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2019年6月

2019年6月30日 (日)

オープンバンキング の効果

2018年5月にスタートした英国のオープンバンキング 。その効果はあるのか。あるとすればそれはどれくらいの価値になるのだろうか。Open Baking Org. が調査した。

 

オープンバンキング で消費者個人が年間に享受する価値は120億ポンド(1.8兆円)、スモールビジネスが年間に享受する価値は60億ポンド(0.9兆円)になる、と見積もった。両方合わせると、180億ポンドとかなり大きな経済効果となる。

 

消費者ひとり当たりの年間節約額は230ポンド(約34,000円)。これは平均年収の1.6%に相当する。スモールビジネス1件当たりの年間節約額は1,083ポンド(約16万円)だ。

 

Opn

2019年6月29日 (土)

Monzo170億円調達

英国チャレンジャーバンクのモンゾ(Monzo)は2019年6月25日、1.13億ポンドを調達したと発表した。既存投資家に加え、今回はY Combinator ContinuityとLatitudeが参加した。

 

これでモンゾの時価総額は20億ポンドを超えた。2018年10月時点では10億ポンドだったから、わずか8カ月で2倍になった。それほど急成長している。

 

2019年5月には20万人の新規口座を獲得。利用者は合計200万人を超えた。6月の新規口座はさらに拡大する見込み。

 

2019年6月、モンゾは米国への進出も発表。Mastercardのデビットカードと連携したモバイルアプリで、利便性の高いサービスが受けられるようにする。スタート時は米国の銀行と提携するが、将来的には米国での銀行免許も取得する計画だ。

 

モンゾは総合的な金融マーケットプレイス構築をめざす。決済を軸に、貯蓄、住宅ローン、保険、投資、光熱費スウィッチサービスも提供する。

 

スモールビジネス向けにはビジネス口座の開設もスタートした。現在ウエイティングリストに15,000人のビジネスオーナーを抱えている。

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2019年6月28日 (金)

英国でMoneyBeam送金サービス

チャレンジャーバンクのN26は、英国利用者向けに送金サービスをはじめた。サービス名称はMoneyBeam(マネービーム)。光速送金をイメージしている。

 

N26は英国のユーザーを対象に調査を実施。その結果、英国人の27%が、定期的に割り勘の支払いをしていることがわかった。

 

このニーズに応えて、送金サービスを開発。MoneyBeamと名づけた。送金上限は100ポンド(1.5万円)で、英国内のN26口座顧客同士で送受金できる。

 

N26monybeam

2019年6月27日 (木)

鋭い切れ味Razer Pay

ハイエンドな精密ゲーム機器の開発・販売をしているレイザー(Razer)が、Visaと提携し、プリペイドカードを開発することになった。

 

対象は、アンバンクトと呼ばれる銀行口座を持たない人たち。モバイルのプリペイド口座に、資金をトップアップしたり、現金を簡単に引き出したりできるようになる。

 

このサービスはモバイル決済のRazer Payに組み込まれるミニプログラムとして利用できる。レイザーのゲーム利用者は6,000万人。Visaの5,400万カ所のマーチャントで支払えるようになる。

 

レイザーは2018年、14億ドルの決済を処理している。この中には、オンラインやリアル店舗での支払いや、マーチャントサービスも含まれている。

 

Razerpayprepaidcard

2019年6月26日 (水)

柔軟な報酬受取り

金融サービス大手のファイサーブ(Fiserv Inc.)は、傘下のオンディマンド決済のパイオニアであるFlexWage Solutionsが報酬支払いサービスを拡充したと発表した。

 

どのように生活し、どのように働いているかによって報酬受取りの方法を選べるというサービスだ。OnDemand Pay(オンディマンドペイ)、Flex Pay(フレックスペイ)、Pay Card(ペイカード)、そしてSum180(サム180)である。

 

ギグエコノミーの成長で、消費者のスピード支払いや利便性に対する期待は高まっている。特に報酬即時払いのニーズは強い。

 

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2019年6月25日 (火)

モバイル銀行N26の実力

モバイルバンキングのN26が実績を発表した。2018年11月の利用者数は200万人、2019年2月には250万人だった。

 

それが6月初旬には350万人になった。N26のブログでは、電光石火(lightning speed)のスピードで成長しているという。

 

利用者は欧州全域にわたる。2019年下期には、米国とブラジルにも業務を拡大する計画だ。

 

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2019年6月24日 (月)

あま〜いVenmo

といっても、いい意味での「甘い」ではない。セキュリティが甘いのだ。

 

プライバシーリサーチャーは2018年2.7億件のVenmoトランザクションをダウンロードしてセキュリティの甘さを指摘。プライバシーとセキュリティの侵害についてVenmoの親会社であるペイパルは連邦取引委員会と和解したばかり。

 

今回はコンピュータサイエンスの学生が700万件のVenmoトランザクションを取得。簡単に利用者の活動が公にさらされる危険性があることを証明。Venmoの支払いを非公開にするよう警告した。

 

つまり、Venmoはプライバシー対策を実施していない。実施していても根本的解決がなされていないことが判明した。

 

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2019年6月23日 (日)

Mastercard音声決済に注力

プライスレスな体験を標榜するMastercard。次世代の決済は音声アシスタントの活用になると予測し、音声決済による新たな顧客体験を提供することになった。

 

音声スピーカーは米国世帯に浸透している。2020年までに米国世帯の75%が少なくとも1台を保有という状況になる。

 

この予測にもとづき、MastercardはSiriやAlexa、Google Assistantという音声アシスタントのスキルを開発。自宅での決済や旅行中での決済に音声アシスタントを活用できるようにした。

 

まずはニューヨーク、マイアミ、ロサンゼルス、ボストン、シカゴでの幅広いプライスレスな体験を音声アシスタントがサポートする。ローンチは2019年の夏以降。

 

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2019年6月22日 (土)

給与支払いが87億円調達

フランスはパリに本拠を構えるペイフィット(PayFit)は給与支払いサービスを企業に提供するFinTechである。創業は2015年1月1日。

 

2019年6月16日、7,000万ユーロ(約87億円)を調達した。これを含め4回のラウンドで1億ドル強を調達している。

 

スタート当初はフランスの中小企業をターゲットにしていたが、現在は欧州全域に総合的な人事ソリューションを提供するまでに成長した。

 

ペイフィットはSaaS型プラットフォームを利用。中小企業でも簡単に導入運用できるようにしている。最新の労務管理にアップデートされるのも使いよい。

 

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2019年6月21日 (金)

SpotOnというマーチャント向けFinTech

マーチャント向け決済ソリューションで先行するのはスクエア。その市場にFinTechのスタートアップが参入した。

 

その名は、スポットオン(SpotOn)。ローカルなマーチャント向けのトータルソリューションを提供している。

 

POSプラットフォームをベースに、マーケティング、ロイヤルティプログラム、予約、給与支払い、ウェブサービスをアドオンできる。

 

スポットオンは2017年創業で、本社はサンフランシスコ。2019年6月、ベンチャーラウンドで4,000万ドルを調達。これを含め、2回のラウンドで6,000万ドルを調達している。

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