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2019年4月

2019年4月30日 (火)

Square融資拡大

マーチャントサービスで急成長しているスクエアは、融資サービスSquare Capitalを拡大する。提携したのはインボイス2ゴー(Invoice2go)。

 

米国のインボイス2ゴーのスモールビジネス顧客に対し、当社のモバイルアプリから融資申込できるようにした。決済トランザクションデータをベースに融資額を決定する。

 

米国FRBによると、スモールビジネスの70%が伝統的な金融機関にローンを申込んでも全額融資されないという。

 

融資額は500ドルから10万ドルまで。インボイス2ゴーの顧客の半数以上は建築や改装業者だ。

 

Squareinvoice2go

2019年4月29日 (月)

Venmoがクレジットカード発行へ

ペイパル傘下の個人間送金サービスVenmoがクレジットカードを発行する。2018年末から複数のカード発行会社と交渉を重ねてきたが、最終的にはシンクロニー(Synchrony Financial)と提携した。

 

Venmo利用者は2,700万人。2018年にはMastercardのデビットカードを発行。2019年からは送金だけでなく、決済も強化し、収益アップをはかる。

 

その一環として今回のクレジットカード発行にいたった。クレジットカード残高から上がる金利収入に期待している。

 

アップルは2019年夏からクレジットカードを発行する。米国では新規クレジットカード発行競争が激しさを増している。

Venmocredit

2019年4月28日 (日)

StrongCAで企業買収

PSD2の本人認証強化に備え、決済代行のストライプ(Stripe)は、タッチテック(Touchtech Payments)を買収した。

 

2019年9月14日から実施されるSCA(Strong Customer Authentication)への対応だ。

 

タッチテックはアイルランドのFinTechスタートアップ。2014年の創業で、これまで2回のラウンドで140万ドルを調達している。

 

これと並行し、ストライプ自身もAPIを更新。決済手段やチェックアウト機能、請求機能を刷新した。

 

Sca1904

2019年4月27日 (土)

世界規模の広告会社が決済会社を買収

フランスはパリに本拠を構え、グローバルに広告事業をおこなっているピュブリシス(Publicis Group)は、決済会社を買収したと発表した。

 

買収するのはアライアンスデータ(Alliance Data System Corp.)のエプシロンユニット(Epsilon)。その額は44億ドル(5,000億円弱)だ。

 

エプシロンは消費者の決済やロイヤルティプログラム、Eメールキャンペーンデータを保有している。決済に関連するこのデータを活用することにより、消費財企業に効率的なマーケティングを提供する。

 

ピュブリシスは伝統的なテレビコマーシャルやビルボードの売上が大きく減少している。2019年第1四半期の収益も1.6%マイナスだった。顧客離れも起きている。

 

Publicis1904

2019年4月26日 (金)

1億ドル調達した法人カードのFinTech

法人カードという分野に特化したFinTechが1億ドルを調達した。バークレイズ(Barclays Investment Bank)からデットファイナンシングでの調達だ。

 

その名はブレックス(Brex)。2017年3月創業のスタートアップである。本拠はサンフランシスコ。これまで4回のラウンドで約2億ドルを調達していた。

 

これに1億ドルが加わる。押しも押されぬユニコーンとなった。

 

ブレックスが提供しているのは、法人カード。ユニークなのはスタートアップを対象としたもの。スタートアップへの融資機能がある。つまりや融資機能を持つスモールビジネスカードということになる。

 

Brex

2019年4月25日 (木)

Mastercardが英国成人に2兆円の補償金

元金融オンブスマンのウォルター・メリック氏がMastercardを相手取って起こした訴訟が大詰めを迎えようとしている。

 

1992年から2008年までの16年間に、4,600万人の英国消費者は、Mastercardの過度に高い手数料のせいで、ショップで高い価格を支払わされたという内容だ。

 

2年前、競争審判所はメリック氏の主張を棄却し、継続審議しないとした。しかし、2019年4月、控訴裁判所は競争審判所に対し、再審理するよう命じたのである。

 

これが通れば、英国法史上最大の集団訴訟になるかもしれない。Mastercardは140億ポンド(2兆円強)を科されることになる。

 

1992年から2008年まで英国に住んでいた成人は、ひとり当たり300ポンドもらえる計算になる。棚からぼた餅は実現するだろうか。

 

Mastercardpayout

2019年4月24日 (水)

Mastercardが分割払い買収

リボカードが基本の米国や欧州で、分割払いが注目を集めている。Mastercardは分割払いのバイズ(Vyze)を買収した。

 

バイズは2008年9月の創業で、本拠はテキサス州オースティン。これまで5回のラウンドで4,720万ドルを調達している。

 

オンラインの分割だけではなく、リアル店舗での分割払いにも対応。バイズを導入した店舗は、売上が40%から95%アップ、注文単価は60%も増えるという。

 

バイズは直接融資しているわけではない。提携レンダーは12社。承認率は80%強で、他社承認率平均47%の約2倍と高い。

 

Mcvyze

2019年4月23日 (火)

FB欧州メッセンジャー送金終了

フェイスブックの収益は広告収益と決済その他収益の2つである。そのうちの決済収益を拡大するために、フェイスブックはメッセンジャーでの個人間送金を開発した。

 

ペイパルのCEOデビット・マーカス氏をヘッドハンティングするほどの力の入れようだった。しかしマネタイズはむずかしく、利用も低迷していた。

 

その結果、欧州でメッセンジャー送金を終了することになったのである。欧州といってもメッセンジャー送金が可能なのは英国とフランスだけだった。

 

欧州での個人間送金は2019年6月15日に終了。欧州ではチャリティ用の送金は継続する予定。米国の個人間送金サービスは継続する。

 

Messengerstop

2019年4月22日 (月)

Uberカード取扱高は兆円単位

2018年ウーバーの予約金額(Gross Booking)は498億ドル(約5.5兆円)だった。そのうち87%がクレジットやデビットカードによって支払われている。

 

つまり435億ドル(約5兆円)がカード取扱高だ。ライドシェアとモバイル事前決済は切っても切れない関係にある。

 

Uberはモバイルで車を選び、行き先までの料金をその時点で支払う。到着時にカードを切る必要もなく、そのまま降車するだけでいい。

 

予約金額には、ライドシェアリングに加え、Uber Eatsや、スクーターレンタル、高速料金、税金などが含まれている。

 

Ubercard1904

2019年4月21日 (日)

アントの相互保険5000万人加入

2018年10月、アントフィナンシャルは新時代の相互保険Xiang Hu Bao(翔胡宝)をスタートした。その加入者が5カ月で5,000万人になった。1カ月1,000万人の新規加入というペースは凄まじい。

 

ユニークなのは、契約料無料、月々の保険料も無料。この保険の加入者が深刻な病気になった時、保険組合のような形式で最大30万元(約500万円)を支払う。

 

その原資は組合員の頭数で割って負担するという仕組みだ。アントフィナンシャルはどこで儲けるか。保険金支払額の8%がアントの取り分。管理費用として徴求する。

Antinsurance1904

【NCBよりお知らせ】

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