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2019年4月

2019年4月25日 (木)

Mastercardが英国成人に2兆円の補償金

元金融オンブスマンのウォルター・メリック氏がMastercardを相手取って起こした訴訟が大詰めを迎えようとしている。

 

1992年から2008年までの16年間に、4,600万人の英国消費者は、Mastercardの過度に高い手数料のせいで、ショップで高い価格を支払わされたという内容だ。

 

2年前、競争審判所はメリック氏の主張を棄却し、継続審議しないとした。しかし、2019年4月、控訴裁判所は競争審判所に対し、再審理するよう命じたのである。

 

これが通れば、英国法史上最大の集団訴訟になるかもしれない。Mastercardは140億ポンド(2兆円強)を科されることになる。

 

1992年から2008年まで英国に住んでいた成人は、ひとり当たり300ポンドもらえる計算になる。棚からぼた餅は実現するだろうか。

 

Mastercardpayout

2019年4月24日 (水)

Mastercardが分割払い買収

リボカードが基本の米国や欧州で、分割払いが注目を集めている。Mastercardは分割払いのバイズ(Vyze)を買収した。

 

バイズは2008年9月の創業で、本拠はテキサス州オースティン。これまで5回のラウンドで4,720万ドルを調達している。

 

オンラインの分割だけではなく、リアル店舗での分割払いにも対応。バイズを導入した店舗は、売上が40%から95%アップ、注文単価は60%も増えるという。

 

バイズは直接融資しているわけではない。提携レンダーは12社。承認率は80%強で、他社承認率平均47%の約2倍と高い。

 

Mcvyze

2019年4月23日 (火)

FB欧州メッセンジャー送金終了

フェイスブックの収益は広告収益と決済その他収益の2つである。そのうちの決済収益を拡大するために、フェイスブックはメッセンジャーでの個人間送金を開発した。

 

ペイパルのCEOデビット・マーカス氏をヘッドハンティングするほどの力の入れようだった。しかしマネタイズはむずかしく、利用も低迷していた。

 

その結果、欧州でメッセンジャー送金を終了することになったのである。欧州といってもメッセンジャー送金が可能なのは英国とフランスだけだった。

 

欧州での個人間送金は2019年6月15日に終了。欧州ではチャリティ用の送金は継続する予定。米国の個人間送金サービスは継続する。

 

Messengerstop

2019年4月22日 (月)

Uberカード取扱高は兆円単位

2018年ウーバーの予約金額(Gross Booking)は498億ドル(約5.5兆円)だった。そのうち87%がクレジットやデビットカードによって支払われている。

 

つまり435億ドル(約5兆円)がカード取扱高だ。ライドシェアとモバイル事前決済は切っても切れない関係にある。

 

Uberはモバイルで車を選び、行き先までの料金をその時点で支払う。到着時にカードを切る必要もなく、そのまま降車するだけでいい。

 

予約金額には、ライドシェアリングに加え、Uber Eatsや、スクーターレンタル、高速料金、税金などが含まれている。

 

Ubercard1904

2019年4月21日 (日)

アントの相互保険5000万人加入

2018年10月、アントフィナンシャルは新時代の相互保険Xiang Hu Bao(翔胡宝)をスタートした。その加入者が5カ月で5,000万人になった。1カ月1,000万人の新規加入というペースは凄まじい。

 

ユニークなのは、契約料無料、月々の保険料も無料。この保険の加入者が深刻な病気になった時、保険組合のような形式で最大30万元(約500万円)を支払う。

 

その原資は組合員の頭数で割って負担するという仕組みだ。アントフィナンシャルはどこで儲けるか。保険金支払額の8%がアントの取り分。管理費用として徴求する。

Antinsurance1904

2019年4月20日 (土)

レモネードに大量資金

家財保険のレモネードがシリーズDラウンドで3億ドル(約330億円)を調達した。リードしたのはソフトバンク。グーグルベンチャーズ(GV)やアリアンツなども参加している。

 

レモネードは2015年創業で、本社はニューヨーク。今回を含め6回のラウンドで4.8億ドルを調達している。

 

今回の調達は過去最大。米国と欧州での事業拡大に使う。とともに、新たな商品も開発する計画だ。

Lemonade300m

 

2019年4月19日 (金)

ウォルマートのロボットアシスタント

ウォルマートは最新テクノロジーを活用して働き方改革を進めている。スタッフの労働負荷を削減するためだ。

 

2018年、ウォルマートはさまざまなテクノロジーをテスト。その結果、4種類のスマートアシスタント導入を発表した。

 

ひとつは、オート-C(Auto-C)。お掃除ロボットだ。CはクリーナーのCをとったもの。ウォルマート店舗の空きスペースを掃除し、フロアに磨きをかけてくれる。

 

店舗のクレンリネスは消費者の購買意欲に影響する。ウォルマートは1,500台を導入。クレンリネスを向上するとともに、スタッフの労力を削減する。

 

ウォルマートは小売現場をテクノロジーで変革しようとしている。まずは4種類のロボットが、スタッフの定型作業や手作業を削減。スタッフはこれまで以上に生産性の高い業務を担う。

Walrobot1904

2019年4月18日 (木)

欧州でATMアタック急増

欧州でATMを狙った犯罪が、この4年間連続で増えている。European Payment Terminal Reportによると、2018年は前年対比27%も物理的なアタックが増えたと報告している。

 

件数は2017年が3,484件。それが2018年には4,549に増加した。ATM爆破は前年対比3%減少したが、件数では1,052件と依然として多い。

 

現金被害額は360億ユーロ、日本円にすると4.5兆円。前年より16%も増加している。ATM爆破による損失は、1件あたり17,103ユーロ(200万円強)だ。

 

キャッシュレスが進めばATMアタックは減る。キャッシュレス先進国スウェーデンではATM強盗の件数がほぼゼロに近づいている。

 

Atmattach1904

2019年4月17日 (水)

Amazon Goが現金受付へ

米国で完全キャッシュレスへの抵抗勢力が強まっている。完全キャッシュレスは銀行口座やクレジットカードを持てない消費者への差別だという理由だ。

 

このトレンドにアマゾンが折れた。完全キャッシュレスを禁止するマサチューセッツやニュージャージー、フィラデルフィアで開設する店舗では現金も受け付ける。

 

Amazon Goは現在10店舗。2021年までに3,000店舗を出店する計画だ。キャッシュレス、キャッシャーレスで顧客利便性を提供しようというプラットフォームの一部修正を余儀なくされる。

 

Amazon Goで現金払いというねじれ現象が起きる。利便性を味わえない人がAmazon Goで買うとは思われないのだが。

 

Amazongocashaccept

2019年4月16日 (火)

ブレグジットでアップルNFC開放

英国内務省はアップルに、iPhoneなどのNFCチップの機能を拡張するよう要請した。ブリグジットに備えての対応だ。

 

英国はブリグジットでもめているが、英国に暮らす欧州市民にとってこのまま英国に滞在できるか不安の声があがっている。内務省はiPhoneのアプリで欧州市民の身元を確認する方法について考えた。

 

これを受け、アップルは2019年末までにiPhoneのNFCチップ読み取り機能を拡張。パスポートに使用されているセキュリティチップのデータを読めるようにする。

 

Appleopensssssss

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