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2014年2月

2014年2月28日 (金)

さよなら独自デビット

アイルランドの独自デビットが、2014年2月末日をもって終了することになった。独自デビットとはVisaやMasterCardのついていないローカルなデビットカードのことをいう。

終了するのはレーザーカード(Laser Card)で、アイルランドでは1996年にスタートし、18年間利用されてきた。銀行口座と連動し、口座残高の範囲でショッピングできる。

アイルランド決済サービス機構(IPSO)によると、レーザーカードはすべて代替カードに切り替わっているという。トランザクション処理は2月28日の深夜で終了する。

国内の利用にかぎられ、インターネットでの利用ができないというのが中止に至った理由だ。汎用性のないカードは消えゆくのみか。

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2014年2月27日 (木)

Squareがテレビ広告

カード発行会社のテレビ広告はたくさんあるが、カード加盟店開拓会社のテレビ広告は少ない。スマートフォンやタブレットを使ったカードリーダで、スモールビジネスの加盟店開拓を推進するSquareが、新しいテレビ広告をスタートした。

15秒のスポット広告で、ホビーショップ、スタイリスト、デザイナー、サーフィンスクール、音楽教室、アウトドアガイドという個人事業主をフィーチャーしている。

スタート画面はそれぞれの職種を2色のカラーで表現。右にSquareカードリーダを配置し、カードでスワイプすると、デザイナーやスタイリストの働いているシーンに移る。

Squareは2012年にもテレビCMを打ったが、今回は6本のシリーズテレビCM。NBCスポーツやFOXビジネス、ブラボー、AMCなどで流している。

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2014年2月26日 (水)

Squareレッドでエイズ救済

なるほど、カードリーダの色をかえることで、サービスの差別化ができるのか。Squareはエイズ救済を推進するレッド(RED)と提携し、リーダ価格10ドルの97.25%を寄付することになった。

サービスロゴはSqua(red)。SquareとRedを組み合わせ、スクエアード(平方、二乗、四角)という語呂合わせをしている。スマートだ。

エイズ救済はマーチャントだけではなく、カード利用者も参加できる。このレッドリーダでスワイプされたトランザクションの電子レシートで寄付ができるようにした。

エイズ救済の(RED)には、Appleやスターバックス、コカコーラ、バンクオブアメリカなども参加している。

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2014年2月25日 (火)

タイでデビット拡大

反政府デモで混乱がつづくタイではあるが、決済分野では着実にキャッシュレスがすすんでいる。

2013年タイのデビットカード発行枚数は約5,700万枚。そのうち1,500万枚がATMカード、残り4,200万枚がデビットカードだ。

2013年の取扱高は両方あわせて980億バーツ(3,000億円強)となった。タイで最大のデビットカード発行者はカシコン銀行。取扱高の34%を占めている。

現在600万枚のデビットカードを発行しているが、2014年中に500万枚を増し、総計1,100万枚にする。新しいカードデザインには3種類のハローキティを投入。少なくとも50万枚はハローキティカードを発行するとしている。

デビットカード利用を増やすため、受付マーチャントも拡大する計画だ。

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2014年2月24日 (月)

オレンジがプリカでモバイル

通信キャリアのオレンジは、スペインでプリペイドカードを発行することになった。ブランドはMasterCard。繰り返し資金をロードできるリローダブル型だ。

ネーミングはオレンジキャッシュ(Orange Cash)で、スマートフォンと連携する。このカードは磁気ストライプやIC、さらに非接触決済にも対応している。

スマートフォンと連携するため、オレンジキャッシュの利用履歴やプリペイド残高照会が簡単にできる。非接触カードとして現在使えるのは世界63カ国の200万カ所。

オレンジはスマートフォンだけで決済を完結するには時期尚早とみたのだろう。米国のGoogleウォレット、T-Mobile、そして日本のauは、スマートフォンとプリペイドでモバイルウォレットサービスを拡大しようとしている。

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2014年2月23日 (日)

米国カード取扱高8%UP

2013年米国でのカード取扱高が4兆ドルを超えた。ATMのカード利用分はふくんでいない。これは2012年対比7.9%アップである。

発表したのはニルソンレポート。Visa、MasterCard、Amex、Discoverの消費者向けおよび企業向けのカード取扱高総計だ。

最も利用が多かったのはVisaデビットカード。1.187兆ドルが使われた。伸び率は7.3%だ。つぎに多かったのがVisaクレジットカードで1.079兆ドル、9.9%と伸びた。

Amexのクレジットカードは前年対比7.8%アップで6,333億ドルだった。MasterCardのクレジットカードは5,601億ドルで4.9%の伸び。デビットカードは9.5%伸びて4,911億ドルだった。

クレジット、デビット、プリペイドの総発行枚数は11.4億枚である。

2014年2月22日 (土)

ネシアでもっとプリペイド

インドネシアでは複数の銀行が、プリペイドビジネスに意欲的だ。

そのひとつBank Mandiriは、2014年末までにプリペイドカード利用者を30%伸ばす計画だ。カード発行枚数は450万枚にする。

Bank Rakyat Indonesia (BRI)やBank Negara Indonesia (BNI)も同様にプリペイドカードを積極推進している。

BRIでは利用者を現在の200万人から350万人に拡大する。BNIのプリペイド客は現在30万人。これを年末までに40万枚に増やす。

インドネシアでは交通機関を中心にプリペイドカードがひろがっている。

2014年2月21日 (金)

ポーランドは欧州一

ソチオリンピックでポーランドは金メダル4個を獲得し活躍している(2月17日時点)。そのポーランドが欧州一になった。

なにで一位かというと、Visaの非接触決済件数。2013年のVisaカードによる非接触決済トランザクション件数が8.4億件となった。

年間成長率は11.3%。これは一般カードの約2倍の成長率だ。

NFC非接触決済のインフラ整備が進まないなか、ポーランドは検討している。

2014年2月20日 (木)

格付会社がプリカ成長を予測

格付け会社のフィッチ(Fitch)は、米国プリペイドカードの成長性について予測した。予想は、力強い伸び(Strong Growth)。

その理由は2つ。ひとつは、ギフトカードの普及で、プリペイドカードが一般化したこと。もうひとつは、リセッション以降消費者が金銭管理にシビアになっていること。

直近のFRB報告によると、汎用プリペイドカードはここ数年で最も成長率が高い非現金決済手段になっている。2009年から2012年までの間、プリペイドカード取扱件数は年率33,5%の伸びだ。

米国でプリペイドカードを発行しているノンバンク株は成長業種とみることができる。Amex、グリーンドット、ネットスペンドは推奨株か。

2014年2月19日 (水)

テスコもハッキング被害

世界中の大手小売業がハッカーに狙われている。大量の顧客データを処理、または保有しているからだ。

米国ではターゲットやニーマンマーカスなどで、数千万件のカード情報がハッキングされた。その被害は甚大だ。カード発行会社から損害賠償が次々に請求されている。

そんななか、英国ではテスコが、顧客口座情報がハッキングされたと発表した。オンライン顧客のパスワードやログイン情報だ。

被害にあったのは2,239件。2014年2月13日に、ハッカーがTesco.com口座リストをオンラインにさらした。

テスコでは顧客にパスワードの変更を呼びかけている。

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
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