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2014年4月

2014年4月30日 (水)

米国SMBの景況感改善

2014年にはいり、米国スモールビジネスの事業主の景況感が、ここ5年で最も楽観的なものになった。2013年は逆に景気の先行きを懸念する度合いが強かっただけに、米国の景気が大きく改善しているようにみえる。

U.S.Bankのスモールビジネス調査は2014年で5回目。米国経済についての質問に対し、リセッション中という回答は34%、リカバリーは52%、拡大は4%、不明が10%だった。つまり56%が明るい見通しをもっている。

2013年はリセッションが43%、リカバリーが45%、拡大が1%、不明が10%だった。これと比較すると、2014年の明るさが際立つ。

2015年の見通しはどうか。リセッションは26%に減り、リカバリーも41%に減少。拡大が16%と飛躍する。不明は17%だ。さらに明るい未来を予想している。

2014年4月29日 (火)

米国ECの小売シェア最大に

eMarketerによると、2014年の小売売上は4.732兆ドルになると予測した。そのうちEコマース売上は3,042億ドルで、シェアは6.4%。いままでで最も高いシェアとなる見込だ。

ちなみに2013年の小売売上は4.5兆ドル。Eコマース売上高は2,633億ドルだから、シェアは5.9%。2014年の成長率は15.5%だ。2018年のEコマース売上予測は4,915億ドルである。

2014年の売上で最も多いジャンルはコンピュータ・家電で、664億ドル。これが2018年には1,084億ドルになる。ついでアパレル・アクセサリーが520億ドルで、2018年には869億ドルに。自動車・部品は316億ドルが。516億ドルになる。

2014年の成長率が最も高いのは書籍・音楽・ビデオで17.0%。ついでアパレル・アクセサリーの16.2%、自動車・部品の15.9%となっている。2013年Eコマースの約半数以上がスマートフォンやタブレットからのものとなっている。

2014年4月28日 (月)

保険金支払いはCVS店頭で

毎月の保険金支払いを銀行口座引落にするのではなく、そのときどきに支払い方法を選べればどうだろう。

米国のドラッグストアチェーンCVSは、店頭で毎月の保険金が支払え、ふところ具合に応じた決済手段が選べるサービスをはじめる。

サービス名称はビルペイ(Bill Pay)。コンビニ店頭で現金支払いというのは、よくある話。しかしビルペイは現金のほか、クレジットカードやデビットカードでも支払える。

保険契約者は保険会社から毎月バーコードつきの支払票を受取る。それを店頭にもっていき、保険料を支払うという簡単なもの。手数料はかからない。

この仕組みを運営するのは、ギフトカードのオペレーターであるインコムだ。

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2014年4月27日 (日)

Amexがプリカ無料チャージ拠点拡大

クレジットカードのステータスブランドAmexが、プリペイドカードの拡大戦略のひとつとして、資金をロードできる拠点を拡大している。

Amexにとってプリペイドカードは、新規顧客獲得のツール。若年層や銀行サービスを使わない人たちが主要ターゲットである。

プリペイドカードのブランドはサーブ(Serve)。これを拡販するには、利用者を増やすとともに、資金をロードできる場所の整備が必要だ。

ウォルマートでは「ブルーバード」という名称でAmexのリローダブルカードを販売しているが、この拡販のためにも、ロード拠点が重要と考えた。CVSや7イレブンを含め、拠点数は19,000カ所となった。

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2014年4月26日 (土)

Square身売りか

mPOSでアクワイアリングのビジネスモデルを変革しつづけているSquareだが、2013年は損失が拡大した。

その額は約100億円。2012年の損失を上回った。2013年に支払った現金は110億円を超える。

2009年から4回の資金調達で集めた合計額は340億円。それをもうすぐ使い切ってしまうのではないかとウォールストリートは報告している。

ということで、身売りの噂がたちはじめた。その相手先はGoogleやApple、PayPalが有力。2011年に出資したVisaとの折衝は、Visaが乗らなかったという話もある。

Squareは今年中の株式公開をめざし準備をしてたが、2月に保留となった。ビジネスモデルの変革には十分は資金が必要。さて、Squareはどの道を行くのだろうか。

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2014年4月25日 (金)

米国プリカ市場が20兆円規模に

2014年、米国のプリペイドカード市場規模は20兆円(2,000億ドル)になる。コンサルティング会社のAiteグループはそういう予測をたてた。

この数字はVisaやMasterCardなどの国際ブランドがついた汎用型プリペイドカードや、スターバックスカードのようなショップ独自のハウスカードの両方を含んだもの。

ギフトカードは、日本ではまだメジャーになっていないが、米国では依然として成長を維持している。牽引しているのは企業が見込客に渡すインセンティブカードだ。

米国人口の23%がプリペイドカードを保有している。いまやプリペイドカードは、世代を超えて幅広い利用者に利用される商品に育った。

2014年4月24日 (木)

ホームデポがOL強化へ

住宅関連小売において、地上では圧倒的に強いホームデポだが、オンラインは弱い。2013年の売上788億ドルに占めるオンライン売上は、わずか3.5%だった。

いまやオムニチャネルの時代。オンラインとリアル店舗をシームレスに連動させる必要がある。そう考えたホームデポは、消費者向けにEコマースの再構築をもっと積極的におこなうことになった。

オンラインとリアル店舗の融合で、新たな市場拡大策をめざそうという計画だ。オンラインで購入して自宅に届ける。あるいは、店舗でピックアップする。もちろんリアル店舗だけでショッピングする。という3つのスタイルで攻勢をかける。

ITとサプライチェーン改善のために用意した投資資金は15億ドルになる。

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2014年4月23日 (水)

ウォルマートが格安の送金開始

米国内で数百万人の人が送金しているが、その多くは送金手数料の高さに悩んでいる。もっと簡単に安い送金手段はないのだろうか。

ということで、ウォルマートは小売業界初となるユニークな送金サービスをスタートした。名づけてウォルマート2ウォルマート送金。ウォルマートの店頭で送金を受付け、受金者は近くのウォルマート店頭で送金を受取る。

ウエスタンユニオンやマネーグラムのサービスに比べ、高額になるほど格安になる。50ドルまでの送金手数料は4.5ドル。50ドル以上は一律9.5ドルだ。

900ドル送金する場合、競合は57ドルから76ドルの手数料がかかるが、ウォルマートは9.5ドルですむ。米国内の一般的な送金額は50ドルを超える。利用者にとってはうれしいサービスだ。

スタートは2014年4月24日から。全米4,000カ所のウォルマート店頭で受付ける。

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2014年4月22日 (火)

サウンドシティでキャッシュレス

英国最大の音楽や映像、創造技術のフェスティバル、サウンドシティフェスティバルが5月1日から3日まで、リバプールで開催される。来場者数は1日15,000人を予測しているが、会場内ではキャッシュレスを推進する。

ソリューションを提供するのはズナップ(ZNAP)だ。2014年3月にニューヨークで開催したサウンドシティフェスティバルでの実績がある。

チケット保有者はズナップのアプリをモバイルにダウンロード。保有するカードを登録し、フェスティバル専用のNFC非接触リストバンドと連携する。

会場内の8カ所のバーや売店、6カ所の会場でこのリストバンドを使う。端末にかざすだけでスピーディに支払いや入場できる。

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2014年4月21日 (月)

スウェーデンで手のひら決済

先進的な決済ベンチャーがつぎつぎにうまれるスウェーデン。はやりノーベルの血を受継いでいるのだろうか。

ルンド(Lund)大学の学生が、手のひら決済を開発し、キャンパス内で実証実験を開始した。POSと連動する専用端末を設置。電話番号の下4桁を入力後、手のひらをかざすと決済が完了する。

専用端末は、手のひらの静脈マップをスキャンし、本人確認をする。もちろん事前に静脈マップや利用するカードを登録する必要はあるが、わざわざサイフからカードを取りだす手間がない。

開発したのはフレドリック・リーフランド(Fredrik Leifland)氏。既存の静脈スキャン技術を活用して端末をつくった。システム名称はクイックスター(Quixter)で、速さをアピールしている。

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【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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