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2017年4月

2017年4月30日 (日)

中国2大M決済300兆円を超えた

中国のモバイル決済がスカイロケット状態だ。AlipayとWeChat Payの2016年取扱高が2.9兆ドル(320兆円)となった。2012年から20倍だ。

 

2015年中国の小売売上高の約60%をキャッシュレス決済手段が占めている。そのうちカードが72%、AlipayとWeChat Payが28%だ。

 

日本のキャッシュレス取扱高が80兆円。その4倍をAlipayとWeChat Payの2つであげている。凄まじい勢いだ。

 

マッキンゼーによると、現金からキャッシュレスに移行することによって、世界のGDPが6%成長、9,500万人分の職業を創出する。

Alipaywechat_pay

2017年4月29日 (土)

ラッパーがM銀行の経営アドバイス

英国のモバイル専業銀行Atom Bankに異色のアドバイザーが加わった。米国のグラミー賞受賞ラッパーであり、音楽プロデューサーであるウィル・アイ・アム(will.i.am)だ。

 

役割は戦略的ボードアドバイザー。外部の視点から、文化やフィランソロピー、テクノロジーをAtom Bankに注入する。

 

契約は3年間。ウィル・アイ・アムはAtom Bankの株を1株1.15ポンドで355万株を購入できるオプションをもらう。

 

Atom Bankはウィル・アイ・アムをアドバイザーにすることによって、数百万人のファンへAtom Bankブランドを訴求できる。とともに、ユニークな発想やトレンドを取り入れられると判断した。

 

バンキングサービスと音楽との融合。これはおもしろい。

 

Atombankmusic

2017年4月28日 (金)

インドでVisa利用2倍

取引の8割から9割が現金だといわれているインドで、高額紙幣廃止令が出たのが11月。モディ政権は強力にキャッシュレスを推進しているが、その成果があらわれている。

 

Visaの報告によると、2017年にはいってからの3カ月間のトランザクション件数が前年同期比2倍になった。

 

紙幣の流通を制限すれば、現金の利用が減り、キャッシュレスの決済手段が必然的に利用されるようになる。

 

Visaの受付加盟店数も50%増え、200万件になった。国際ブランド決済を受付ける加盟店の伸びしろはまだまだある。競合のPaytmは2月時点で300万件のアクセプタンスを獲得した。

 

インドは13億人強の人口を抱え、GDP成長率は7%代という成長国家である。もディ首相はキャッシュレスによって、透明性の高い、健全な国家をめざしている。

Visaindian

2017年4月27日 (木)

PayPalのXボーダー取引40兆円超

2003年PayPalは世界の売り手と買い手にオンライン決済を提供開始。それから2016年までの間、クロスボーダー取引額は4,000億ドル、40兆円を超えた。

 

2016年、PayPalのクロスボーダー取引で1アイテム以上販売したマーチャントは980万件。1アイテム以上クロスボーダーで買った利用者は1億600万人になった。

 

これらのトランザクションは19,000強のルートに拡大。通貨は25種類、業種は45以上になる。

 

PayPalのクロスボーダー取引は全取扱高の22%に相当。過去2年間で41%も伸びている。オンライン取引は海を越え、国境を超え、スピードを速めている。

Paypalsss

2017年4月26日 (水)

融資をはじめた自動投資

カリフォルニアはレッドウッドシティに本拠を構えるウェルスフロント(Wealthfront)は、投資家を対象に融資をはじめた。

 

ウェルスフロントは2011年の創業。自動投資アドバイスサービスが強み。これまで5回のラウンドで1億2,950万ドルを調達している。

 

融資対象者はウェルスフロントで10万ドル以上を投資している人。口座価値の30%まで融資する。追加で投資したいというニーズに応えた。

 

ペーパーレスで、30秒以内に融資契約が完了する。融資実行は24時間以内。金利は3.25%から4.5%と安い。口座資金を担保にしているからだ。

 

ウェルスフロントは大学生向けの貯蓄プランや、ストックオプションなど、サービスの拡充を進めている。融資サービスもその一環だ。

 

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2017年4月25日 (火)

アファームが100万件を超えた

PayPal創業者のマックスレビチン氏率いるオンライン割賦のアファーム(Affirm)が、2017年3月31日、累計割賦契約件数100万件に到達した。アファームはフェアで誠実な金融サービスの提供を社是としている。

 

2016年の割賦残高は前年対比3倍。2015年、アファームのサービスを提供している小売企業は100件だったが、現在では900件に増えている。

 

「アファームの成長は、フェアで誠実な金融サービスに対する明確な市場の声を証明するものである」とレビチン氏は語っている。

 

アファームの調査によると、22歳から44歳の87%が後払いを望んでいるが、それはクレジットカードではないと回答している。理由は使いすぎによる負債を抱えたくないということ。返済がいつ終わるかわからないのが怖い、という人が3人に1人いた。

 

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2017年4月24日 (月)

携帯キャリアが銀行設立

欧州でモバイル専業銀行がつぎつぎに誕生しているが、今度はフランスの携帯キャリアが参戦した。その名はオレンジバンク(Orange Bank)。

 

そう、フィンテックに積極的なオレンジが本格的に銀行業へ進出する。スタートはこの夏。オレンジが美味しいシーズンに。

 

オレンジの携帯電話契約者でなくても口座開設が可能。口座を開設すれば、当座貸越枠、定期預金口座、そしてVisaデビットカードがついてくる。

 

カードを使うと、オレンジバンク専用アプリに通知が届く。利用明細を参照できる。モバイルでカードの利用制限。という基本機能を具備。

 

アンドロイド端末であればOrange Cash、iOSであればApple Payを使ってNFC非接触決済もできる。当然ながら、個人間送金サービスも実装する計画だ。個人間送金はSMSを利用する。

現在保険や融資も検討中。APIを公開し、先進的なフィンテックと組んでユニークなサービスをスピーディに提供する。まずはフランスでスタートし、スペインやベルギーでもサービスを展開する予定だ。

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2017年4月23日 (日)

Amazon Payが欧州進出

AmazonはEコマース経済圏を拡大するため、欧州のマーチャントにAmazon Payを提供することを発表した。フランス、イタリア、スペインでスタートする。

 

これらの国のAmazon利用者は、サードパーティのマーチャントサイトでもAmazonに登録した口座情報を使って簡単に決済できる。カード番号や送付先などを入力する必要はない。

 

チェックアウトの際、Amazonのログインとパスワードを入力するだけでいい。Amazon Payの利用者は全世界で3,300万人。その半数はプライムメンバーだ。

 

Amazon Payの2016年取扱高は前年対比2倍に拡大。Amazon Payを採用するマーチャントは120%の勢いで伸びている。

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2017年4月22日 (土)

ドイツOLウォレットが提供する決済手段

2016年、ドイツのEコマース市場規模は620億ドル。それが2018年までに820億ドルになると予測されている。

 

ドイツ人の81%はオンラインショッピングの頻度利用者で、月間平均オンラインショッピン時間は25.2時間。毎週6時間強、1日1時間弱を使っているという。

 

しかし、クレジットカードがオンライン決済で使われる比率はわずか21%。着払いや振込が多い。しかしこれらは本来オンラインショッピングに向かない決済手段である。

 

そこで、ドイツのアライドウォレット(Allied Wallet)はオンラインマーチャント向けに、コードをコピー&ペーストするだけで、多様な決済手段を提供できるサービスをはじめた。

 

現在提供する決済手段の数は、なんと90種類。国際決済ブランドや銀行、ローカル決済などを揃えている。まだこれは序の口。ショッパーやマーチャントの利便性を追求し、できるだけ多くの決済手段を揃えていく方針だ。

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2017年4月21日 (金)

ソフトバンクが食指を伸ばしたインドのM決済

インドのモバイル決済Paytmを運営するOne97 Communicationsにソフトバンクが投資するようだ。Paytmはインドのキャッシュレス政策に乗って、急成長しているフィンテック。

 

投資額は14億ドルから19億ドルになる模様。実現すれば、Paytmの時価総額は70億ドルから90億ドルになる。ソフトバンクは既存投資家のSAIF Partnersと創業者のVijay Sharma氏の株式も購入したいという意向。

 

このニュースは、ソフトバンクがSnapdealの株をインド最大のEコマースであるFlipkartに売却するというレポートとともに明らかになった。

 

ソフトバンクはSnapdealが保有する決済サービスFreeChargeをPaytmに売却する計画だ。インドは人口13億人を超す成長市場。孫社長の投資はこれにとどまらない。

Softbankpaytm

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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