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2015年1月

2015年1月31日 (土)

Apple Pay利用者の3/4が簡単

プラスチックカードとモバイルウォレットApple Payのどちらが便利なのだろうか。インフォスカウト(InfoScout)は、昨年のブラックフライデーにApple Payを使った人たちを対象に調査した。

その結果、デビットやクレジットカードより簡単にチェックアウトできたと回答した人は3/4(73.5%)になった。カードより使い勝手が悪い都回答したのはわずか3%だった。

Apple Payの強みとして、決済スピードやセキュリティもカードよりいいと答えた人は6割強いた。

iPhone6や6プラスをもっている人で、Apple Payを使わなかった人はなぜ使わなかったのか。使い方がわからなかった人が32%。もし壊れたら使えないという人が30%いた。Apple Payはプラスチックカードよりセキュアだが、セキュリティが不安と回答した人は20%いた。

Applepay

2015年1月30日 (金)

インドでTwitter送金開始

インドのICICI BankはTwitterで友達や家族に簡単に送金できるサービスを開始した。Twitterのアカウントがあれば誰にでも送金できる。

まずICICIのTwitter送金に申込登録。送金する際は#Payハッシュタグと受け手のTwitter、そして金額をICICIにTwitterで送信する。

そうすると、送り手は登録した携帯電話番号にテキストメッセージと4桁のコードを受取る。受け手は銀行から指定のWebページにリンクしたTwitterが送られる。そこにログインし、送り手から連絡される4桁のコードや名前などを入力すれば完了だ。

Twitterを利用して口座残高の照会や利用明細照会、あるいはプリペイドモバイル口座へチャージすることもできる。ICICI Bankは2013年からFacebookで送金できるサービスをはじめている。

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2015年1月29日 (木)

ウォルマートが税金還付受取サービス

米国では個人で確定申告し、税金還付を受ける。その受取りをウォルマートの店頭ではじめることになった。

ダイレクト2キャッシュ(Direct2Cash)というサービスで、1月20日からスタートした。税金還付を小切手で受取る場合、小切手交換所では高い手数料を取られる。多くの場合70ドルにもなる。

ここに目をつけたウォルマートは、この手間と費用を抑え、店頭で税金還付を受取れるサービスをはじめた。

そのため、プリペイドカードで有名なグリーンドット傘下のタックスプロダクツグループと、リパブリックバンク&トラストの2社と提携。この2社でウォルマートを含む25,000カ所の拠点網をもっている。

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2015年1月28日 (水)

NFC決済端末無料配布が広がる

Apple Payの威力はすごい。Apple Payを受付けたいというマーチャントがひきもきらない。本来需要がある場合、供給サイドはサービス料金を課金できるはずである。

ところが、これをチャンスとみる供給サイドの一部では、NFC非接触決済端末を無料にしてシェア拡大を狙っている。

米国ではショップキープが磁気カードやICカード、NFCに対応した端末の無料配布をはじめている。これにつづき、ベルクロペイ(VelcroPay)も無料配布に踏み切った。ベルクロの端末にはブルートゥースも搭載されている。

2015年10月のEMV対応義務化に向け、米国のマーチャントはEMV対応端末への切替えを考えている。この機に乗じ、ニーズの高いNFCやブルートゥースも搭載した端末でシェア拡大を狙うアクワイアラが増えている。

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2015年1月27日 (火)

サブサハラでモバイル決済市場急拡大

サハラ砂漠以南のアフリカでモバイル決済市場が急拡大している。M-Pesaがこの市場を牽引しているが、2014年の市場規模は6.558億ドルになった。それが2019年には13.198億ドルになるとFrost & Sullivanは予測する。

現在M-Pesaは、サファリコムとボーダコムタンザニアの収益のうち18%を占めるまでになった。銀行口座をもてないひとたちにとって、モバイル決済は重要な生活手段だ。

南アフリカではボーダコムがモバイルウォレットサービスM-Pesaを提供しているが、これを補完するためEMVプリペイドカードを発行することになった。

このカードはM-Pesa口座とシームレスに連携し、南アフリカ国内の24万カ所でショッピングできるほか、27,000台のATMで現金を引出しできる。

カードはボーダコムエージェント8,000カ所で受取る。カード残高はモバイルウォレットアプリで確認。残高が少なくなればショートメッセージで通知を受けられるサービスもある。モバイルとプリカは相性がいい。

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2015年1月26日 (月)

WirecardがHCEウェアラブル

ドイツに本拠を置くワイヤーカード(Wirecard)は、HCE(Host Card Emulation)をベースにしたNFC非接触決済ウェアラブルを開発した。カード発行会社としては世界初となる。

このウェアラブルはリストバンドで、スマートバンドという名称。Apple Payはセキュアエレメントというハードウェアに依存する方式だが、HCEはソフトウェアでのセキュリティとなる。AndroidOSはHCEが基本。

これからの決済はウェアラブル、とワイヤーカードのCEOはいう。スマートバンドをNFC非接触決済端末にかざすだけで決済できる。

特にクルーズの旅やフェスティバル、ホテル、スキー場、テーマパークなどでウェアラブルは活躍する。スマートフォンとはBLEで連携し、決済情報や特典情報をスマートフォンに表示する。

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2015年1月25日 (日)

ターゲットがカナダ事業閉鎖

大手小売流通のターゲットはカナダ市場から撤退する。その規模の大きさに驚くばかりだ。

この2年間、拡大路線で米国からカナダに進出。133店舗まで拡大してきたが、すべてクローズし、17,600人を解雇することになった。

原因は当初の売上・利益目標を大きく下回ったため。価格が高く、在庫薄で、経営も貧弱。これでは成功しようがない。

これにより20億ドルの損失となった。ネットジャイアントのアマゾンに押され、ショールーミング化する大手小売店舗。それに対抗するためのオムニチャネル戦略だったが、裏目に出た。

オムニチャネルは顧客満足度を高めるためのシームレスな情報連携。ターゲットがカナダでとった施策は、顧客不満を増幅するだけの張りぼてオムニチャネルだった。

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2015年1月24日 (土)

2014ハッキングで6,100万人被害

IBMの調査によると、2014年のハッキングで被害にあった顧客情報は6,100万件。2013年の7,300万件よりは減少した。

ただし、ターゲットとホームデポの大型ハッキングを除くと、2013年より43%も増えていることがわかった。サイバー犯罪はより巧みに顧客情報へアクセスするようになっている。

2014年サイバー犯罪のターゲットは小売と卸売業界だった。その手口は、SQLインジェクションやコマンドインジェクション、ブラックPOSやvスキマーなど多彩だ。

2014年のブラックフライデーからサイバーマンデーの2週間にサイバーアタックされた件数は、1日3,043件にもなる。

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2015年1月23日 (金)

PayPalもEMVとNFC対応

PayPalは米国小売協会のカンファレンスで、mPOSサービスPayPal Hereの機能を拡張すると発表した。いままではiOSとAndroidに対応していたがWindowsもサポートする。

スマートフォンやタブレットのメーカーにかかわらず、どこのものでも使えるというのがPayPal Hereの強みだ。

それだけでなく、装着するカードリーダは、磁気カードに加え、EMVとNFC非接触決済も受付けるものに改変する。米国でEMV対応は今年の10月がデッドライン。それに合わせてEMV対応にするが、NFC非接触決済も機能追加する。やはりApple Payのインパクトは大きい。

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2015年1月22日 (木)

バンカメ80万人顧客がApple Pay利用

バンクオブアメリカが2014年第4四半期の決算報告を発表した。第4四半期の利益は31億ドル、通期の利益は48億ドルになった。

クレジットカードの発行枚数は120万枚。前年同期比18%増だ。このうち67%が第4四半期中にカード利用をしている。

モバイルバンキング利用者は前年同期比15%増えて、1,650万人になった。消費者の預金取引件数のうち12%がモバイルバンキングによるものだ。前年同期は9%だった。

10月にApple Payを導入後、80万人の顧客がサービスを利用しているという。登録カード枚数は110万枚だ。Apple Payのインパクトは大きい。

Bankofamericaapplepaymobie

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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