リテールバンキング Feed

2018年5月 4日 (金)

RBSモバイルバンク設立へ

英国の既存大手銀行は、オープンバンキングによって、チャレンジャーバンクの脅威にさらされている。

 

モバイルに特化したユニークなサービスをサードパーティと連携して開発し、大手銀行から顧客を奪いはじめているのだ。

 

これに危機感を覚えたロイヤルバンクオブスコットランド(RBS)は、対抗策としてモバイルバンクの設立を打ち出した。

 

RBSはサードパーティの金融商品やサービスをマーケットプレイス型で顧客に推奨する。第3四半期にβテストを実施する計画だ。

Rbsmobilebk

2018年3月17日 (土)

アマゾン銀行5年で7000万口座?

という予測を立てたのはBain and Co,である。もしアマゾンが銀行を設立したら、という仮説に基づいて推測した口座数だ。

 

5年で7,000万口座というのはすごい。これは米国第3位のウェルズファーゴと同規模になる。

 

アマゾンが普通預金口座のような商品の開発に向け、チェイスやキャピタルワンなどと協議しているという噂から、Bain and Co,が予測した。

 

前提として、アマゾンが顧客の半数と金融取引関係を強化すると予測。Bain and Co,が実施した最近の調査では、回答者の半数が、5年以内にアマゾンのようなIT巨人から金融サービスを受けたいと思っていることがわかった。

アマゾンが銀行口座をもつようになれば、個人融資や保険、投資なども扱うようになるはずだ。金融機関にとって、大きな脅威となる。

Amazonbank

2018年3月 5日 (月)

バージンがデジタル銀行設立

英国バージンマネーは、デジタル銀行設立のため、2017年に3,830万ポンド(57億円)を使い、次世代のテクノロジーとアーキテクチャをベースに構築した。

 

メインターゲットはスモールビジネス。データ・ドリブンで、顧客志向のデジタルバンクをめざす。住宅ローンやクレジットカードに加え、普通口座と預金口座を提供する計画だ。

 

デジタルバンク構築のため、バージンマネーは2016年11月、元バークレイズの役員が立ち上げたスタートアップ、10Xフューチャーテクノロジーズと契約を結んでいる。

 

銀行業務を開始するのは2018年下期になる見込み。

Virginmoneybking

2017年9月21日 (木)

欧州銀行9000支店閉鎖

欧州銀行連盟によると、2016年に閉鎖した支店数は9,000店になった。これに伴って失職した従業員数は5万人にのぼる。

 

2016年末の支店数は189,270。前年度比4.6%のマイナスだ。2015年のマイナスは3%だったから、支店閉鎖の勢いが増している。2008年からの閉店数は48,000店。

 

2016年末の従業員数は280万人だ。2008年のそれは326万人。

 

銀行顧客のバンキングスタイルがテクノロジーによって、大きく変化している。アクセスチャネルは支店からオンラインへ。そしていまやモバイルへと移行している。

 

加えて、キャッシュレス化の進展が支店や従業員の削減につながっている。AIがバンキングサービスに本格導入されれば、さらに支店や従業員の数は減るだろう。

Photo

2017年8月 5日 (土)

Kakao Bankが5日で100万口座獲得

韓国最大のメッセージングサービスKakaoの金融会社Kakao Bankがスタートした。

 

Kakaoはそのチャット機能と知名度によって、5日間で100万を超える口座を獲得した。

 

銀行免許は2015年に取得済み。Kakao Bankと携帯電話会社のKT Corpが銀行免許を取得している。

 

KT Corpの銀行はK-Bankで2017年4月に開業しているが、Kakaoほど知名度がないため、現在60万口座にとどまっている。

 

Kakaoは傘下のKakao Payに中国のアントフィナンシャルから2億ドルの投資を受けている。

Kakaobankapp

2017年5月30日 (火)

ロボットが子供の金融教育

9歳から11歳の子どもを対象に、どのようにお金を管理するかを教育するロボットが登場した。ロボットを導入したのはオランダに本拠を構えるING Bankだ。

 

ロボットの名前はジンガー(Ginger)で、ソフトバンクのペッパーくんをカスタマイズしたもの。全国のING支店を毎月ツアーでまわる。

 

そこでワークショップを開催。予算管理の仕方、節約の仕方、お金の儲け方などをロボットのジンガーとの会話から学ぶ。

 

ワークショップを通じ、INGは金銭管理を教育するとともに、ロボットや人工知能などの紹介もする。

 

Ingrobot

2017年4月12日 (水)

セクシーなATM登場

スレンダーでモダン、そして美しい。ボタンをすべて取り去り、タッチ、スワイプ、スクロールで、望みがかなう。

 

そんなセクシーなATMが登場した。名前はEssence(エッセンス)。開発したのは世界最大のATMメーカーDiebold Nixdorfだ。

 

大型のiPhoneに、カード挿入や現金引出の口がついたものを想像すればいい。Appleの商品開発はいらないものをすべて削ぎ落とすことからはじまる。

 

それに倣って、ATMから不要なもの、カッコ悪いものを削ぎ落とした。だからネーミングはEssence。

 

ハードウェアに依存するのではなく、ソフトウェアで利用者や環境の変化にすばやく対応するというのが特徴。

 

顧客の利用履歴と連動したパーソナルなコミュニケーションが可能となるIoT型のATMだ。

Dieboldnewatm

2017年3月31日 (金)

RBS158支店閉鎖

RBS(Royal Bank of Scotland)は、英国の支店158店舗を今後数カ月以内に閉鎖すると発表した。これによって360人がリストラの対象となる。

 

支店での基本的なバンキングサービス利用(残高照会や送金など)は2010年から43%も減少。いっぽう、モバイルやオンラインの利用は400%も増えている。

 

消費者のバンキング行動はITの進展により、わずか数年で大きく変わった。RBS顧客の5人に1人は支店を使わず、モバイルバンキングだけを利用しているという。

 

支店に求められているのは、基本的なバンキングサービスではなく、アドバイス業務などに移行しているのだ。

Rbshpssssss

2017年3月19日 (日)

モバイル銀行身売り

ミレニアルズとアンダーバンクトを対象にしたモバイルバンキングのスタートアップが売却された。つまり親が子を売ったということ。

 

売却されたのはバンクモバイル(BankMobile)。その親はカスタマーズバンク(Customers Bank)である。

 

買ったのはフロリダに本拠を置くフラグシップ(Flagship Community Bank)で、購入額は1.75億ドル(約200億円)。

 

バンクモバイルは170万人の学生当座預金口座と5億ドルの預金を保有している。フラグシップはこの資産に加え、バンクモバイルのテクノロジーと知的財産も手に入れることになる。

フラグシップは従業員わずか26名。バンクモバイルは220名だ。小が大を飲み込むという構図となった。

Bankmobsssss

2017年2月 1日 (水)

シティやナビエントの回収に罰金

米国CFPB(個人金融保護局)は2017年にはいってから、金融会社の悪行に対して厳しい措置をとっている。CFPBはトランプ大統領が目の敵にしている組織で有名。トランプ政権は規制排除に動こうとしている。

 

1月3日には個人信用情報センターへ罰金を課したが、今度はシティグループの2社とナビエントに罰金支払命令を出した。いずれも度を過ぎた回収が原因。

 

CitiMortgageへは2,000万ドル、CitiFinancial Servicesへは880万ドルを課した。そのうち直接個人への支払いはCitiMortgageが1,700万ドル、CitiFinancial Servicesは440万ドルである。残りはシビルペナルティとして支払われる。

 

ナビエント(Navient)は米国最大の学生ローンサービサー。ナビエントとその子会社2社は借り手に対し、意図的に悪い情報を流し、決済を不適切に処理した。これが公正信用情報法と公正債権回収法に触れるとして提訴した。その期間は2010年から2015年にわたる。

 

これに対しナビエントのCEOは、CFPBは学生ローンの問題解決より訴訟に興味をもっていると非難している。学生ローンの申込処理がどんなものかもわかっていないとも。

 

トランプ政権と共和党はCFPBのトップを引きずりおろすことを真剣に考えている。

Cfpb1701

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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