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2013年11月

2013年11月30日 (土)

グリーンドットがGEプリカ残高移行

ウォルマートのプリペイドカード「マネーカード(MoneyCard)」は、いままでGEキャピタルが発行し、グリーンドットがプログラムマネジャーとしてウォルマートに提供していた。

GEは金融部門のリストラを進めているが、その一環としてウォルマートのプリペイドカードをグリーンドットに売却することになった。しかし、その処理にはFEBの承認がいる。

GEの保有するプリペイドカードの前受金は2.76億ドル。その移行に対し、2013年11月22日FRBから承認がおりた。グリーンドットの子会社であるグリーンドットバンクに預かり金が移行される。

プリペイドカードのプログラムマネジャーから米国初のプリカ上場企業となり、銀行を買収。ユニークなモバイルバンキングサービスを立ち上げ、最大の取引チャネルであるウォルマートとの関係も強化した。グリーンドットは手堅く、前進しつづけている。

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2013年11月29日 (金)

米国ストアクレカの限度額11.6%UP

小売流通が発行するカードをストアカードと呼ぶ。クレジットカードやロイヤルティカード、あるいはデビットカードを発行しているところもある。

米国個人信用情報機関のエキファックスの調査で、ストアクレジットカードが大きく伸びていることがわかった。エキファックスの実データをもとにした調査なので正確だ。

2013年1月から8月までの期間で、ストアクレジットカードの限度額は、前年同期比11.6%アップして466億ドル(約4.7兆円)になった。

新規発行のカード枚数は8.8%増の2,460万枚。これは2008年以来の伸びだ。米国のストアクレジットカードの総発行枚数は1.83億枚になった。

米国小売は売上増をめざし、消費者のサイフとハートの両方を獲得しようとしている。ハートをつかむサービスとはパーソナルな提案サービス。データの活用で実現しようとしている。

2013年11月28日 (木)

ショップキックがiBeacon全米初

スマートフォン利用者が提携するショップに来店すると、キックスというポイントがもらえるサービスを提供しているショップキック。このサービスは超音波を使ったものだが、新たな試みはブルートゥースの活用だ。

ショップキックのビーコンは「ショップビーコン(ShopBeacon)」と命名。2013年11月20日、サンフランシスコとニューヨークにあるメイシーズ(Macy’s)百貨店でテストを開始した。実際の小売店でテストするのは、ショップキックが米国初である。

超音波とビーコンのちがいは、より正確にスマートフォンへ特典通知できるようになったこと。商品の横にビーコンを設置してあれば、その横を通ったときにすぐアプリが開いて、商品情報を教えてくれる。あるいは、ほしいものリストにいれた商品があるコーナーにくれば、正確にその場で通知してくれる。ビーコンのバテリーは5年間という長寿だ。

ビーコンはまだ揺籃期だが、それゆえにビジネスチャンスありとみたベンチャーや大企業が、ビーコン活用にチャレンジしている。

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2013年11月27日 (水)

地球を救う電子レシート

米国では紙のレシートから電子レシートへの移行が進んでいるが、日本を含め世界の大半は紙のレシートを使っている。カード払いでも現金払いでも、レシートは必要だ。

紙のレシートは自然破壊につながっている。米国だけで、小売店が使っている紙のレシートは、年間64万トンになる。そのために、960万本の木を伐採している。

1トンの紙を製造するために必要な石油は390ガロン。64万トンの製紙には焼く2.5億ガロンの石油が必要となる。

水はどれだけ使うのか。1トンの紙に19,000ガロン強の水がいる。ゴミの量も半端ではない。1トンの紙を作るのに2,278ポンドのゴミがでる。

もし紙のレシートがすべて電子レシートにかわったらどうだろう。地球環境はもっと美しいものになるにちがいない

2013年11月26日 (火)

ミャンマーのカード事情

2013年10月8日、ミャンマー初のプリペイドカードが発行された。発行会社はCBバンク。ブランドはMasterCardだ。

リローダブルで、名称は「EASi(イージー)」トラベルプリペイド。海外旅行だけで使えるトラベルカードである。

MasterCardの調査によると、ミャンマー人で海外旅行した人の約3分の2は、12カ月以内に旅行する意思があることがわかった。

ミャンマー国内では、決済ネットワークの整備が進んでいる。2013年11月20日時点で、MasterCardを受付けるマーチャント数は500カ所。ホテルやレストラン、ショップなど。ATMは350台である。

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2013年11月25日 (月)

Pingit大企業向けモバイル送金拡充

英国のバークレイズ銀行は、モバイル送金サービスを2012年2月にスタートした。サービス名称は、ピングイット(Pingit)。個人間送金が狙いだった。

2013年11月、バークレイズ銀行は、大企業が個人顧客に送金できるサービスを拡充した。保険や電気、ガス、水道、小売などの企業を対象に、携帯電話番号に送金できる。

大企業はバークレイズの既存ファイルゲートウェイを活用。個人のピングイット口座に直接送金する。携帯電話会社はどこでもいい。まだピングイット口座をもっていない人に送られてきた場合は、簡単な口座登録方法などをテキストメッセージで通知する。

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2013年11月24日 (日)

英国人の95%がロイヤルティカード保有

ロイヤルティプログラムは、本当にロイヤルティの高い顧客の育成になっているのだろうか。分析ソリューションのSASが英国消費者を調査した。

最低1枚のロイヤルティカードをもっている英国消費者の比率は、95%という高い数字になった。日常的にロイヤルティカードを使っている人は88%。ロイヤルティプログラムがないところには行かない、と答えた人は41%もいた。

ロイヤルティプログラムを提供している大手小売は、テスコ、ブーツ、マークス&スペンサー、そしてセインズベリーだ。これらの会社に対し、消費者は最も高い共感度をしめした。

共感度トップはテスコで、1,600万人の稼動客がいる。ロイヤルティカードの利用情報を活用し、パーソナルな特典を提供することによって、ロイヤルティを高めている。

2013年11月23日 (土)

マレーシアのオンライン決済事情

アジア諸国でオンラインショッピングが拡大している。マレーシアもそのひとつだ。デジタルマーケティングイヤーブックの調査によると、その決済はカードによるところが大きいことがわかった。

マレーシアのクレジットカード保有者のうち、オンラインショッピングにカードを利用している人は43%いる。スマートフォンショッピングでデビットカードを利用している人は2%になった。

オンラインでなにを購入しているのか。一番は旅行と航空券で、クレジットカード保有者の68%が利用している。ついで日常取引が56%、ファッションが42%、パソコンなどの機器が37%、グローサリーが19%だった。

わざわざ旅行代理店に行って旅行商品や航空券を買うよりも、オンラインのほうが価格の比較ができ、すぐに予約できる。時間と手間、そしてコストという利便性がカード利用につながっている。

2013年11月22日 (金)

GoogleWalletがプラスチックカード

本来はNFC非接触決済だったGoogleWallet。紆余曲折を経て、2013年11月21日、プラスチックカードを発行した。

このカードはGoogle口座と連動したカード。口座残高の範囲でショッピングやATMから現金引出しができるプリペイドカードである。

国際ブランドをつけないGoogle独自のハウスカードで、磁気ストライプのみ。ICやNFC非接触には対応していない。

ショッピングで利用できるのは、世界中のMasterCard加盟店。決済ネットワークは独自のものではなく、MasterCardと提携した。

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2013年11月21日 (木)

QVCモバイル63%アップ

テレビを使ったショッピングで有名なQVCは、オンラインショッピングではAmazonに次ぐ大手だが、モバイルコマースでも存在感をみせつけている。

2013年第3四半期のQVCモバイル売上は、前年同期比63%伸びて1.69億ドルになった。Web売上の31.6%にあたる。

Web売上は前年同期比11.7%アップで、5.35億ドルだった。Web売上は総売上の41.2%。総売上は13億ドルだった。

これらは米国内の数字。全世界でのQVC売上は19.5億ドルである。前年同期比ではわずか1.6%の伸び。海外での伸びが5.4%ダウンした。

世界のモバイル売上高は39.4%アップして6.37億ドルになった。コマースはモバイルに移行している。

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【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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