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2015年7月

2015年7月31日 (金)

PayPalからプリペイド携帯電話口座へ国際送金

カナダ人はPayPal口座を使って世界中の友人や親族のプリペイド電話口座に送金できるようになる。送金可能な国は100カ国以上。キャリアは400を超える。

 

送金者はPayPal口座を開設し、受金者の携帯電話番号を入力すると、相手のプリペイド電話口座に即座に送金される。送金手数料は無料だ。

 

PayPalは国際携帯電話送金のトランスファーツー(TransferTo)と提携してこれを実現した。

 

たとえば、フィリピンから出稼ぎでカナダに来ている人がプリペイド携帯電話口座に送金すれば、地元の親族がインターネットアクセスできるようになる。

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2015年7月30日 (木)

ボーダコムのM-pesa780万人

ケニアではじまったモバイル送金M-Pesaはサファリコムが運営会社。もうひとつボーダコム(Vodacom)が運営するM-Pesaも伸びている。

 

ボーダコムは2015年6月末のM-Pesa利用者が780万人になったと発表した。カバーしているのは南アフリカ、タンザニア、コンゴ、モザンビーク、そしてレソトである。

 

780万人という数は、過去3カ月に1回以上利用した人数である。過去30以内の利用者は560万人だ。売上は四半期で16%伸びている。

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2015年7月29日 (水)

アマゾンのプライム会員専用カードがすごい

優良顧客囲い込みのために、アマゾンはプライム会員向けのサービスを強化している。

 

会員限定のスピード配送や生鮮食料品を注文できるアマゾンダッシュ、そして意外に知られていないのがストアカードである。

 

3月にスタートしたこのプライムストアカード。アマゾンで使えばすべての購入に対し、5%のキャッシュバック特典がつく。これはすごい。

 

プライムストアカードはクレジットカード。提携先はシンクロニー(旧GEマネー)である。審査時間はわずか15秒。可決されれば、10ドルのギフトカードがもらえる。

 

ユニークなのはファイナンス方法。購入金額に応じて支払い猶予期間が設定されている。

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2015年7月28日 (火)

欧州からアジア・アフリカへ簡単送金

欧州20カ国からモバイルでアジアやアフリカへ簡単に送金できるようになる。英国のフィンテックベンチャーであるアジモ(Azimo)とMasterCard傘下のホームセンド(HomeSend)が提携して実現した。

 

アジモの顧客は携帯電話番号で簡単送金できる。アジモはホームセンドと提携することによって、携帯電話番号とリンクする口座にリアルタイム送金できるようになった。

 

欧州からフィージー、インドネシア、フィリピン、ネパール、ガーナー、アルメニア、ケニアなどへ送れる。しかも安価で安全に。

 

アフリカやアジアへの送金は銀行か送金代理店窓口での受取りになるものが大半。それを携帯電話番号で受取れる。

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2015年7月27日 (月)

ロシアのカード不正25%増

欧州でカード不正被害は増えているのだろうか。FICOとユーロモニターが調査した結果、2014年不正被害の増加率は6%だった。

 

これはあくまでも平均値。もっともカード不正増加率が高かったのはロシアで24.7%も増えている。ついでウクライナが21.7%、ハンガリーが10.1%、英国6.3%増、フランス6.0%増だった。

 

逆に不正が減ったのはオランダで13.4%も減少している。ついでポルトガルが5.3%減、ポーランド5.0%減、スペインが2.4%減だった。

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2015年7月26日 (日)

チェイスがHP刷新

チェイスはホームページを刷新した。PCとタブレットの両方に対応するためである。

 

いままでよりシンプルにナビゲートでき、すべてのアクセスポイントにおいてシームレスな顧客体験を提供する。刷新ポイントは以下の通り。

 

リピーター向けにはローカライズしたイメージを表示。関連情報へ簡単アクセス可能なニュースフィード方式。サイトナビゲーションをわかりやすくするサイトメニューの表示。そのほか、新しい金融特典やニュースなどをタイムリーに提供する。

 

ホームページの刷新はチェイスのデジタル改革の一環。モバイルアプリへのアクセスではタッチIDを採用し、顧客利便性を高めている。

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2015年7月25日 (土)

メガバンクは縮小すべし

米国連邦準備制度(Federal Reserve)は米国の大手金融機関にメッセージを送った。内容は、大きいことはコストがかかる。大きいことはいいことではなく、コスト高になると警告したのである。

 

ギリシャの財政危機などを考えると、万一に備えリスク回避策をとっておかなければ1国の経済を破綻させかねない。Fedは米国の8大銀行に対し、資本を増強するか、規模を縮小するよう要請した。

 

規模の大きさを競っているメガバンクにとって、規模の縮小は選択肢にはない。しかし、Fedは本気で縮小を考えている。リスクマネジメントの要諦は、リスク分散だ。

 

銀行の統合で金融監督はやりやすくなったが、逆にリスクは高くなった。世界の銀行はもう一度アンバンドリングに向かうのだろうか。

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2015年7月24日 (金)

豪州eWayが多機能mPOS

オンライン決済のeウェイ(eWay)はオフラインにも進出。磁気カードやEMVに加え、非接触決済にも対応するmPOSを提供することになった。

 

このmPOSのターゲットは、いままでカードを受付けたことがないマーチャント。VisaやMasterCard、そしてオーストラリア独自のデビットEftPOSを受付けられる。

 

eウェイは単に端末を配布するだけでなく、売上や在庫、請求書管理などマーチャントのビジネスにとって不可欠なサービスも提供する。

 

他社のモバイルアプリとも連携できるのが強みだ。セールソフォース、ゼロ、ショピファイなどが使える。

 

オーストラリアでは非接触決済でキャッシュレスが加速している。18歳から29歳の若年層のNFC非接触カード保有率は80%を超えている。

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2015年7月23日 (木)

FDが再上場

PayPalについでファーストデータ(FD)も再上場することになった。ファーストデータは世界最大の決済プロセッサーだ。

 

2007年、プライベートエクイティファンドのKKRが290億ドルでバイアウト(LBO)したファーストデータ。しかしリーマンショックに襲われ、プロセッシングの手数料競争にも巻き込まれ、厳しい状況が続いていた。

 

苦節8年、ようやく再上場の準備ができた段階だが、成長の牽引役はまだみえていない。最終損益は赤字が毎年続き、赤字の額は減ってきてはいるが、2015年第1四半期の利益も2.65億ドルの赤字だった。

 

売上はのびているが、企業買収による伸びが大きい。最近積極的に買っているのがギフトカード関連だ。これとてトップラインを上げるにはパワー不足。KKRとしては再上場で負債を減少させたいという思いが強い。FDは再上場で50億ドル強の資金を調達するとみられている。再上場後もKKRは株式の74%を保有する予定だ。

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2015年7月22日 (水)

グーグルが仕掛けたビーコン戦争

アップルがiBeaconを発表したのは2013年のWWDCだった。一大ビーコンブームの幕開けだ。日本でもITベンダーがこぞってビーコンを戦略商品として打ち出した。

 

それから2年。大きな成果がみられないまま、ビーコンは使い物にならないのではという声も出はじめていた。

 

このタイミングで、グーグルがアップル対抗のビーコン戦争を仕掛けてきた。グーグルのプロトコルはエディストーン(Eddystone)。iBeaconと違うのは、プラットフォームに依存しないこと。エディストーンはAndroidとiOSの両方で動作する。

 

ガートナーの調査によると、2014年スマートフォンの世界シェアはAndroidが81%、iOSは15%。開発者にとってプラットフォームに依存しないというのはうれしい。ふたたびビーコンに注目が集まることだろう。

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【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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