサービスを提供しているため、実データを取得できる。

先週火曜日から今週の月曜日までの売上高は、2008年を超えている。しかし1件あたりの単価は昨年の方が高い。つまり取扱件数が大きく伸びているのだ。

パルスインデックスをみると、米消費者のオンラインショッピング状況が手に取るようにわかる。

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2009年11月24日 (火)

携帯のキラーコンテンツ予測

ケータイは通話というベーシック機能から情報アクセス機能や位置情報機能など多様な機能を備えた個人ツールへと進化している。

米ガートナーは将来どんなケータイアプリケーションが今後伸びるかを予測した。

一番伸びるのはケータイ送金。米国ではショートメッセージを使った送金が主力。銀行送金よりも低コストで、しかも速く、便利に送金できるとみている。送金サービスは利用者の強い支持を受けている。ほとんどのサービスが、初年度に数百万人ユーザーを獲得しているのだ。

位置情報サービスが第2位。その理由はだれもが自分がどこにいるかを知りたいと思っているから。2009年に位置情報サービスを利用した人は9,600万人。2012年にはこれが5億2,600万人以上になると予測している。

ケータイ決済も有望なアプリケーション。キャリア、銀行、加盟店、端末メーカーなど、だれもがこの分野で一儲けしようと思っている。

2009年11月23日 (月)

住宅保険カード登場

米国ではプリペイドカードが急成長しているが、その活用領域も徐々に拡大してきている。

プリペイドカードを積極推進するバンコープバンク(Bancorp Bank)は、住宅保険カードを発行すると発表した。

「インシュアカード(InsurCard)」との協業で、フランクリン相互保険と提携した。ブランドはVisaで、何回でもチャージして使えるリローダブル型だ。

フランクリンとの提携カードは住宅保険契約者が対象。住宅保険契約者は、保険適用された給付金にすばやくアクセスできるようになる。

つまり、プリペイドカードに給付をチャージするため、顧客は銀行口座への振込より速く簡単に給付金を利用できるというわけ。

世界中のVisaが使えるショップで利用でき、ATMで現金を引出すこともできる。利用明細や残高は24時間毎日Webで照会できる。

バンコープバンクは、プリペイドカードは保険会社の給付をスピーディに進められ、コストを大幅に削減することができると見込んでいる。コスト削減効果は85%以上だとも。

Insurcard

2009年11月22日 (日)

リウォーズ拡充

米カード業界ではリウォーズプログラムの拡充が進んでいる。チェイスはスモールビジネス対象にリウォーズを拡充した2種類のインクカードを発表した。

今回リウォーズを刷新したのはウェルズファーゴ。顧客ロイヤルティを高めるためにリウォーズは欠かせない存在と位置づけている。

ウェルズファーゴは拡充にあたり、リウォーズ専門サイトを立ちあげた。対象は個人とビジネス顧客。

個人向けには、2種類を用意。ウェルズファーゴ・リウォーズはクレジットカードとデビットカード向けのプログラム。エクスクルーシブ・リウォーズはデビットカード専用のプログラムである。

ビジネス顧客向けには、3種類用意。リウォーズ・フォア・ビジネスチェックカードはデビットカード向けプログラム。ビジネスカード・リウォーズはクレジットカード用プログラム。ウェルズファーゴ・ビジネスライン・リウォーズは極度型ローン向けのプログラムである。

リウォーズカタログは従来のアイテムの約5倍を掲載。ギフトカード、キャッシュリウォーズ、旅行、家電、チャリティ、玩具・ゲームなど10のジャンルを設定した。

ポイントがたくさん貯まるオンライン専用モール(Earn More Mall)も開設。参加するショップはアマゾン、アップル、シアーズ、ベストバイなど数百を超える。ショップによっては、1ドルのショッピングで最大11ポイントが貯まるところもある。

ウェルズファーゴはリウォーズの拡充でカード会員の利用促進を狙う。

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2009年11月21日 (土)

リボリューションMoney身売り

格安の加盟店手数料で次世代の決済スキームを狙ったリボリューションマネー。AOL(America OnLine)創設者が立ちあげたビジネスとして注目を集めていたが、ついに身売りすることになった。

買収するのはアメックス。買収価格はなんと3億ドル(約270億円)にもなる。2010年の第1四半期のクロージングまでの間、リボリューションマネーはアメックスの子会社として運営する。

アメックスはニューペイメント分野への参入を加速させるため起業成長機関を組成。アメックスの既存資産の活用と新たな手数料収入の拡大を狙っていた。その一環としての買収である。

既存決済スキームに固執していては時代に乗り遅れる。ニューペイメントでのリーダーシップをとるために、アメックスは即効性のあるリボリューションマネーの買収を決めた。

リボリューションマネーは小規模のベンチャーだが、個人間支払い分野やプリペイド分野、モバイルペイメントに強く、成長可能性は高いと判断した。

アメックスはデビットカード分野の商品をもたないため、大型投資でこの穴を埋めようという算段だ。

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【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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