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2019年7月

2019年7月19日 (金)

Paytmが狙う教育市場

インドのモバイル決済サービス最大手のPaytmは、教育市場に狙いをつけた。両親と学生の両方を獲得できるからである。

 

そこで決済サービスと、ショッピングモールを連携するPaytm Educationを開設し、教育関連のクロスセリングを実施。金融サービスでは、教育ローンや教育費の支払いをクロスセルする。

 

インドの人口構成では若年層が多く、教育への投資が増える見込み。特に私立学校や塾への入学金や月謝は大きな市場になる。

 

Paytmssscholssss

2019年7月18日 (木)

1000万人の英国FinTech

英国では、新たなフィンテックが台頭している。その名はクリアスコア(ClearScore)。2015年創業でロンドンに本拠を構えるFinTechベンチャーだ。

 

クリアスコアが獲得した顧客数は創業から4年で1,000万人を超えた。これは送金FinTechのトランスファーワイズの2倍、チャレンジャーバンクのモンゾの5倍強である。

 

クリアスコアのコンセプトは、顧客がスマートに金融管理できるようにすること。無料でクレジットスコアとレポートにアクセスでき、最適なクレジットカード、ローン、住宅ローンを選ぶ際のガイドラインを提供してくれる。

 

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2019年7月17日 (水)

送金FinTechが240億円調達

モバイル送金サービスのレミトリー(Remitly)が、2.2億ドル(240億円)を調達。時価総額が10億ドルを超えた。

 

レミトリーは2011年創業で、本社はシアトル。これを含めて11回のラウンドを実施している。

 

今回のシリーズEラウンドでは、1.35億ドルのエクイティファイナンスと、0.85億ドルのデットファイナンスを実施した。エクイティに参加したのは、Stripes GroupやPrudential Financial、PayUなど。デットに参加したのは、BarclaysやSilicon Valley Bankなど。

 

エクイティで調達した資金は、新サービスへ投資。デットで調達した資金は送金のためのクレジット枠に使う。

 

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2019年7月16日 (火)

ギフトカードの栄枯盛衰

ギフトカードを軸にプリペイド決済ソリューションを提供するインコムは7月8日、メリディアンロイヤルティ(Meridian Loyalty)を買収すると発表した。

 

メリディアンは1978年創業の老舗で、本社はセントルイス。大手企業にインセンティブを提供している。

 

個人向けギフトカード市場は飽和状態。企業の従業員向けのインセンティブでトップラインを伸ばそうという狙いだ。

 

メリディアンのサービスには、グループ旅行やEコマースサービスもある。

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2019年7月15日 (月)

インドのネオバンク

インドでも革新的な銀行が誕生している。その名はニヨ(NiYO)。2015年創業で、本社はバンガロール。ターゲットはスモールビジネスとサラリーマンだ。

 

そのNiYOが3,500万ドルを調達した。これを含めて3回のラウンドで調達した資金総額は4,920万ドルになった。

 

今回リードしたのはホライゾンズベンチャーズ。テンセントも参加した。

 

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2019年7月14日 (日)

テスコがキャッシャーレス店舗テスト

Amazon Goにつづけ、とばかり世界中でキャッシャーレス店舗の開発競争が繰り広げられている。

 

英国では大手小売流通のテスコ(Tesco)が、キャッシャーレス店舗のテストを実施していることがわかった。テスト店舗は4,000スクエアフットの大きさだ。

 

そこでは、バーコードやRFIDを使わず、顧客が何かをスキャンする必要もない。天井からぶら下がる150台のカメラが購入商品を特定する。

 

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2019年7月13日 (土)

ベトナムのキャッシュレスは前進するか

ベトナムはまだ現金国家だ。取引の約90%は現金だという。しかし、逆に10%もキャッシュレスが進んでいるともいえよう。日本が20%なのに。

 

そのベトナムでキャッシュレスが進んでいる。ベトナム政府は2017年、現金取引を2020年までに10%まで削減するという目標を掲げた。

 

現実的にこの目標を達成するのはむずかしい。が、キャッシュレス環境は整いはじめている。

 

2018年時点で、人口の3分の2はオンラインを利用。人口の72%がスマートフォンを保有している。Eコマースの成長率は年率25%から30%という勢いだ。

 

Vietssssss

2019年7月12日 (金)

スウェーデンのチャレンジャーバンク

欧州ではオープンバンキングの恩恵を受け、次々に革新的な銀行が登場している。特に英国ではMonzoやRivolut、Starling Bank、Atom Bank、Oak Northなど活気づいている。

 

この波はスウェーデンにもおよび、2012年、ストックホルムでP.F.C.というチャレンジャーバンクが誕生した。P.F.C.はPersonal Finance Co.の略称。個人を対象に金融サービスを提供している。

 

そのP.F.C.が2019年7月、500万ユーロ(約6.2億円)を調達した。投資したのは北欧最大のノルディア銀行。フィンテックベンチャーへの戦略的な投資である。

 

Pfcssssss

2019年7月11日 (木)

スウィッシュで非接触決済

キャッシュレスが高度に進むスウェーデンの人々にとって、スウィッシュ(Swish)は生活必需品だ。現金のない社会で、お金のやり取りはモバイル送金決済となる。

 

現在利用者数は700万人超。このシステムを利用してリアル店舗でのショッピングや飲食もできるようにしようと、これまではQRコードを活用していた。

 

それをもっと便利にできないか。という課題解決にスウィッシュは、ブルートゥースを選んだ。現在はレストラン2店舗でテスト導入されているが、この夏以降には拡大する。

 

ブルートゥースのモジュールを開発したのはNets。NFC非接触決済と同じように「タップ&ペイ」で決済できる。スピードがはやいのが特徴。

 

Swishssssssss

2019年7月10日 (水)

米国キャッシュ事情

米国連邦準備制度(Federal Reserve System)には現金プロダクトオフィス(CPO)という部門がある。そこでは、消費者は日々現金をどのように利用しているか、データをもとに現状と将来の役割について考察している。

 

2018年の決済総件数における現金のシェアは約26%。2015年から毎年1%から2%シェアを落としている。個人の決済に限定するとシェアは35%だ。

 

ただし、現金の流通額は増えている。2015年末の流通量は1.38兆ドルだったが、2018年末には1,67兆ドルと、17%の増加だ。

 

シェアを落としているにも関わらず、なぜ流通量は増えているのだろう。経済成長が主な要因だ。米国経済は右肩上がりで伸びている。

 

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