« 2014年3月 | メイン | 2014年5月 »

2014年4月

2014年4月20日 (日)

ロンドンバスが完全キャッシュレス

ロンドンバスといえば2階だての赤が印象的。なぜ2階だてなのか。歴史をさかのぼれば19世紀中頃の乗合い馬車に行きつく。

ロンドンの道は狭く、大勢の人を乗せるために屋根に席をつけていた。乗合い馬車がバスになり、今日にいたっている。

さて、この歴史あるロンドンバスがいよいよキャッシュレスに移行する。2014年7月6日から現金では乗れなくなるのだ。

2000年には乗客の約25%が現金だった。それがいまではわずか1%になった。古き良きものも、革新的な決済手段の導入で、顧客利便性の向上に努めている。

Londonbus

2014年4月19日 (土)

インドでMCトラベルプリカが伸びている

インドのセントラム(Centrum)は富裕層向けの金融サービスを提供しているが、国外旅行向けのプリペイドカードが好調だ。

成長率は27%で、発行枚数は50万枚に達した。特徴はマルチカレンシーカード。米ドル、英国ポンド、ユーロ、日本円など10カ国の通貨をロードできる。

ICカードつきで、バックアップカードもつく。ゆえに、ほかにクレジットカードをもたなくても大丈夫。

ICICI銀行が発行会社で、セントラムは販売会社という位置づけだ。トラベルプリカで50万枚というのはすごい。インドの人口は12億人で日本の約10倍だ。

Centrumhp1404s

2014年4月18日 (金)

PayPalが後払い開始

商品を先に受取り、支払いは14日後。2週間というタイムラグだが、消費者にとってはうれしいサービスだ。

英国PayPalが配送後の支払い(Pay After Delivery)を開始した。PayPalは後払いのビルミーレイターをもっているが、これはPayPal独自のサービス。

消費者は商品を注文してから14日間は支払わなくてもいい。E-mailで通知が届いてから、登録している口座からの引落しやカードに請求される。

売り手の口座には出荷時点でPayPalが立替払いする。が、売り手からこのサービスに対してクレームがあがっている。返品が増えるというのだ。

PayPalは逆に売り手の売上アップになるという。すぐに支払わなくていいという意識から消費者の購買が進む。14日間の支払猶予はどれだけ効果があるのだろうか。

Paypalpad1404s

2014年4月17日 (木)

トルコのOL売上40%アップ

日本と友好関係にあるトルコのオンラインショッピング売上が好調だ。2013年の売上は2012年対比40%アップした。オンラインショップ数は5万店。

成長要因は、インターネットとモバイルの普及だ。加えて、決済手段のカード利用が増えている。オンラインショッピングでもうひとつ欠かせないのがロジスティクス。この整備も進んでいる。

現在オンラインショッピングを利用している人は、トルコ人の約半数。欧州では最も高い利用率となった。欧州で2位に甘んじているのは、利用時間のみ。1利用者につき、30分の利用となっている。

インターネット利用者像で特徴的なのが、トルコでは若年層が多いこと。欧州で最も若い。インターネット利用者のうち、約4分の1がオンラインショッピングを利用している。

Turkyol1

2014年4月16日 (水)

WFのクレカ好調

リテールバンキングを推進するウェルズファーゴの2014年第1四半期は、クレジットカードが成長を牽引した。

クレジットカードの世帯保有率は前年同期の34.1%から38%になった。成長率は11%だ。クレジットカードのリボルビング残高も9%アップ、262.7億ドル(2.7兆円)になった。

スモールビジネス向けのクレジットカードや10万ドル以下のローンは、前年同期比15%も伸びた。金利収入は6.4%のアップで、7.98億ドルになった。カード手数料は6.2%増の7.84億ドル。カードローンの90日延滞は0.7%だった。

Wellsfargocards

2014年4月15日 (火)

Facebookが金融サービスに本格参入

広告収入が好調なFacebookだが、もうひとつの柱にしようとしている決済分野はまだ発展途上だ。

どんな手を加えるのだろうと思っていたら、金融機関としてのライセンスを取得して、本格的に金融サービスへ踏込む準備をしていることがわかった。

フィナンシャルタイムズによると、送金や電子マネーを計画しているという。Facebook口座に資金を貯め、それで決済や送金ができるようにする。

すでに4月初旬に、アイルランドで規制当局の認可を取得。今後世界中で金融免許をとっていくとみられる。

Facebooknlogow

2014年4月14日 (月)

中国銀聯デビットが1位

2002年設立の中国ユニオンペイのデビットカードが、2013年で最もよくショッピングに利用されたカードになった。Visaのクレジットカードやデビットカードのショッピング取扱高をついに抜いたのである。

ユニオンペイのデビットカード取扱高は3.5兆ドル。Visaのクレジットカード取扱高は3.1兆ドル、デビット・プリペイドカードは30兆ドルだった。

ユニオンペイデビットの取扱高成長率は49.5%と驚異的だ、クレジット取扱高は1.6兆ドルで、成長率は60.4%とこれまたすごい。

2013年、国際ブランドカードの全世界におけるショッピング総取扱高は15.4兆ドルになった。前年対比2.8兆ドルアップで22%増だ。

2014年4月13日 (日)

インドでOLショッピング急伸

12億人強の人口を抱えるインド。日本の約10倍だ。そのインドでオンラインショッピングが急成長している。

インドのインターネット&モバイル協会によると、オンラインショップ数は100万件。楽天市場の契約企業数は4万件だから、その25倍になる。

ただし、取扱高は105億ドルで、1兆円を超えたところ。2009年からの年間成長率は34%と勢いがある。

協会の予測では、オンラインショッピングはこれからも大きく成長する見込み。配送ネットワークの整備が進み、オンラインショッピングポリシーが浸透するからだ。

2014年4月12日 (土)

大学進学の準備サイト

米国では大学進学は、独りだちの第一歩。日本でこの時期はまだすねかじり期で、独りだちにはほど遠い。社会人になっても親の援助を受けているものもいるくらいだ。

それはさておき、米国のウェルズファーゴは大学進学を控えた親子向けに、金融サービスサイトを立ち上げた。人生における最も重要な金融イベントが教育費の個人支払いだからである。

サービス名称は「大学進学の準備をしよう(Get College Ready)」で、大学進学にあたっての金銭的な準備や具体的なローンの借入方法などを提供する。

Webサイトはテーマごとにブロッキングしてあるので、使いやすい。

Wellsfcollege1s

2014年4月11日 (金)

英国消費者のオムニチャネル化

消費者はどのようなチャネルを通じて銀行サービスを利用しているのだろうか。ブリティッシュテレコムと通信機器メーカーのアバイヤが英国消費者を対象に調査した。

英国消費者が利用している2014年のバンキングチャネルは6.2件。2012年は4.3件だったから、2件もチャネルが増えたことになる。

モバイルアプリやWebチャット、ソーシャルメディア、ビデオ会議などがチャネル増加要因だ。銀行支店の利用も多く、5人に4人が利用している。

2014年にモバイルアプリを利用した英国人は23%。2012年の7%から急伸している。英国にかぎらず、世界の銀行が考えなければならないのがオムニチャネル戦略。支店とオンラインサービスのシームレスな融合である。

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

Twitter

Powered by Six Apart