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2017年7月

2017年7月31日 (月)

J.C.ペニーがApple Payで革新の一歩

アマゾンの影響で大手小売流通が閉店縮小を余儀なくされているが、J.C.ペニーも例外ではない。

 

窮余の策として子連れファミリーを呼び込むため、子供部門に小さなおもちゃ売り場を開設したり、モバイル決済のApple Pay導入で若年層を取り込もうとしたりしている。

 

Tap & GoのApple Payは支払いプロセスが簡単ではやい。WalmartやTargetは独自のモバイルQR決済をスタートしているが、J.C.ペニーはNFC非接触決済のApple Payを選んだ。

 

2016年10月から小売流通はICチップカードの受付が義務づけられた。しかし、磁気ストライプカードより処理時間がかかり問題になっていた。Apple Payはそれを解消できる。

 

利用者はJ.C.ペニーのハウスクレジットカードをApple Walletに格納して使えば、ロイヤルティプログラムと連携できる。

Apple_payjc

2017年7月30日 (日)

米国で新たなネオバンク誕生

米国でネオバンクといえば、シンプル(Simple)とムーブン(Moven)。そこにバーロ(Varo)が新たに名乗りを上げた。

 

バーロは2015年11月1日創業のフィンテックベンチャー。サンフランシスコに本拠を構え、これまで3回のラウンドで5,973万ドルを調達している。

 

すでにサービスをスタートしているが、このたびOCCとFDICへフルサービスの銀行免許取得の申請をした。

 

デビットカードの発行や預金、融資に加え、金融リテラシーを高めるためのコーチングが特徴。カードの利用履歴や口座ぶりからリアルタイムに予算管理できるようにする。

 

消費者の金融に関する問題を解決すること、フルサービスの銀行免許取得の目的だそうだ。この理念だけで、本当にメガバンクに立ち向かえるのだろうか。

Varoapp

2017年7月29日 (土)

チャットボットのコスト削減効果

有人対応のコンタクトセンターがチャットボットに置き換わる。2022年までに80億ドルのコスト削減効果があると、Juniper Researchが発表した。

 

AIを活用したチャットボットは、年々進化し洗練されてきている。Juniperはチャットボットを「利用者との会話を想定してデザインされたコンピュータプログラムで、会話をきっかけとして自動処理されるもの」と定義している。

 

チャットボットの導入により、コールセンターの処理時間が平均4分削減。2017年の精度は20%とまだ低いが、2022年までに精度が93%まで高まるとしている。

Chatsss

2017年7月28日 (金)

インジェニコが決済会社買収

決済端末メーカーのインジェニコがスウェーデンの決済ソリューションー会社バムボラ(Bambora)を買収することになった。

 

買収額は15億ユーロ、(2,000億円弱)。インジェニコは買収資金を現金とデッドで調達する。

 

この買収によってインジェニコは年間売上高が1%〜2%アップ。1株あたりの利益は約5%増える見込み。

 

バムボラは2015年創業のベンチャー。11万件のマーチャントにオンライン決済を提供し、2億200万ユーロ(260億円)の収益を上げている。

Bamborasssss

2017年7月27日 (木)

ペイパルがV提携拡大で欧州市場強化

ペイパルとVisaは米国やアジアパシフィックではすでに協業しているが、欧州でも提携し協業することになった。

 

ペイパルはオンライン決済が主流だが、Visaと提携することによって、リアル店舗でのモバイル決済を可能にした。Visaのマーチャントであれば、ペイパルを使えるようにしたのである。

 

このスキームを欧州でも展開し、欧州市場でのペイパルの利用を拡大することになった。Visa利用者はペイパルのオンライン加盟店で使える。

 

ペイパルは米国でVisaと提携したのち、MastercardやDiscoverとも提携している。欧州でも同様に他の国際ブランドとも提携していきそうだ。

Paypalvisa

2017年7月26日 (水)

アマゾンのリアル決済へ着々

アマゾンの決済はAmazon Payだが、そこにAmazon Pay Places(アマゾンペイプレイシズ)という新しい決済が加わった。

 

Amazon Payはオンライン決済。Amazon Pay Placesはリアル店舗での決済。対面決済と事前オーダーの両方の機能を保有している。

 

アマゾンに登録した口座情報を使ってモバイル決済できるのが特徴。レストランチェーンのTGI Fridaysと提携してスタートした。

 

アマゾンはホールフーズを買収するが、ここでの決済を視野に入れたものとみられる。Amazon Payの利用者数は2017年2月時点で3,300万人。前年4月からは1,000万人増えている。

Amasssss

2017年7月25日 (火)

アルコール配達に6億円

UbeEatsやPostmates、GrubHub、Deliverooなどフードデリバリーに資金が集まっているが、アルコール飲料に特化したデリバリーサービスにも注目が集まっている。

 

ソーシー(Saucey)はその1社。今回シリーズAラウンドで540万ドルを調達した。これまでのものも含めると、総計1,020万ドルになる。

 

本社はロサンゼルス。創業は2013年。30分以内にワインやビール、ウィスキーなどを届ける。従業員はわずか25人だが、クーリエと呼ばれる配達員は2,300人いる。

 

アルコール専門のデリバリーサービスはSauceyのほか、DrizlyやThirstie、Swillなどがある。デリバリーサービスはモバイルコマースやIoTの進展で、今後さらに発展すると予測されている。

Sausssss

2017年7月24日 (月)

NYモバイル投資が40億円調達

ニューヨークのフィンテックベンチャーが4,000万ドルの調達に成功した。2015年創業のスターシュ(Stash)である。これを含め5回のラウンドで調達した資金は7,875万ドルになる。

 

スターシュのターゲットは若年層。投資の初心者である。自分のライフスタイルやリターンなどにあった投資が可能で、最低5ドルからスタートできる。

 

投資額5,000ドルまでの手数料は毎月1ドル。それ以上になると0.25%を利用者からもらう。

 

すでに85万口座を保有。そのうち86%が新規投資家だ。新規申込者は毎週25,000人を超えるというからすごい。

 

今回調達した資金は、顧客ニーズにあわせた商品を提案できるパーソナル化や、教育ツール、退職に備えた新商品の開発にあてる。

 

Starshsssss

2017年7月23日 (日)

ドレスコードを変えたGS

投資銀行の社員といえば、ビジネススーツ。という慣行が変わる。

 

ゴールドマンサックスは、エンジニア系社員のドレスコードを通年カジュアルにした。

 

シリコンバレーの開発者たちと同じように、リラックスして仕事に打ち込めるようにするためだ。

 

ただし、顧客との商談にはその場にあった服装を選ぶよう指導している。

 

カジュアルな米国でも、バンカーたちのマナーに対する要求はそう簡単に変えられないようだ。

 

Photo

2017年7月22日 (土)

PayPalからX.comを買った

PayPalはかつてX.comだった。現TeslaモーターズのイーロンマスクCEOが創設。その後、Confinityと統合し2001年にPayPalとなる。

 

PayPalとなってから、X.comというドメイン名は使われなくなっていたが、それをマスク氏がPayPalから買い戻した。

 

理由はマスク氏のXへのこだわりである。TeslaではModel X、宇宙ビジネスではSpace Xと命名。X.comを彼のビジネスのハブにしようと考えているようだ。

 

アルファベット1文字のドメインは限定されているため、高値がついている。Z.comは2014年に640万ドルで販売された。X.comの価格は未公表だが、これ以上の価値がある。

 

X.comを手にいれたマスク氏は、このドメインでどんなビジョンを展開するのだろうか。その中には金融ビジネスが含まれているかもしれない。

Xcom

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
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