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2017年7月

2017年7月20日 (木)

VisaがSMBキャッシュレスCP

スモールビジネスマーチャントを対象にVisaがキャンペーンをスタートした。タイトルやキャッシュレスチャレンジ(The Visa Cashless Challenge)である。

 

このキャンペーンは飲食のスモールビジネスに絞ったもの。レストランやカフェ、移動フードトラックを対象にしている。

 

米国限定だが、100%キャッシュレスを達成したマーチャント50件に最高50万ドルをプレゼントする。

 

Visaの調査によると、100都市の決済が現金からデジタルに置き換われば、年間3,210億ドルの経済効果があるという。

 

ニューヨークだけでも、68億ドルの売上効果がある。キャッシュレスは労働時間の短縮にも貢献。1.86億時間の節約になると試算している。このコスト削減は年間50億ドル以上になる。

 

Visaはマーチャントにキャッシュレス効果を体験してもらいながら、消費者のキャッシュレス促進を狙っている。

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2017年7月19日 (水)

PayPalがアップルの公式決済へ

PayPalがアップルの公式決済となった。App Store、Apple Music、iTunes、iBooksなどでの決済にPayPalが使えるようになる。

 

Apple IDの決済としてPayPalを設定すれば、自動的に音楽やデジタルコンテンツの購入はPayPal決済となる。

 

Apple ID設定の決済情報をタップすると、一番上がカード、ついでPayPalとなっている。そのPayPalをタップすれば、設定完了。ここにPayPalが表示されるインパクトは大きい。

 

まずはカナダとメキシコでスタート。米国やその他の国々でも近々スタートする。

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2017年7月18日 (火)

豪州デビット非接触対応完了

オーストラリアには国際ブランドに依存しないeftposというデビットネットワークがある。銀行口座と直結したデビットカードを、eftpos加盟店で使うと、即座に口座から利用額が引き落とされる。

 

このデビットネットワークがNFC非接触決済に対応するようになった。利用者は非接触カードや非接触機能を搭載したモバイルで、簡単にスピード決済できるようになる。

 

セキュリティも万全。国際ブランド同様、カード番号はトークン化されるため、マーチャントにカード番号が残らない。

 

オーストラリアでは非接触決済が主流になっているが、これでますます非接触決済が加速する。

Eftsssss

2017年7月17日 (月)

WeChat Payマレーシアへ

中国モバイル決済WeChat Payを運用するテンセントは、マレーシアで決済サービス免許を申請した。マレーシア人を対象にモバイル決済を提供するためである。

 

中国人のマレーシア旅行者を対象にした、WeChat Pay受付マーチャントの獲得が目的ではない。

 

利用者はマレーシアの銀行口座とWeChat Payを連携させれば、モバイルQR決済や送金が可能になる。

 

競合のAlipayも香港で同様の動きをしている。両者の国際展開はますます加速しそうだ。

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2017年7月16日 (日)

Walgreensがシニア対象にアプリ改善

モバイルアプリの利用者は若年層が多い。しかし、ドラッグストアのWalgreensは55歳以上のシニアが20%強を占めている。これは平均の2倍だ。

 

Forrester Research2017年報告によると、毎週1回ショッピングアプリを使っているスマートフォン保有者は9%だという。

 

なぜWalgreensに55歳以上が多いのだろう。それは処方箋や健康サプリメントなどのヘルスケア商品を扱っているからである。

 

Walgreensはシニアが簡単に、フリクションなしに使えるように、アプリを継続改善している。たとえば、タッチボタンを大きくしたり、フォントサイズを自分に合わせて拡大できるようにしたり。

 

あるいは、メニューを簡素化したり、薬を飲む時間を知らせてくれたりする機能をもたせている。高齢化が進む日本では、この視点が欠かせない。

 

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2017年7月15日 (土)

WalmartがOL注文ピックアップタワー

Walmartはオンラインショップを強化しているが、注文した商品を自宅に送るほか、店頭で受け取る方法のふたつを提供している。

 

店頭での受け取りを通常のレジで運営するのはむずかしい。特別に受け取りカウンターを設けるのも人件費がかかる。

 

そこでWalmartが考えたのがピックアップタワー。自動販売機の要領で注文した商品をピックアップする。

 

2016年、1号機を本社があるアーカンソー州ベントンビルのストアに設置。現在はアリゾナやオクラホマ、アラバマ、ジョージア、バージニアなどにも拡大している。

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2017年7月14日 (金)

ロンドンでモバイルNFC乗車

ロンドン交通局によると、NFC非接触乗車が急増しているようだ。なかでもモバイルNFCの伸びが大きい。

 

ロンドン交通利用者に占める非接触決済利用者は、2016年25%だったが、直近12カ月間では40%となった。モバイルでのNFC非接触利用者数は3,100万人。10人に1人がモバイルNFC非接触決済を利用するまでになった。

 

ロンドン交通局がバスのNFC非接触乗車をはじめたのは2012年12月。それを2014年9月には地下鉄と鉄道にも拡大した。

 

現在ロンドン交通のNFC非接触件数は1日平均200万件。これまで非接触決済カードの利用は10億件を超えている。NFCのスピード決済が利用者の拡大をスピードアップしている。

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2017年7月13日 (木)

Citi米国でCiti Pay

CitiはMastercardのMasterPassを活用し、米国顧客がIDとパスワードでオンラインショッピングやアプリ内決済ができるようにした。

 

Citi Payと命名したこのサービスは、2016年にシンガポールやオーストラリア、メキシコでスタート。リアル店舗でもモバイルNFC非接触決済できる。

 

この仕組みを米国にも導入した。カード番号はトークン化するため、マーチャントのサーバがハッキングされてもカード番号を利用される心配はない。

Citipay

2017年7月12日 (水)

決済会社の1兆円を超える買収

英国最大の決済ソリューション会社ワールドペイ(Worldpay)が、米国の決済ソリューション会社バンティフ(Vantif)に身売りすることになった。買収金額は77億ポンド(1.1兆円)、超大型買収だ。

 

ワールドペイはアクワイアリングが専門で、英国小売決済件数の42%を処理。1日の平均処理件数は3,580万件。世界146カ国で事業展開している。

 

バンティフはもともとフィフスサードのプロセッシング部門だったが、2009年にスピンオフし、2012年に上場。2016年にはカナダの決済プロバイダーMonerisの米国法人を4億ドルで買収。2017年4月にはPaymetricを買収している。

 

バンティフはワールドペイの買収によって、国際展開を加速。規模の経済を働かせ、利益率アップをめざそうとしている。

 

ワールドペイは11カ国に4,500名の従業員を抱え、2016年税引前利益で2.64億ドルをあげている。バンティフの2016年利益は2.8億ドル。従業員は3,500人である。

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2017年7月11日 (火)

イベント入場に音波

チケット販売最大手のチケットマスターは、紙のチケットに代えて、スマートフォンの音波で入場できるようにする。

 

音波サービスを提供するのはリスナー(Lisnr)。スマートトーン(Smart Tones)と呼ばれる超音波を使って、相手を特定する。

 

利用者はイベント会場でスマートフォンを取り出し、チケットデータをタップしてブロードキャストする。会場の端末がそれを聞き取りチケットの真正性と本人を特定する。

 

スマートトーンは18.7キロヘルツから19.5キロヘルツのオーディオ信号を生成。人間の耳ではほとんど聞き取れない。

 

QRコードやNFC決済に比べ、不正防止能力が高く、入場処理のスピードが速い。導入コストも安い。不正率は0%、本人特定率は100%、入場処理は1秒以下である。

Ticketsss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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