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2016年1月

2016年1月31日 (日)

欧州Visa2015のトピックス

欧州Visaが好調だ。収益は前年対比25%も伸びた。取扱件数は168億件。欧州でのマーケットシェアは57.5%となった。

 

英国のモバイルNFC非接触決済登録者数は200万人を超えた。モバイルマネー調査によると、2020年までに欧州でのモバイル決済は3倍になると予測している。

 

非接触決済の利用は大きくジャンプ。取扱高は161億ユーロ、2兆円を超えた。前年対比335%増だ。英国でのApple Pay導入のインパクトが大きい。

 

取扱件数は14億件。NFC非接触端末台数は欧州で300万台を超えている。NFC非接触のスピードが支持されている。

 

Visassssss

2016年1月30日 (土)

チェイスでモバイル対応eATM

モバイル時代に対応する本格的なATMが全米展開する。発表したのやチェイス。これからはATMカードが不要になる。

 

ATMはモバイル機器対応。ひとつはNFC非接触。非接触機能のないモバイルはアクセスコードで対応している。

 

NFC非接触ではモバイル機器をATMにタップし、PIN入力して現金を引出す。Apple Pay。

 

非接触機能のないモバイルは、チェイスのカードレスATMアプリをダウンロード。アプリを起動するとアクセスコードがあらわれるので、それをATMに入力し、ついでPINを入力する。

 

引出上限は3,000ドル。紙幣は1ドル、5ドル、20ドル、100ドルを選択できる。

 

すでにワシントンエリアなど数カ所でテスト済み。2016年後半には全米へ展開する。

Chaseeatm

2016年1月29日 (金)

英国非接触でキャッシュレス

欧州Visaによると、2015年英国のPOS売上は9.6%アップ。英国POS総売上の3分の1をVisaが占めた。

 

電子決済を加速させているのが非接触決済。Visa決済件数の7件に1件が非接触決済だ。2014年は25件に1件が非接触決済だった。前年対比250%という驚異的な伸びとなっている。

 

ロンドン交通でのVisa非接触決済件数は1日100万件を超える。ロンドン以外の地域ではスーパーでの非接触決済が圧倒的に多い。

 

非接触決済を牽引しているのはモバイルだ。2015年7月に英国に上陸したApple Payの影響が大きい。

Londonbusbigben

2016年1月28日 (木)

韓国でコインレス

世界はキャッシュレスを加速している。韓国の中央銀行はコインレスを検討しているようだ。

 

紙幣はそのまま残すが、硬貨はすべて廃止する。日本円の1円に当たる10ウォンから50ウォン、100ウォン、500ウォンまで、4つの硬貨をなくそうというのだ。

 

代わりのプリペイドカードを使う。お釣りはプリペイド口座に入金する。これは画期的なアイデアである。中央銀行主導で推進戦略を立案した。

 

カナダでは1ペニー硬貨を廃止して、社会コストを削減。その分を社会保障費などに充てている。経済活性化の効果もあらわれている。硬貨をなくすことによって、カードの利用が促進されるのだ。

 

Korea

2016年1月27日 (水)

ICカード2つの戦い

米国では昨年10月のライアビリティシフトから、ICカードについての議論がいままで以上に高まっている。本人認証は署名かPIN入力かという議論である。

 

EMVではどちらも可としているが、セキュリティが高いのはPIN入力。しかし、利用者はサインの方が便利だという。

 

カードを磁気ストライプからICにかえることによって、偽造が難しくなる。ICカードを偽造したとしてもコストが高く、割に合わない。

 

リアル店舗では本人しか知りえないPINの方がセキュアだが、PINを読み取られたら効力が消える。それは署名と同じ。真似されてしまえば、店員は見抜けない。

 

オンラインショッピングでは、ICカードであってもカード番号を入力する必要がある。つまり磁気からICにかえても、オンラインではカード番号を取られてしまう。この時点で、署名かPINかという議論の意味がなくなる。

 

コンサルティング会社TMGによると、クライアントである米国のカード発行会社の93%が署名を推している。

Ic

2016年1月26日 (火)

車で支払いフォードパス

フォードは今年中にフォードパス(FordPass)をリリースする。車をインターネットにつないだコネクティッドカーサービスだ。

 

フォードパスの会員になると、バーチャルアシスタントとパーソナルな会話ができる。このアシスタントが、音声で目的地周辺の駐車場を予約し、誘導してくれる。

 

駐車場の支払いはフォードペイ(FordPay)。予約した時点で事前に支払いを完了。利用額に応じてリウォーズをもらえる。

 

FordPayはバーチャルウォレットで、駐車場サービスを運営するパークウィズ(ParkWhiz)やパークオペディア(ParkOpedia)と提携したマーケットプレイスで利用する。

 

Fordssss

2016年1月25日 (月)

SMB融資フィンテック45億円調達

スモールビジネス向けにオンライン融資を提供するブルーバイン(BlueVine)が4,000万ドルを調達した。投資したのはメンローベンチャーズや楽天フィンファンドなど。

 

これで総計6,400万ドルの資金を調達したことになる。メンローベンチャーズと楽天フィンファンドからは各1名が取締役会のメンバーに参加する。

 

ブルーバインの創業は2013年7月。2014年3月、クラウドをベースにしたファクタリングサービスをスタートした。融資限度額は最大250,000ドルだ。

 

2015年ブルーバインの融資額は12倍になった。2016年には2億ドル強の融資を計画している。

 

Bluesssss

2016年1月24日 (日)

インドはモバイルでキャッシュレス

インドのスマートフォンはプリペイド型で、プリペイド残高の範囲で通話できる。このプリペイド携帯を利用したモバイル決済がいまトレンドになってきた。

 

ムンバイには25万台のタクシーが走っているが、その10%がモバイル決済できる。利用者はアプリをダウンロードして使う。

 

支払いはアプリにログインし、運転手の携帯電話番号と金額を入力するだけ。運転手は自分の口座に送金された結果をテキストメッセージで受取る。

 

12.5億人という人口をかかえるインドのパワーは驚異的だ。現在インドのモバイルウォレット口座は2億件。すべてが稼働しているわけではなく、ひとりが複数口座をもっていることもあるが、2億件という数はすごい。

Indiansssss

2016年1月23日 (土)

Amexがユニークなビジネスカード

ステータスブランドのAmexが、スモールビジネス向けに年会費無料のクレジットカードを発行した。年会費を無料にすることによって、幅広いスモールビジネスを取込もうという算段だ。

 

ユニークなのはクレジット限度額まではリボルビング払いで残高をキャリー、それ以上の利用分は翌月一括払いというスキームだ。これによって、スモールビジネスのバイングパーワーが高まる。

 

カード名称はシンプリーキャッシュプラス(SimplyCash Plus)。米国のオフィス用品や通信費など、ビジネス関連の商品やサービスを利用すれば5%のキャッシュバックがもらえる。

Amexsimplycash1sss

2016年1月22日 (金)

不正検知フィンテックへ100億円出資

カウント(Kount)という名前を知っている人は少ないだろう。フィンテック領域では個人を対象とせず、黒子に徹しているからだ。

 

カウントは2008年創業で、アイダホ州に本拠をおく不正検知のトップベンダー。不正検知には機械学習を採用し、数多くの特許をもっている。

 

この会社に8,000万ドル投資したのがCVC Growth Fundである。スタートアップではなく、ある程度成長したベンチャーへ投資している。

 

CVCはEコマースとモバイルの不正検知が今後大きく成長するとみて投資した。自社の投資ポートフォリオにある企業群との相乗効果も見込んだ。やみくもな投資ではない。

Kountssss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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