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2018年8月

2018年8月21日 (火)

法人モバイル決済もPayNow

2017年7月にローンチしたシンガポールのモバイル送金決済PayNowが1周年を迎えた。これまでは消費者を対象にしたものだったが、これからはビジネスにも使えるようになる。

 

PayNow Corporateと名づけたサービスの対象は、企業、スモールビジネス、そして政府機関である。シンガポールの銀行口座から相手に即時送金できる。

 

その際使うのは、相手の電話番号ではない。UEN(Unique Entity Number)を使う。QRコードでの決済も可能。

 

OCBC Bankによると、スタートアップの9割は2018年4月からの事前申込みに応募している。200社のスモールビジネス調査では、3分の2は2023年までにキャッシュレス社会になると予測。45%は2020年までにキャッシュレスを予測している。

Paysss

2018年8月20日 (月)

スマートシティ85兆円市場に

BBC Researchによると、世界のスマートシティ市場規模は、2016年には3,424億ドルだった。それが2021年には7,748億ドル(約85兆円)になると予測した。5年で2倍強という伸びである。

 

2021年の市場規模の42%は北米が占める。スマートシティが進むのは都市部だけではない。

 

オハイオ州コロンバスでは、米国交通省のスマートシティチャレンジから4,000万ドルの補助金を獲得。スマートシティのインフラ構築などを進めている。

 

1,800台のコネクティッドカー(乗用車やトラック)は、ロードサイドの113カ所のセンサーや車同士でコミュニケーションできるようになった。

 

スマートシティシステムで収集されたデータは、交通信号の優先順位づけや、緊急ブレーキ警告、道路管理作業に役立てる。

Smartsss

2018年8月19日 (日)

米国人の5%が返済遅れ

米国では、約定日までに返済しなければ、7年間クレジットレポートに記載されつづける。そうなれば、新たな融資を受けるのはむずかしい。

 

米国オンラインローン比較サイトのレンディングツリー(LendingTree)は、米国100都市900万人強の返済状況について調査した。

 

その結果、約95%の借り手は期日通りに返済していることがわかった。残り5%は返済遅れだ。

 

しかし、平均的な人はクレジットレポートに過去6回の返済遅れがある。うっかり忘れもあるようだ。

Latesss

2018年8月18日 (土)

アバクロでVenmo決済

ミレニアル世代やZ世代(中学から大学生)に浸透しているモバイル送金決済のVenmo。送金決済額は6月30日までの1年間に460億ドル(5兆円)を超えている。

 

同世代をターゲットにビジネスモデルを再構築しているファッションアパレルのアバクロ(Abercrombie & Fitch Co.)は、Venmoを決済ソリューションとして導入した。

 

アバクロは業績不振に陥っていたが、復活をモバイルと決済ソリューションに求めている。Venmoはメッセージ機能をベースに送金決済をつけたもの。

 

Venmoでのコミュニケーションにアバクロのブランドが登場すれば、若年層へのマーケティング効果は高い。それを狙っている。

Venmoaberchro

2018年8月17日 (金)

SMB融資のOnDeck新規UP

スモールビジネス融資のオンデック(OnDeck)が第2四半期の成果を発表した。ローンの新規契約が継続して伸びている。トップラインとボトムラインの両方がウォールストリートの予想を上回った。

 

第2四半期のローン新規契約額は5.87億ドル(約650億円)。前年同期比26.5%の伸びとなった。

 

融資残高は90億ドルに達し、オンデックは2018年中に100億ドルになると予想している。

 

オンデック第2四半期の平均金利は36.1%と高い。2017年同期は33.5%だった。資金調達コストは6.6%。金利マージンは32%にもなる。

Ondeckssss

2018年8月16日 (木)

中国P2P融資破綻急増

中国で個人間融資(P2Pレンディング/マーケットプレイス融資)が大変な状況になっているようだ。借り手と貸し手をマッチングするプラットフォーム運営者の破綻が急増している。

 

Home of Online Lendingによると、2018年7月のP2P融資プラットフォーム破綻数が163件になった。6月は63件、5月は13件だった。

 

破綻の定義は、投資家への支払いが難しくなった状態、経済金融犯罪捜査局の捜査を受けた企業、プラットフォーム運営者が投資家の資金を持ち逃げした状態をいう。

 

急増の理由は6月まで実施された金融当局のP2P融資是正キャンペーン。法令遵守を徹底した結果だ。2017年末に金融当局はP2Pのプラットフォーマーに対し、2018年6月までに登録を要請されていた。

Chinass

2018年8月15日 (水)

Microsoft PayでMasterpass

マイクロソフトのモバイル決済Microsoft Payが久々にニュースになった。Microsoft PayでMasterpassが使えるようになるという。

 

Masterpassを受け付けるマーチャントでMicrosoft Payが使えるということ。Microsoftの口座保有者であれば、利用者のデータを再入力せずに決済できる。

 

両社の提携はここにとどまらない。利用者とマーケティングの決済を最適化するというのが目標だ。

 

安全性を強化しながら、これまでにないシームレスでフリクションレスの決済体験を創出する。ディバイスはスマートフォンに限らない。これからはIoTディバイスによる決済にもチャレンジするようだ。

Microsoftsss

2018年8月14日 (火)

Apple PayがP2P決済評価でトップ

米国Consumer Report(CR)のテスト結果によると、モバイルP2P決済サービスでApple Payがトップになった。Apple PayのP2PはApple Pay Cashである。

 

モバイルP2P決済の重要なポイントは、確実にそして安全に相手に資金を送金できるかということ。そして決済に使えるかということ。CRはそれをテストした。

 

テスト項目は、決済認証(不正やエラー防止)、データセキュリティ、データプライバシー、顧客サポート、広範なアクセスの5つ。

 

その結果、総合スコアが高かったのは、Apple Payで76だった。決済認証とデータプライバシーで高評価だったが、広範なアクセスは普通評価だった。CRはVenmoやSquare Cash、Zelleも評価している。

Applesssss

2018年8月13日 (月)

Paytmで投資信託50万人

インドのモバイル決済Paytmで投資信託の販売が好調だ。まだローンチしていないにも関わらず、50万人以上が購入契約に署名した。

 

Paytmの利用者数は3億人に達している。この数から考えれば、50万人はまだ、すずめの涙程度でしかない。

 

投資信託販売が正式にローンチしたあかつきには、相当数の契約が見込まれる。投資信託の販売はPaytm Moneyである。

 

投資信託の販売にあたり、Paytm MoneyはRIA(登録投資アドバイザー)の認可を受けている。

Paytmsssss

2018年8月12日 (日)

Amexが提携した緑色の空

Amexはグリーンスカイ(GreenSky)と戦略的提携し、デジタル決済と融資機能を通じてマーチャントのビジネスを拡大することになった。グリーンスカイはナスダック上場企業で、マーチャント向けのソリューションを提供している。

 

グリーンスカイは12,000店のマーチャントにソリューションを提供。消費者にフリクションレス決済を提供することによって、マーチャントの売上をアップし、キャッシュフローを改善している。

 

グリーンスカイをAmexの決済ネットワークに接続。改装やヘルスケア業界のマーチャントを対象に、高額支払いのハードルを低くする融資サービスをペーパーレスで提供する。

 

利用者はグリーンスカイのモバイルアプリやウェブ、あるいは電話で分割払いを申し込む。審査結果は60秒以内とスピーディ。可決客にはAmexのバーチャル番号を付与する。

Greensss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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