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2016年12月

2016年12月31日 (土)

2016年ゆく年サルとし

申年が今日でサル。

サル年を振り返りながら、年越しそばをあてに日本酒。

ピコ太郎さんのPPAPはアップルペンではなく

Apple Payに聞こえてしまう。

みなさん、今年1年ありがとうございました。

2016年12月30日 (金)

Apple Payで売上がアップする

2016年を振り返って、日本の決済業界でもっともインパクトが大きかったのはApple Payの日本上陸であろう。

 

日本でApple Payがスタートしたのが10月。米国はそれより2年早かった。Apple Payの米国における受付拠点数は400万件を超えている。日本は40数万件だ。

 

USAテクノロジーによると、Apple Payの広告やメッセージで売上が伸びているという。Apple Payを受け付けるマーチャントとそうでないところでは135%も売上が違う。

 

この6カ月間の比較では、Apple Pay受付を明示しているところは売上で36.5%、トランザクション件数で44%増加している。

 

Apple Pay受付を店頭に大きく掲示しよう。そうすれば売上がアップする。

Apple_pay

2016年12月29日 (木)

信じられないブラジルのクレカ金利

今年日本を景気づけたのは、ブラジルで開催されたオリンピックであろう。日本人の活躍で大いに盛り上がり、4年後の東京オリンピックへの期待は一層膨らんだ。

 

その開催国ブラジルのクレジットカード利用者は劣悪な環境にさらされている。平均リボルビング金利は450%を超える。いったん残高をもってしまったら、アリ地獄のように抜け出せない。

 

10万円借りると、1年後の金利は45万円。月に直せば3.5万円ほどの金利を払うことになるのだ。3カ月後には金利が元本を上回ってしまう。

 

ブラジル経済は厳しい状況にある。景気低迷がつづき、賃金が上がらないなか、この金利では一般国民の多くが返済不能に陥ってしまう。

 

ブラジル政府はようやく重い腰を上げた。上限金利にキャップをかけることを検討している。段階的に下げるのかと思いきや、一気に12%まで引き下げる計画だ。

 

クレジットカードで消費を促進したい政府。しかしカードを発行する銀行は、12%ではとても貸倒リスクをカバーできないとして猛反発することは必至だ。ブラジル政府はむずかしい局面を迎えている。

 

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2016年12月28日 (水)

ロンドンパブで非接触ビールを飲もう

ロンドンピカデリーのヘンリーズ・カフェバーで、セルフサービスのビアポンプがスタートした。

 

タッチスクリーンでビールを注文し、支払いは非接触決済。非接触カードやApple Payなどで支払える。

 

その後、ビアグラスをポンプに置くと、ビールが注がれるというプロセスだ。まだテスト段階だが、現金のやり取りがなく、スピード決済できるのでビールファンには喜ばれるだろう。

 

この非接触ポンプを設計したのはバークレイカード。ネーミングはThe Pay @ Pump。ポンプで支払いというわかりやすいものにした。

 

バークレイカードは、英国人の調査から28%がパブやバーの支払いを望んでいることがわかった。さらに、約19%の消費者はパブやバーに非接触のビアポンプの導入を希望していた。

 

The Pay @ Pumpは、イベントやコンサート会場での導入も検討中。2017年ハイドパークで行われるイベントにも登場する予定だ。

 

Paypump

2016年12月27日 (火)

驚きのEMVカード利用率

EMVCoの調査によると、世界的に対面販売でのEMVカード利用率がアップしている。

 

2015年7月から2016年6月までの12カ月間のEMVカード利用率は世界平均で42%。前期の33%から大きくアップした。

 

驚くのは米国の利用率の低さ。2015年10月にEMV対応が義務づけられたが、利用率はわずか7.2%だった。それでも、前期の0.26%よりは改善。成長率では群を抜いている。EMVカード比率は26.4%だ。

 

最も利用率が高かったのは西欧で97.60%、EMVカード比率は84.3%。カード取引のほぼすべてがEMV標準に則っている。次いで高かったのはアフリカ・中東で89.94%だった。EMVカード比率は61.2%。

 

以下、カナダ・ラテンアメリカ・カリビアン諸国が88.81%。東欧・ロシアが74.98%、アジアが57.93%とつづく。アジアのEMVカード比率は32.7%。EMVカード対応ではアジアは遅れている。

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2016年12月26日 (月)

ペイパルが銀行提携加速

ペイパルが提携戦略を加速している。実店舗でのNFC非接触決済を利用者に提供するため、国際決済ブランドではVisaとMasterCardと提携。利便性の高いチェックアウト機能が評価され、中国ではアリババと提携、10月にはフェイスブックとも提携している。

 

そして今度は銀行との提携を強化。第一弾としてシティと提携した。シティ顧客はPayPalに紐つけたカードで非接触決済できるようになる。使えるのはVisaのpayWaveやMasterCardのPayPass加盟店だ。

 

PayPal Walletに格納したシティカードは高度なセキュリティを確保。利用時にはPayPalとシティカードの両方の利用明細を一覧できる。シティとの提携契約には、2017年に各種テストパイロットを走らせ、利便性の高いサービスを開発提供していくことが盛り込まれている。

 

シティと同時に決済プロセッサーのFISとも提携した。FISは米国だけで数千の金融機関にサービスを提供している。その金融機関と巻き込んで消費者やマーチャントに利便性の高い決済サービスを提供する。

 

FISは金融機関へPayPal口座の活用を提案。カードとの連携やマーチャントとの連携で、銀行のサイトからPayPal口座残高などを直接確認できるようにする。

 

Paypalcitifis

2016年12月25日 (日)

米英で進むキャッシュレス

国際法律事務所のポールハスティングズ(Paul Hastings)は、米国のキャッシュレス決済額は2026年までに46兆ドルになると予測した。日本円に換算すると5,000兆円を超える。日本と比較すると雲泥の違いだ。

 

英国はどうか。キャッシュレス決済額は2016年現在1.14兆ポンド。10年後の2026年には1.44兆ポンドになるという予測だ。日本円に換算すると200兆円を超える。

 

しかし完全キャッシュレスというわけにはいかない。

なぜ完全キャッシュレスにならないのか。その理由はセキュリティにある。利用できる場所が少ない、顧客サービスが悪い、金利が高いなどの理由を抑えてトップとなった。

 

米国消費者の48%、英国消費者の53%が、不正リスクが減ればキャッシュレス決済を使うと回答している。

 

Cashlessusuk

2016年12月24日 (土)

クレジットカードは米国人でも怖い

クレジットカード発祥の地であり、クレジットカード大国である米国で、実はクレジットカードを怖がっている人が多くいることがわかった。

 

調査したのはペイパルマフィアのひとり、マックス・レブチン氏率いる決済会社アファーム(Affirm)。全米の22歳から44歳1,089名を対象に調査した。

 

クレジットカードのリボルビング残高を保有している人のうち、なんと65%が怖いと回答した。32%はとても怖いと回答。その理由はいつ完済できるのかわからないからである。

 

クレジットカードの利便性は理解しているものの、使いすぎの怖さを懸念している。負債が怖いと回答した人のうち、最優先に解決する問題で頭から離れないと回答した人は57%もいた。

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2016年12月23日 (金)

Google Wallet模様替え

Google Walletがホリデーシーズンに向けて、Webベースの送金サービスを模様替えした。

 

E-mailアドレスや電話番号で友人に借りたお金を返せ、受金者は受取った金を銀行口座へすぐに送金できる。アプリをインストールする必要はない。

 

ブラウザーを離れることなく送金を依頼することも可能。受取ったお金は、設定した口座へ自動で送金される。

 

今までより銀行口座との連携がはやくなった。

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2016年12月22日 (木)

英国SME回収不能6兆円

Amicus Commercial Financeの調査によると、英国中小企業の回収不能額が増えていることがわかった。B2Bで請求しても支払ってもらえないケースが多い。

 

日々の回収不能額は1.67億ドル。年間ではなんと620億ドル、6兆円強になるという。小企業1件あたりの回収不能額は年間14,600ドル、従業員が50人から249人の中規模企業回収不能額は42,000ドルだった。

 

英国中小企業はこれを損失として計上している。が、キャッシュフローでは大変な問題だ。調査に参加したSMEの5社に1社は、キャッシュフローの問題で契約を逃したと回答している。

 

この問題を解決する方法として請求書融資(Invoice Finance)がある。これを利用しているのは8%。今後採用を計画しているところは19%だった。

Amicusは英国で銀行免許を取得したばかり。この調査に基づいてSME向けの金融サービスを提供する。

Amicusssssss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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