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2012年5月

2012年5月31日 (木)

即時発行Mobileクレジット

U.S. Bankは、ショッピング中にクレジットカードを申込めば、チェックアウト時にすぐ使えるMobileクレジットを強化した。

いままではiPhoneに対応したアプリケーションだったが、Androidにも対応したサービスを提携カード先に提供する。

2011年10月、アウトドアのREIでスタートしたiPhone対応のサービスで、2012年4月にはエースハードウェアとの提携クレジットカードにも導入している。

それをAndroid版で利用者の拡大をはかり、提携クレジットカードの拡販を狙ったのである。

提携加盟店にとって、Mobileで申込んで即時審査の後、購買ですぐに使えるMobileクレジットは売上げ増加に寄与する。

U.S. BankのMobileクレジットのアプリケーションは当然無料。だれでも安全に申込め、審査が通ればバーチャルクレジットカードを即時に受取ることができる。

バーチャルカードにはカード番号やセキュリティコードのほか、カードにひもつく個人情報がサーバで管理されているため、即時購入が可能になるのである。

Unnamed


2012年5月30日 (水)

位置情報で税金を自動計算

米会計ソフト大手のIntuitが推進するスマートフォン利用のカード決済ソリューション「ゴーペイメント」に、新たな機能が加わった。

決済がおこなわれた場所をスマートフォンの位置情報で検知し、その場所に応じた税金を適応するというもの。米国では州ごとに消費税率が異なっているからである。

Mobileカードリーダ市場はPayPalの参入で一気に加熱。各社シェア争いにしのぎを削っている。ゴーペイメントは今回、わざわざ自分で税率を設定する必要がなく、自動設定してくれるところをアピールした。

移動販売しない加盟店でも、イベントへの参加は多い。会計ソフト大手らしい気配りである。
Intuitsolution


2012年5月29日 (火)

PayPalの多角的地上攻略法

オンライン決済の雄PayPalの地上攻略が着々と進んでいる。スマートフォンにカードリーダを装着してカード決済端末にするソリューションPayPalHereは、スモールビジネスを狙ったもの。

大手流通にはPOSレジの改修で、PayPalを受付けるソリューションを提供している。ホームデポではすでに5店舗で実証実験をすませ、全米2,000店での導入に発展している。

このほどあらたにアバクロ、アエロポスタル、アメリカンイーグル、JCペニー、トイザラスなど15社の大手流通と提携することになった。

中規模小売業もターゲットだ。中規模小売市場は米経済の3分の1を占めているという。これらのショップではPOSシステムを導入しているが、既存システムにPayPalのソリューションを統合する方策をとる。

さらにPOS端末で全米トップのベリフォンや第3位のエキノックスとも提携。決済端末にPayPal受付機能を搭載することになった。この提携によって、世界で4,000万台の決済端末にPayPalはアクセスできるようになる。

PayPalは2012年を地上攻略のテストと学びの期間と位置づけて、着実に前進している。

2012年5月28日 (月)

米SmallBizカード加盟店の市場規模

日本ではソフトバンクがPayPalとの合弁会社PayPalジャパンを立ちあげ、いままでカード加盟店になれなかったスモールビジネスを開拓すると発表しカード業界に激震が走った。

米国では、スマートフォンカードリーダの先駆者Squareや、会計ソフト最大手のインチュイット(Intuit)が推進するゴーペイメント(GoPayment)がスモールビジネスの加盟店化を推進している。

そのインチュイットは、米スモールビジネスの実態を調査した結果を発表した。それによると、米国のスモールビジネス2,700万件のうち、55%がカードをまだ受付けていないことがわかった。

つまり1,500万のスモールビジネス市場をカード加盟店にできる可能性がある。年間取扱高にすると約1,000億ドル(約8兆円)になる。
Intuitgopaycampaignsmal


2012年5月27日 (日)

オリンピックでモバイル決済急上昇か

ロンドンオリンピックの公式スポンサーVisaは、ロンドンオリンピックでモバイル決済が急伸すると予測した。

モバイル決済やNFC非接触決済はまだ開発ステージだが、世界各国で急速に普及している。

ロンドンはオリンピックに備え、非接触決済のインフラを整備してきた。交通機関、専門店、もちろんオリンピック会場で使えるように。

予測では、オリンピック開催時までに、14万件のNFC非接触決済端末が使えるようになる。

サムスンのギャラクシーSツーはオリンピックの公式スマートフォン。これにVisaのモバイルアプリケーションVisaWaveが搭載される。

Visaはオリンピック効果とモバイル決済などによって、前年対比15%増の取扱件数を見込んでいる。

2012年5月26日 (土)

カード利用でFacebook Credits

フェイスブックが上場し、よくも悪くもいろいろと話題になっているが、その収益の15%を担っているFacebook Creditsをリウォーズにするサービスが登場した。

Facebook CreditsはFacebook上のソーシャルゲームやデジタルコンテンツに使えるバーチャル通貨である。バーチャル通貨特典は、キャッシュバックより少し劣るが、ポイントより魅力的だ。

米プリンク(Plink.com)はクレジットカードやデビットカードをSyncして特定加盟店で使えば、Facebook Creditsがもらえるサービスを3カ月前(5月末時点)からはじめている。

参加加盟店は、ファストフードのタコベル、バーガーキング、ダンキンドーナツ、レッドロビン、コンビニのセブンイレブンなど。

導入の成果としては、月1回の来店が2回に増えた顧客数が65%もアップしている。カード利用という実績にもとづいての成果だけに説得力がある。
Plinkhp05sml


2012年5月25日 (金)

プリカでバーチャルリウォーズ

Amexはプリペイドを新しい柱の育てようと積極推進しているが、このたびソーシャルゲーム最大手のジンカ(Zynga)と提携し、プリペイドカードを発行することになった。

Amex電子サイフの呼称はサーブ(Serve)で、提携プリペイドカードの名称はジンガサーブカードである。電子サイフ内のプリペイドカードとして機能する。何回でもチャージできるリチャージ型だ。

それにともない、カード利用促進の特典としてジンガサーブリウォーズをスタートした。ジンガにしかできないユニークなサービスだ。

ジンガの代表的なソーシャルゲーム「ファームビル」で、サーブの金のなる木を育てるキャンペーンをはじめた。

2012年7月31日までの間に、ジンガサーブカードを申込み、資金をチャージし、オンラインか電話で利用できるようにして(アクティベーション)、カード利用すると総計360ファームキャッシュがもらえる。

Zingaservesml


2012年5月24日 (木)

PayPal眠るコインを活性化

米国のスーパーやモールに行くと、コインをギフトカードや紙幣に交換する自動両替機を見かける。コインスターが運営しているセルフサービスの両替機だ。

O2O戦略を加速するPayPalはコインスターと提携。貯金箱に眠っているコインを、ギフトカードや紙幣に両替するのではなく、PayPal口座に入金してもらうという作戦に出た。

両者による実証実験は、ダラス中心街で昨年からスタートした。結果は良好で、PayPalを使うためにコインスターの自動両替機を繰返し使う人は、テストに参加した人の40%にもなった。

現在ダラスでこのコインスターが使える店は、Albertson、Brookshire's、Super 1など。

米国の平均的世帯で小銭を貯めている額は、1世帯につき約90ドルになるという。これをPayPalが取込めれば、前受金とともに取扱高を拡大することができる。

Coinstarwithpaypal


2012年5月23日 (水)

銃にギフトカード

ロサンジェルス警察恒例の行事となった「ガン買戻しイベント」が、母の日に開催された。目的はロサンジェルスから銃による暴力を減少さること。今年で4回目になる。

銃と交換にギフトカードをわたす。ギフトカードの総額は20万ドル(約1,600万円)だった。ギフトカードをプレゼンというのはいいアイデアだ。

集まった火器は1,673件。791丁の拳銃、ライフル527丁、ショットガン302丁、その他が53だった。なかにはロケットランチャーもあった。

その多くがカモ狩りなどで使うものではなく、人を攻撃するものだった。集まった火器はロサンジェルス警察によって処分される。

現金ではなくギフトカードと交換なので、消費が促進される。ロサンジェルスだけでなく、全米各地で銃の買戻しイベントがおこなわれている。ギフトカードが暴力のない社会に貢献する。

2012年5月22日 (火)

スタバMobile決済10倍

モバイル決済プログラムのうち、米国でもっとも利用されているもののひとつがスターバックスのモバイル決済だ。

スターバックスによると、モバイル決済が売上げを押上げているという。2011年1月にスタートして以来、4,500万件の取扱件数を数えた。

現在、毎週の取扱件数平均は100万件だ。2011年3月と2012年3月を比較すると、10倍の利用件数になる。

スマートフォン決済は現金にくらべ、レジスピードが速い。これは顧客にとっても、スターバックスにとってもメリットだ。顧客は待ち時間が少なくなる。スターバックスはレジの生産性が高くなる。

スターバックスは今年のはじめに、モバイル決済プログラムをカナダと英国でもスタートしている。

Starbucksmobilesma


【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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