« 2019年6月 | メイン | 2019年8月 »

2019年7月

2019年7月31日 (水)

チェイスが融資フィンテックを切った

チェイスが縁を切ったのはオンデッキ(OnDeck Capital)。3年に渡るパートナーシップに終止符を打った。

 

オンデッキはスモールビジネス向けのローンをオンラインで提供している。そこに目をつけたチェイスは2016年4月、スモールビジネス向け融資を強化するために、オンデッキと戦略的提携を結んだ。

 

オンデッキの役割はオンライン融資のノウハウとテクノロジーの提供。それをチェイスブランドで融資を実行したのである。

 

チェイスは今後スモールビジネス向けのオンライン融資は継続する。が、オンデッキを通じての融資は廃止する。

 

Ondeckslip

2019年7月30日 (火)

BMWと提携カード

米国で総資産第5位のU.S.Bankは、BMW Financial Services NA, LLCと提携。BMWの提携クレジットカードを発行することになった。

 

U.S.Bankはこの契約によって、BMW Bank of North America, LLCのクレジットカードポートフォリオも買い取った。

 

U.S.Bankは、BMWやMINI、BMW Motorradのオーナーに、デジタル金融体験を提供する。

 

カード顧客は利用のたびにリッチなポイントを受け取り、それをBMWの製品やサービスに利用できる。カードは非接触決済に対応し、デジタルウォレットへも格納できる。

 

新しいカードは2020年1月に配布される予定だ。

Usbanksssssssss

2019年7月29日 (月)

送金Zelleの実力

米国のモバイル送金サービスZelleが2019年第2四半期の実績を発表した。送金額は440億ドル(4.8兆円)、件数は1.71億件だった。

 

送金額は前年同期比56%増、送金件数は71%増だった。この伸び率はすごい。Zelleを利用している金融機関は179社、契約している金融機関は約500社にのぼる。

 

米国の普通預金口座の64%がZelleにつながっているという状況だ。

 

Zellsmallasssss

2019年7月28日 (日)

ヘルスケア決済のモバイル版登場

健康保険会社のアンセム(Anthem)は、スマートフォン向けの決済アプリをローンチした。診察予約やオンラインで医師の診断を受けられ、支払いもできる。

 

アプリの名称はケアスプリー(CareSpree)。7月にインディアナ州でスタートし、その後、全米へ展開する。アンセムの保険に入っていない人も、このサービスを利用できる。

 

今後はアプリにビデオドクターなどの機能を盛り込む計画もある。ニューヨークのスタートアップのインフラを活用したチャットや、人工知能なども検討中だ。

 

Anthemsmasssss

2019年7月27日 (土)

チャレンジャーBKアプリ高評価

2019年6月に実施した英国銀行のモバイルアプリ調査の結果が出た。調査したのはMoneySavingExpert。

 

調査に参加した人は5,000人強。アプリの機能と品質についての調査で、6段階評価である。

 

既存の銀行とチャレンジャーバンクでは、どちらがモバイルアプリの評価が高いのだろう。6段階の最高評価は、多くの機能があって使い勝手が最高、というもの。最低評価は、使うに値しない、だった。

 

その最高評価が最も高かったのはモンゾ(Monzo)で78%だった。ついでスターリングバンク(Starling Bank)が70%だった。トップ2行はチャレンジャーバンクである。

 

Mobilessapssss

2019年7月26日 (金)

アジアで分割払い

分割払いのスプリティット(Splitit)は、アジアで決済サービスを提供するGHLと戦略的提携契約を交わした。3年間の契約だ。

 

GHLはマレーシアやタイ、インドネシア、フィリピンのオンラインマーチャント2,000件強にスプリティットの分割払いサービスを提供する。

 

GHLは大手から中小にいたるオンラインとオフラインの加盟店を有し、月間取扱高は3.5億オーストラリアドル(260億円強)になる。特に旅行セクターに強い。

 

スプリティットは既存のデビットカードやクレジットカードの購入を分割払いできるというもの。マーチャント向けにソリューションを提供している。

 

Splitimage

2019年7月25日 (木)

米国史上最大のデータブリーチ費用

クレジットビューローのエキファックス(Equifax)は、約6.5億ドル(700億円強)の和解金を支払うことになった。2017年のデータブリーチに対する支払いだ。

 

1億4,700万人を超える個人信用情報が漏洩したのである。米国人口の約半数という大量データを晒してしまった。

 

このペナルティは米国史上最大。これまではヘルスケア会社のAnthemが払った1.15億ドルだった。Anthemが漏洩したデータは7,900万件だった。

 

Equifassss

2019年7月24日 (水)

GSリテール戦略のゆくえ

投資銀行のゴールドマンサックスは、リテールバンキングを強化しつづける、と四半期決算で発表した。

 

今から3年前にスタートしたMarcusの利用者数は400万人を超え、個人無担保ローンは47億ドルを超えた。融資額は3,500ドルから40,000ドルである。

ローン、預金、そしてApple Cardの損失はこの半期で13億ドルにもなる。それにもかかわらず、今年も来年も投資を続けると発表した。

 

ゴールドマンサックスは、投資銀行の伸びを補うのがリテールバンキングと期待を寄せている。

Marcus1

2019年7月23日 (火)

Visaがショップ決済会社を買収

Visaが買収したのはペイワークス(Payworks)という会社。2012年創業で、ドイツはミュンヘンに本拠を構えるFinTechベンチャーである。

 

買収されるまでにペイワークスは4回のラウンドで1,900万ドルを調達している。2018年2月のシリーズBではVisaも投資していた。その流れで、今回の買収になったようだ。

 

ペイワークスは、POSの次世代決済ゲートウェイを提供している。決済APIで100種類以上の主要POSソフトに簡単に接続できるのが特徴。WindowsやiOS、Android、Webに対応している。

 

リアル店舗のPOSだけでなく、アプリ内決済、オンライン決済にも対応できるのでオムニチャネル展開するショップには利便性が高い。

 

Visapayworks

2019年7月22日 (月)

ブロックチェーン・スパゲッティ

ブロックチェーンが登場した時の熱気はどこに行ったのだろう。さまざまなプロジェクトが立ち上がり、これからの時代はブロックチェーンだと息巻いていたのだが。

 

2年前、ナスダックはブロックチェーンの活用を発表した。しかし、このプロジェクトはその後進展していない。その理由は、メリットに比べ、コストがかかりすぎることだった。

 

既存システムに比べコストが安い、というのがブロックチェーンの特徴ではなかったか。それが逆にコストがかかることになるとは。今やブロックチェーンはスパゲティ状態になっている。

 

Blockchainspaghetti

【NCBよりお知らせ】

Twitter

Powered by Six Apart