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2019年3月

2019年3月31日 (日)

中央銀行電子通貨は無価値とBIS

国際決済銀行(BIS)のゼネラルマネジャーは、中央銀行電子通貨(CBDC)を発行することに価値を見出せないとスピーチした。

 

現在の通貨システムは顧客向けバンキングシステムと中央銀行の2層で構成されている。それがCBSCになると、中央銀行が直接顧客と関係する1層になる。

 

そうなれば、預金や融資業務が中央銀行の役割になる。東ドイツではかつて中央銀行がすべてを担っていたそうだ。

 

しかし、中央銀行が顧客向けのサービスを進化しつづけることは困難。CBDCは金融の安定性と通貨システムの両方に根本的な変化をもたらすと警鐘した。

 

Cbdcssssssss

2019年3月30日 (土)

厳密本人認証への対応

決済サービスの利便性を高めるためのオープンバンキングが欧州で進んでいる。2018年1月に施行されたPSD2(決済サービス指令)だが、2019年9月14日からその要求が厳しくなる。

 

その名は「Strong Customer Authentication(厳密本人認証):SCA」。オンライン不正をなくし、安全な取引を推進するのが目的だ。

 

オンラインサイト運営事業者は、チェックアウト時の本人認証に以下の3つのうち2つを取得しなければならない。

 

  1. 顧客のみが知っていること(パスワードやPIN)
  2. 顧客が持っているもの(電話やハードウェアトークン)
  3. 顧客であること(指紋や顔)

 

これはけっこう面倒だ。顧客主導(Customer-Initiated)のオンラインカード決済や銀行振込に要求される。

 

Strongssss

2019年3月29日 (金)

OLショップ機能を充実させたスクエア

マーチャント視点で革新しつづけるスクエアが、新たに機能をリリースした。マーチャントがオンラインストアを立上げる場合、これまでより簡単にサイトが構築できるようになった。マーチャントはリアルとオンラインの両方を統合したサービスを求めている。

 

それを可能にしたのがウィーブリー(Weebly)。2018年4月、スクエアは3,65億ドル、日本円にして約400億円でウィーブリーを買収した会社である。

 

この機能の名称はSquare Online Store。導入すると、専用のウェブ構築はもとより、インスタグラムでの販売や、事前注文ピックアップ、配送処理など、多様なオムニチャネルサービスが可能となる。

 

事前注文ピックアップ時間のカスタマイズや決済設定も簡単。小売店だけでなく、レストランも利用できるから便利だ。

Squaresssss

2019年3月28日 (木)

米国で徐々に広がる完全キャッシュレス禁止

現金を受付けない完全キャッシュレスに対し、米国で規制が強まっている。2019年3月、フィラデルフィアでは完全キャッシュレス禁止法案が通過した。

 

7月までに、フィラデルフィア市の小売店は現金支払いもできるようにしなければならない。今後、Amazon GoやSweetgreenでの完全キャッシュレスは違法になる。

 

このムーブメントは全米に拡大している。ニュージャージーでも同様の法案が通過。ワシントンDCやニューヨークでも現在検討中だ。

 

しかしこの法案に意味があるのかどうか。現金を受付けるマーチャントとそうでないところの選択は、消費者に任せるべきであろう。

 

Cashsssslesss

2019年3月27日 (水)

アップルがプライバシー広告で訴求したこと

GAFAへの圧力が世界中で強まっている。個人の膨大なデータを収集しているからだ。

 

データを勝手に使って、誘導されるのではないか。データを第三者に渡し、プライバシーがなくなるのではないか。という懸念が広がっている。

 

これに対し、アップルはプライバシーをテーマにした広告キャンペーンをスタートした。GAFAの中でもアップルはちがう。アップルは個人のプライバシー保護を最重点に考えているという姿勢を示すためである。

 

広告のメッセージは「プライバシー。それはiPhone」。

 

「暮らしに欠かせない電話にとってプライバシーは重要ですよね」という前振りの後に、このメッセージを流している。

Appleadssss

2019年3月26日 (火)

Apple Cardとプライバシー

アップルは3月25日の新サービス発表会で、4つのサービスを発表した。動画配信のApple TV+、ニュースを集めたApple News、ゲーム配信サービスApple Arcade、そしてクレジットカードApple Cardである。

Apple Cardの発行はゴールドマンサックスで、Mastercardブランドがつく。米国ではこの夏に発行される予定。Apple Payの利用促進が目的だ。

 

申し込みはApple Walletから。個人に発行されるのではなく、iPhoneに発行されるというユニークなもの。

 

だからiPhone保有者でなければ、クレジットカードは発行されない。つまりクレジットカードがほしければiPhoneを買いなさい、という導線を敷いている。

 

Apple Payの利用促進が目的なので、カードはバーチャルが基本。申し込んで審査が通れば、即座にバーチャルカードがApple Walletに格納され、Apple Payが利用できるようになる。

 

その際、カード番号が付与されるのではなく、固有のディバイス番号が生成され、セキュアエレメントに保管される。

 

Apple Pay利用時には、顔か指紋認証が要求される。その際にワンタイムの動的セキュリティコードが生成され、ディバイス番号と共に通信される仕組みだ。

アップルはGAFAで唯一プライバシーを全面に押し出している。Apple Cardもプライバシーがテーマだ。

 

カード利用データをアップルはクラウドに保持せず、活用もしないとコメントしている。取引履歴や利用サマリーはウォレットアプリ内に保持される。個人のiPhoneアプリ内に蓄積するため、アップルは使えない。

 

ゴールドマンサックスはカード運営上、情報を保持するが、第三者にシェアせず、販売もしない。

 

Applecardssssssssss

2019年3月25日 (月)

Amazon Payが勢力拡大に使った策

アマゾンはこれまで独自でAmazon Payを推進してきた。Amazon Payは、他社サイトがアマゾン1-Clidk機能を使えるサービスである。

 

つまりAmazon Payはアマゾン経済圏拡大の先兵なのだ。その領域を拡大するため、アマゾンは決済サービス提供会社と提携した。

 

それがワールドペイ(Worldpay)である。現在世界146カ国に300種類以上の決済を提供している。

 

強みはオンラインとリアル店舗の両方に対応していること。ワールドペイのマーチャントは、Amazon Payを導入することによって、顧客にスピーディなチェックアウトを提供できる。

 

当面は米国のみの展開。今後は世界にも拡大するだろう。ワールドペイは先日FISとのM&Aを発表。グローバル展開が期待されている。

 

Amazpnpaysssssss

2019年3月24日 (日)

インスタでショッピング

フェイスブック傘下のインスタグラムは、アプリ内で商品を購入できる新機能を発表した。

 

これまでは、インスタの商品をクリックすると、商品販売者の独自ECサイトへ飛んでいた。今回のチェックアウト機能は、アプリ内で購入できること。

 

まだベータ版だが、3月19日にテストがはじまった。テストに参加するのはナイキやバーバリー、ディオール、プラダなど。

 

金融コンサルのJefferiesは、インスタのショッピング機能が、2019年のフェイスブック収益の20%になると予測している。金額にして140億ドルだ。

Instasssss

2019年3月23日 (土)

中国で顔認証決済乗車

中国の決済は想像以上に進化しつづけているようだ。深圳の地下鉄福田駅では、5Gをベースにした実証実験を実施している。

 

そこでは、改札の顔認証決済もテストしている。改札で乗車券やQRコードは不要。改札に設置されたタブレット型スクリーンに顔を向けるだけで、通過できる。

 

もちろん、決済は顔に紐づけた口座から引き落とされる。中国も日本と同様に乗車ラッシュがある。地下鉄の1日の乗車数は500万人だ。

 

5Gの高速大容量のネットワークが、スピーディなリアルタイム処理をおこなう。今の情報通信インフラではなく、5Gになれば、非接触決済顔負けのスピードを確保できるのだ。

 

Chinasssfassss

2019年3月22日 (金)

Facebookがアフリカでモバイル決済

南アフリカのAbsa銀行は、2018年フェイスブックのWhatsAppを活用したチャットバンキングをスタート。個人間決済や公共料金の支払いに使われている。

 

フェイスブックはこれを事例として、他のアフリカの金融機関や携帯電話会社へもモバイル決済を働きかけようとしている。

 

アフリカへのVC投資額は10億ドルを超える。この40%がFinTechへの投資だ。そこにフェイスブックは目をつけた。

 

アフリカの人口構成は若年層が多いピラミッド型。若年層にはInstagramを利用する人が多い。その決済サービスも視野に入れているという。

 

Fbsssssss

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