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2015年2月

2015年2月28日 (土)

Visaがチェックアウト世界展開

Visaはオンライン決済ソリューションであるVisaチェックアウトを、2015年に16カ国へ拡大すると発表した。Visaチェックアウトは、カードや商品の送付先をあらかじめ登録しておけば、ワンクリックで安全に決済できるというもの。

2014年7月、米国、カナダ、オーストラリアの3カ国でスタートしたソリューションだが、利用が急増しているという。消費者もマーチャントも簡単で使いやすいと好評だ。

オンラインショッピングはパソコンからモバイルに移行している。画面が小さいスマートフォンでも簡単に安全に決済できるのがVisaチェックアウトの強み。入力する手間を極力排除している。

今後展開するのはメキシコ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、ペルー、コロンビア、中国、香港、マレーシア、シンガポール、ニュージーランド、南アフリカ、そしてUAEである。日本ははいっていない。

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2015年2月27日 (金)

Mコマースの成長率42%

スマートフォンやタブレットの普及でモバイルコマース利用が急上昇している。世界22カ国の2013年取扱高は1,021億ドル。それが2016年には2,910億ドルになるという予測をPayPalが発表した。

年間成長率は42%、Eコマース全体での成長率は13%だからいかにモバイルコマースが伸びているかがわかる。

いままではパソコンを利用したEコマースが主流だったが、スマートフォンやタブレットに置きかわっている。事実PayPal取扱高の20%がモバイル決済だ。

2014年9月時点でパソコンでのショッピングは85%、スマートフォンは9%、タブレットは5%だった。それが今後12カ月後にはパソコンが79%、スマートフォンが14%、タブレットが7%になると調査対象者が回答している。

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2015年2月26日 (木)

ステープルズでApple Pay急上昇

事務用品チェーンのステープルズでApple Pay利用が伸びている。ステープルズはApple Payリリース直後からの受付マーチャントだ。

ステープルズのアプリでの購入のうち30%がApple Payとなった。ただし、インストアでの利用よりオンラインでのApple Pay利用が多い。

ステープルズでApple Payを利用した人のうち65%は新規顧客だ。新規顧客獲得にもApple Pay受付は有効ということ。

ステープルズのモバイルアプリ利用者はiOSとAndroidがほぼ拮抗しているが、モバイル収益の70%はiOS利用者だという。

ステープルズは全米に1,400店舗を保有している。

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2015年2月25日 (水)

グーグルがSカード買収でウォレット加速

Apple Payの勢いに押され、アンドロイド陣営を主催するグーグルがついにソフトカードを買収した。ソフトカードは米国大手キャリア3社の合弁で、モバイルNFC決済を推進していた。

これにより、VerizonやAT&T、T-Mobileは、販売するアンドロイド携帯に、グーグルウォレットをプリインストールする。米国での開始は2015年末になる予定。

グーグルウォレットは当初ソフトカードの競合という位置づけでスタートしたため、携帯キャリアのスプリントだけに搭載され苦戦していた。

今回の買収で、VerizonやAT&T、T-Mobileという大手キャリアを、敵ではなく味方に取りこみ、グーグルウォレット拡販を加速する。

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2015年2月24日 (火)

英国シェルがMPayPal決済導入

英国シェルのガソリンスタンドで、PayPalのモバイル決済が使えるようになる。シェル石油はPayPalと提携し、2015年後半にはiOSとAndroid両方のスマートフォンでPayPal決済ができるようにすると発表した。

利用者はシェルモトリスト(Shell Motorist)アプリかPayPalアプリのいずれかでモバイル決済ができる。

シェルのガソリンスタンドでは、アプリが自動的にモバイル決済対応ポンプを表示。給油するとアプリがトランザクションを認証。給油が完了すると、レシートが自動的にモバイルに送付されるという仕組みだ。

全英展開に先立ち2015年4月、シェルドライバーズクラブのメンバーを対象にテストを実施する。モバイル非接触決済は世界中に浸透しはじめた。

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2015年2月23日 (月)

カード未収7,000億円超の中国

中国の中央銀行である中国人民銀行は、2014年のクレジットカード未収額が62億ドル(7,000億円超)になると発表した。前年比42%増という劣悪な状況だ。

そのうち6カ月延滞は16.9億ドル(2,000億円)になる。原因の多くがクレジットカードの使いすぎ。ショッピングに夢中になって、返済できない人が増えている。

中国の景気は減速傾向にあるが、クレジットカード未収問題が中国の金融リスクに加わった。中国の融資会社2014年末の不良債権率は過去5年で最高の1.6%になっている。

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2015年2月22日 (日)

車の故障にUber型サービス

ドライブ中にエンジントラブル。突然の大雪で身動きがとれない。米国ではいままで、そんな緊急時の備えてとして会費が必要なロードサービス会員になっておく必要があった。

そこに目をつけたのがアージェントリー(Urgent.ly)というベンチャー。年会費無料、会員料無料のサービスをはじめた。2013年創業で、車の修理サイトRepair.comの管理職が集まって作った会社だ。調達総額は180万ドル。

利用者はアージェントリーのアプリをダウンロード。万一トラブルに巻きこまれた時は、GPSをオンにして近くの修理車をアプリで呼びだす。

アージェントリーはどれくらいの時間でいくらかかるかを表示。15マイル離れている場合は約99ドル、すぐ近くにいる場合は約50ドルだ。支払いはアプリに登録したクレジットカードで完了する。

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2015年2月21日 (土)

英国で非接触決済が現金駆逐

英国の都市部でNFC非接触決済が急伸している。非接触カード利用が急騰するなか、現金決済は英国のハイファッションストリートで珍しい光景になってきた。

2014年の非接触決済額は23.2億ポンド(4,140億円)。取扱件数は3.19億件で、決済額でも件数でも前年比3倍強となった。2014年には、毎秒10件の非接触トランザクションがあったことになる。

英国カード協会によると、2014年11月の小売店決済額の75.8%はデビットやクレジットカードだ。現金は小売店決済額4ポンドのうち1ポンドだけになっている。残り3ポンドはキャッシュレスだ。

英国小売協会は2014年の現金利用は全般的に低く、2013年の取引件数の約50%になったと発表している。これらから推測すると、2014年の現金取扱件数は全決済件数の半分以下になったとみられる。非接触カードの現金駆逐パワーは驚異的だ。

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2015年2月20日 (金)

CLO協会が自主標準

カード連動型特典(CLO)の関与者で構成するカードリンクス協会(CardLinx Association)は、業界初の自主標準を発表した。決済とデジタルマーケティングとの連携をスムースにするためである。

自主標準は4つ。これらにはそれぞれ動物の名前をつけている。イノシシ標準、ハミングバード標準、コブラ標準、カメレオン標準の4つだ。

自主標準を作成した背景にはさまざまなトラブルを防止するという狙いがある。

参加企業は、カードリティックス、アフィニティ、リンカブルなどのCLO会社、バンクオブアメリカ、フェイスブック、ツイッター、グルーポンなどの広告主、MasterCardやAmex、Discover国際ブランドなどである。

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2015年2月19日 (木)

サムスンがループペイ買収

Apple Pay機能をもつiPhoneに押され気味のサムスンが動いた。米国モバイル決済ベンチャーのループペイ(LoopPay)を買収したと発表した。

ループペイは磁気ストライプのカードをスワイプする代わりに、モバイル機器で磁場を生成し決済するというもの。既存端末の約90%で使えるというのが強みだ。

Apple PayのNFC非接触決済ではないが、あたかもNFCのようなイメージで使える。サムスンはアンドロイド端末にループペイが開発した磁場生成機能を搭載し、Apple Payに対抗する。

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【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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