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2014年5月

2014年5月31日 (土)

インチュイットが360億円で買収した会社

米国における会計ソフトで圧倒的なシェアを誇るIntuitが、Mobile決済のチェック(Check)を買収すると発表した。その額は3.6億ドル、約360億円だ。

チェックは毎月の請求書支払いを自動化したサービス。公共料金の支払いやカードの返済が近づくとアラートを配信。期日に支払いを自動的に完了する。

テェックの利用者数は1,000万人を超えている。金融サービスにとってMobileは必須アイテム。米国の請求支払い件数は2013年に147億件あった。この約半数がオンラインやMobileだった。

IntuitはMobileでの請求書支払いが今後飛躍的に伸びると予測し、今回の買収に踏切ったとみられる。買収は2014年第4四半期に完了する予定だ。

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2014年5月30日 (金)

タイのオンライン決済王者は銀行口座

突如クーデターで軍事政権が誕生したタイだが、Eコマースでの与党は依然として銀行口座送金である。タイの中央銀行は2013年のEコマースの調査結果を発表した。

それによると、2013年Eコマースのオンライン支払額の95.6%が銀行口座送金だった。その額は180億ドル(5890億バーツ)。クレジットカードでの決済は8.14億ドル、デビットカードは570万ドルだった。

支払手段によっても単価がちがう。銀行口座送金が最も高く、1件あたりの単価は450ドル。クレジットカードは180ドル、デビットカードは51ドルだった。圧倒的に銀行口座送金のほうが、単価は高い。

タイのEコマースは成長が著しい。取扱件数では2012年対比40.8%、金額では33.3%の伸びとなっている。

2014年5月29日 (木)

Mobileタクシーコールが1.2兆円

ユーバー(Uber)はスマートフォンが生んだアメリカンドリームベンチャーだ。近くにいるタクシーやリムジンをMobileで簡単に呼べるサービスで2009年スタートし、あっという間に39カ国70都市に拡大した。

そのユーバーが新たに5億ドルの資金調達をする。もしこれが成功すれば、企業価値は120億ドル、つまり1.2兆円になるという。

競合のLyftは2.5億ドルの資金を集めたが、Mobileタクシーサービスでの資金調達合戦が加熱している。もし、5億ドルを調達すれば、ユーバーは最も企業価値が高いベンチャーのひとつになる。

タクシーやリムジンの需要がMobileサービスで増えるわけではない。新たなビジネスモデルと収益性が高く評価されている。

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2014年5月28日 (水)

シティがモバイルアプリ刷新

いまやバンキングサービスの競争優位はひとえにモバイルアプリにかかっているといっても過言ではない。欧米の金融機関はそのために専属部門を組成したり、積極投資したりしている。

そんななか、シティがモバイルの新アプリを発表した。いままで以上にクリアでスマートなデザインで、直感的なナビゲーション、リアルタイムの通知を実現。これによって、口座残高の照会や送金、預金、支払いを簡単に速くした。

最も革新的な特徴は、モバイルスナップショット。モバイルアプリを開くだけで、基本的な口座情報に素早くアクセスできる。オプトインの機能で、IDやパスワードを入力する必要がない。

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2014年5月27日 (火)

投資家が群がるクラウドファンディング

こんな映画を作りたい。こんな商品を世に送りだしたい。と思っても、先立つものは資金。どうやって資金を集めればいいのか頭が痛い。普通ならここであきらめて夢は終わってしまう。

しかし今はクラウドファンディングがある。不特定多数から資金を集めるため、クラウド(群衆)ファンディング。夢をWebに載せれば、賛同者が資金をだしてくれる。

そんな資金調達プラットフォームのひとつ、インディーゴーゴー(Indiegogo)に多くの投資家が群がっている。本来他人のためにファンディングサポートする立場の会社に、多くのファンドが投資しようとしているのだ。

インディーゴーゴーは約40億円を調達したばかりだが、バージン創業者のリチャードブランソンやPayPal創業者マックスレブチンなど錚々たる面々が追加投資に名を連ねている。

現在の調達総額は5,660万ドル。そこに名だたる投資家の資金が上乗せされる。何とも不思議な構図だ。

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2014年5月26日 (月)

Google PlayがPayPal採用

モバイルアプリ販売の2大巨頭のひとつGoogle Playは、決済手段のひとつとしてPayPalを採用した。

まずは米国、英国、ドイツ、カナダ、フランス、イタリア、スペイン、オランダなど12カ国でスタートする。現在、日本は含まれていない。

Google Play利用者がGoogleウォレットを利用する際に、決済オプションとしてPayPalが表示される。現在の決済手段としては、クレジット、デビット、ギフトカードがある。

日本のGoogle Playはカード利用とともに、ギフトカードがよく利用されるようになっている。

PayPalとともに、Google Playは電話料金課金も採用した。決済オプションの充実で、Google Playはさらなる売上アップを狙おうとしている。

2014年5月25日 (日)

北欧4国のEコマース事情

スウェーデン、ノルウェイ、フィンランド、そしてデンマークの北欧4国のEコマースが伸びている。2014年第1四半期のオンラインショッピング利用額は、49億ユーロだった。

前年同期比15%の伸びで、利用者は10人に7人。ノルウェイでは75%、フィンランドでは66%が利用している。

オンラインショッピングでよく購入している商品は、衣料、書籍、家電、化粧品だ。

49億ユーロのうち海外のサイトから購入しているのは、11億ユーロ。22%がクロスボーダー取引だ。なかでも英国サイトでのショッピングが人気となっている。

2014年5月24日 (土)

米国OL12%成長

米国では依然としてEコマースが伸びている。2014年第1四半期のオンラインショッピング実績は、前年同期比12%増だった。

コムスコア(comScore)の調査によると、オンライン四半期売上は561億ドル。18四半期連続の伸びとなった。2桁成長は14四半期連続だ。

このうちスマートフォンやタブレットによるモバイル売りげは73億ドル。前年同期比23%の伸びだった。

73億ドルのうちスマートフォンでのオンラインショッピングは62%、残りの38%はタブレットだった。

2014年5月23日 (金)

欧州でmPOS急伸の予感

欧州Visaは、欧州のスモールビジネスによるmPOS利用が2014年に劇的に急伸すると予測した。スマートフォンやタブレットの普及でmPOSがマーチャントにとって一般的になってきたからである。

今までマーチャントは、売上規模の小ささとカード決済手数料から、カードを受付けるまでもないと考えていた。が、mPOSによって売上を伸ばし、生産性をあげることができるということがわかってきたのである。

ということで、スモールビジネスは今後6カ月間にmPOS導入を積極的に考えていることがわかった。フランスでは74%、ドイツは73%、英国とポーランドは63%、イタリアでは59%というように、半数以上が導入を考えている。

2014年5月22日 (木)

ISIS新規顧客1日2万人

米国キャリア3社のモバイル決済合弁会社ISISに、ようやく明るい兆しが見えてきた。モバイルNFC非接触決済を推進するISISの新規顧客数が、1日平均2万人になった。それが約1カ月間つづいているのだ。

2013年11月に全米で本格展開したモバイル非接触決済サービスだが、半年経ってようやくその利便性が浸透してきたようだ。

新規顧客獲得の伸び率をみると、4月は3月の2倍になっている。一番の成長要因は、ウォレットを搭載したモバイル機器が増えたこと。現在3社が扱っているスマートフォンのうち68機種がウォレット機能をサポート。そのうち事前搭載しているものは14機種になる。

現在参加加盟店数は全米で20万カ所強。参加加盟店では、毎月ウォレット利用が50%以上伸びている。ジャンバジュースでは、2014年第1四半期に27万件の無料スムージーがウォレット利用。この秋までには100万件になると予測している。

Isishp1405s

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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