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2018年9月

2018年9月21日 (金)

シンガポール政府が統一QR決済推進

シンガポール政府は統一QRコード(SGQR)をスタートした。複数のQR決済をSGQRにまとめる。

 

これにより、利用者とマーチャントの両方が、モバイルQRコード決済を簡単にできるようになる。

 

SGQRはシンガポール金融庁とIMDAが主導するタスクフォース。27件のモバイル決済が採用する予定だ。

 

その中にはPayNow、NETS、GrabPay、Liquid Pay、Singtel DASHが含まれている。今後6カ月以内に導入する。

 

すでにQR決済を受け付けているマーチャントは、6カ月以内にSGQRへ置き換えなければならない。政府主導の統一QRコード決済で、モバイルQRコード決済は加速する。

Sgsss

2018年9月20日 (木)

VとMCが7,000億円の賠償金

米国小売業界と国際ブランドの長年にわたる戦いは、小売業界の勝ちで決着した。VisaとMastercardは米国小売りに対し、62億ドル(約7,000億円)を支払うことで合意したのである。

 

VisaやMastercardのカード手数料は独禁法に抵触するとして、米国小売1,200万社が提訴していた。その額72.5億ドル。しかし、約8,000社が取り下げたため、最終的に62億ドルになった。

 

国際ブランドはすでに53億ドルを支払っており、残り9億ドルを支払うことになる。

 

これで戦いが終わったわけではない。国際ブランドに対する圧力はさらに強まりそうだ。米国小売業がカード手数料として支払っている額は900億ドルを超える。

 

Vmss

2018年9月19日 (水)

英国SMEの味方が時価総額23億ドル

英国でスモールビジネス対象の融資を主力にしているチャレンジャーバンク、オークノース(OakNorth)が1億ドルを調達した。これで時価総額は23億ドルとなった。

 

オークノースは2015年3月の設立で、本社はロンドン。今回を含め、これまで6回のラウンドで6億ドル強を調達している。

 

今回調達した資金は、融資ビジネスの拡大と独自のAI技術(Acorn Machines)の販売強化に使う。

 

オークノースは2017年に1,060万ドルの利益を計上したが、これが今回の調達を呼び込んだ。2016年は310万ドルの赤字だった。やはり、黒字転換したというのは大きい。

 

スモールビジネスへの融資残高は、創業からわずか3年で22億ポンド(3,150億円)になった。

 

Oaksss

2018年9月18日 (火)

英国で支払要求サービス

英国で支払要求サービス(Request to Pay)というユニークなサービスが2019年の春にはじまる。提供するのはNPSO(New Payment System Operator)という英国の決済機関である。

 

メッセージングをベースにしたサービスで、請求者と支払者がメッセージングを通じて支払金額や期限、支払方法を決めるというのが新しい。対象は個人からスモールビジネス、大企業、NPOまで幅広い。

 

支払要求を受けた顧客は、全額を支払うか、一部を支払うか、あるいはもっと支払いの期間を伸ばしてくれとか、メッセージを通じて請求者と交渉することができる。

 

支払い方法や支払期日も選べる。支払要求を受けたら自動的に支払うことも可能だ。

Requestsss

2018年9月17日 (月)

英国HSBCがモバイル銀行開設か

銀行よ働け!と英国公正取引委員会が主導してスタートしたオープンバンキング。既存大手銀行はチャレンジャーバンクに押され気味である。

 

リボリュート(Revolut)は200万人の顧客を獲得。N26は100万人。モンゾ(Monzo)は86万人で、毎週18,000人を獲得中。マネーズ(Monese)が50万人、タンデム(Tandem)は25万人、スターリング(Starling)は20万人の顧客を獲得している。

 

これらのチャレンジャーバンクは、モバイルがメインチャネル。英国のミレニアルズと呼ばれる若年層は、モバイルチャネルのない銀行は使わない。

 

既存大手銀行のひとつ、HSBCはこれらのチャレンジャーに対し、モバイル専用銀行を開設し、対抗しようとしている。現在100名を超える人材を募集中だ。

 

プロジェクト名は氷山(Iceberg)。温暖化で溶けてなくならなければいいが・・・。

Hsbcss

2018年9月16日 (日)

ハンガリーで即時モバイル送金決済

世界中で即時決済ネットワークが構築されている。時代はインターネットからモバイルへ移行。東欧のハンガリーでも、2019年7月1日からスタートすることになった。

 

24時間いつでもアクセスでき、送金決済できるネットワークで、1回の上限は1,000万フリント(約400万円)だ。決済は5秒である。

 

相手へのモバイル送金決済は携帯電話番号でいい。銀行口座番号は不要だ。

 

即時決済ネットワークの開発と運営はGIRO Zrt.とNetsが受けもつ。GIRO Zrt.はハンガリー12社の金融機関が1988年に設立した自動清算機構である。

 

Netsは欧州の大手決済サービス会社。ハンガリー向けにカスタマイズした清算アプリを提供する。Netsはデンマークやイタリア、スロバキアで即時決済ソリューションの実績をもつ。

 

日本にはまだこの即時送金決済ネットワークはない。

Photo

2018年9月15日 (土)

アリババがロシアでEC拡大

中国は一帯一路政策でアフリカに6.6兆円を投資すると発表。アリババはデジタルシルクロードを構築するため、ロシアのEコマースベンチャーと提携した。

 

提携(投資は準備中)するのはネット企業のメイル(Mail.ru)と投資ファンドのRussian Direct Investment Fund(RDIF)である。

 

ロシアで求められているのは、Eコマースのロジスティクス構築。そのインフラ整備をアリババとRDIFが担う。

 

アリババがロシアにオフィスを開設したのは2015年。ロシアはEコマースで出遅れており、重要な成長市場と位置づけている。

Alibabasss

2018年9月14日 (金)

英国融資フィンテックがIPOへ

英国のスモールビジネス向け融資フィンテック、ファンディングサークル(Funding Circle)がこの秋上場することになった。

 

ファンディングサークルは2010年8月の創業で、本社はロンドン。これまで8回のラウンドで、4.13億ドルを調達している。

 

公開にあたり株式の25%を売り出す。これによって3億ポンド(約450億円)を調達する計画だ。実現すれば、時価総額は20億ポンドになる。

 

ファンディングサークル2018年上期の収益は6,300万ポンドで、前年同期の4,090万ポンドから増加している。しかし、最終利益は2,700万ポンドの赤字。前年同期も3,500万ポンドの赤字だった。

Fundingsss

2018年9月13日 (木)

アマゾンAlexa搭載機種5倍に

アマゾンの音声アシスタントAlexaを搭載した機種は2万件となった。8カ月で5倍と急伸している。

 

2018年だけで、Alexaが「ハッピーバースデー」を歌った回数は数百万回。ジョークの数は1億回を超えた。それだけAlexaは愛されている。

 

2018年初のAlexa搭載機種は4,000件だった。Alexaを活用しているブランドでも、8カ月間に1,200件から3,500件に大幅アップした。

 

Alexaのスキル(アプリ)は5万種類。世界180カ国で数十万人の開発者が携わっている。

Alexasssss

2018年9月12日 (水)

米国ICカード対応は進んだか

2015年9月にスタートしたライアビリティシフト。もしICカードで決済をしなかった場合、不正が起きた場合はカード発行会社かアクワイアラの責任になるというもの。

 

それから3年が経過した米国で、どれだけICカード対応の店舗が増えたのだろうか。Visaが調査した。

 

2018年6月にICカードを受け付けるマーチャントは310万件となった。2017年12月は270万件、2015年9月時点では392,000件だった。3年間で約8倍になっている。

 

Visaによるとリアル店舗の約67%がICカードを受け付けているという。

Usssss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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