モバイル Feed

2017年8月17日 (木)

M-Pesa成功の3つの鍵

アフリカでモバイル決済といえばM-Pesa。ケニアでスタートして10周年を迎えたが、その成功の秘訣をサファリコム(Safaricom)のCEOがNFC Worldに語った。

 

M-Pesaの開発運営主体は銀行ではない。イギリスに本拠を置く多国籍携帯キャリアのボーダフォン(Vodafone)である。ケニアでは傘下のサファリコムが運営している。

 

M-Pesaは現在、ケニア以外にもタンザニア、モザンビーク、インド、ルーマニアなど世界10カ国に広がっている。2016年末の利用者数は3,000万人に迫った。

 

成功の鍵その1は、規制当局の支援があること。

成功の鍵その2は、サービスが信頼でき、シンプルで、誰でも利用できること。

成功の鍵その3は、サービスが顧客のニーズに合致していること。これが最も重要な鍵だという。

Mpesa

2017年8月14日 (月)

FDのCloverは四つ葉のクローバーか

世界最大の決済プロセッサーであるファーストデータ(FD)が、mPOSのClover(クローバー)を買収したのは2012年末。アクワイアラとして全米トップの地位を不動のものにするためであった。

 

しかし、スモールビジネスを対象にしたmPOSビジネスは収益性が低く、巨艦ファーストデータにとってはサイドビジネス的な存在だった。

 

そのCloverがようやく収益に貢献してきたようだ。これまで出荷したClover端末は35万台。年間450億ドルの取扱高(売上ではない)になった。前年対比75%アップである。

 

当初はスモールビジネスやファストフードでの導入が多かったが、最近では中堅企業やその他のセグメントでも導入が増えている。そのためCloverの成長スピードが、思った以上に加速しているのである。

 

現在は米国、英国、アイルランドで営業しているが、今後はラテンアメリカやアジア市場も視野に入れて展開する計画だ。シリコンバレーにはCloverのアプリケーション開発者200人を抱えている。

 

Cloverssss

2017年8月12日 (土)

VenmoのQRは一味違う

モバイル送金決済のVenmoが新しいサービスをはじめた。QRコードを使ったサービスである。

 

といっても、QR決済ではない。QRコードで友達追加を容易にしようというものである。

 

QRコードに埋め込むのは個人のプロファイル情報。Venmoのアプリに追加されたScan Codeをタップし、友人のQRコードをスキャンすれば、連絡帳に自動追加される。

 

これまで友達追加するには、携帯電話番号かE-mailアドレスへ送金するか、Venmoのホームページから招待状を送る必要があった。

 

QRコードでの友達追加はLineやMessenger、WeChatですでに実装ずみ。ようやくVenmoが採用したというところだ。

 

Venmosssss

2017年8月 9日 (水)

Skypeで送金

世界中でSkypeのアプリダウンロード件数は10億件を超え、月間稼動ユーザーは3億人。このSkype上で会話しながら家族や友人へ送金できるようになった。

 

送金プラットフォームを提供するのはPayPal。Skypeのアップデート版から22カ国で利用できる。国内だけでなく、国外への送金も可能だ。

 

利用者はトップバーのFindから送金相手を選び、送金額を入力後、送金ボタンをタップすれば完了する。

 

銀行口座やデビットカードで送金する場合は無料。クレジットカードの場合は3.4%プラス30セントの手数料がかかる。

 

File

2017年8月 7日 (月)

スタバの3分の1がモバイル決済

スターバックスのモバイル決済が増えている。2017年第3四半期、米国スタバ売上の30%がモバイル決済になった。

 

特に急増しているのが事前注文決済(Oder & Pay)。レジ待ちなし、レジでの支払いなしで、スピーディに注文した品をピックアップできる。事前注文決済は全米店舗の総取扱件数の9%になった。

 

顧客体験価値の向上がスターバックスのコンセプト。スターバックスにとって、事業変革の重要な鍵はモバイル決済と、デジタルソリューションだ。

 

1992年6月に市場を公開後、株価は2017年3月20日時点で18,325%まで急上昇した。日々顧客データから多くの改善点を抽出し、それを実行し、改善し続けている。

Starsssss

2017年8月 5日 (土)

Kakao Bankが5日で100万口座獲得

韓国最大のメッセージングサービスKakaoの金融会社Kakao Bankがスタートした。

 

Kakaoはそのチャット機能と知名度によって、5日間で100万を超える口座を獲得した。

 

銀行免許は2015年に取得済み。Kakao Bankと携帯電話会社のKT Corpが銀行免許を取得している。

 

KT Corpの銀行はK-Bankで2017年4月に開業しているが、Kakaoほど知名度がないため、現在60万口座にとどまっている。

 

Kakaoは傘下のKakao Payに中国のアントフィナンシャルから2億ドルの投資を受けている。

Kakaobankapp

2017年8月 3日 (木)

PayPalの34%がモバイル

PayPalの2017Q2は堅調な伸びとなった。取扱高は前年同期比23%UPして1,060億ドル。為替調整では26%のUPである。

 

その内、モバイルの取扱高は34%を占めた。前年同期比50%という驚異的な伸びとなっている。モバイル取扱高は360億ドルだった。

 

モバイル送金決済Venmoの取扱高は80億ドルで、前年同期比103%と2倍になった。

 

PayPalはリアル店舗でのモバイル決済拡大のため、VisaやSamsung Pay、Chase、Citiなどと提携を加速させている。

 

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2017年7月26日 (水)

アマゾンのリアル決済へ着々

アマゾンの決済はAmazon Payだが、そこにAmazon Pay Places(アマゾンペイプレイシズ)という新しい決済が加わった。

 

Amazon Payはオンライン決済。Amazon Pay Placesはリアル店舗での決済。対面決済と事前オーダーの両方の機能を保有している。

 

アマゾンに登録した口座情報を使ってモバイル決済できるのが特徴。レストランチェーンのTGI Fridaysと提携してスタートした。

 

アマゾンはホールフーズを買収するが、ここでの決済を視野に入れたものとみられる。Amazon Payの利用者数は2017年2月時点で3,300万人。前年4月からは1,000万人増えている。

Amasssss

2017年7月24日 (月)

NYモバイル投資が40億円調達

ニューヨークのフィンテックベンチャーが4,000万ドルの調達に成功した。2015年創業のスターシュ(Stash)である。これを含め5回のラウンドで調達した資金は7,875万ドルになる。

 

スターシュのターゲットは若年層。投資の初心者である。自分のライフスタイルやリターンなどにあった投資が可能で、最低5ドルからスタートできる。

 

投資額5,000ドルまでの手数料は毎月1ドル。それ以上になると0.25%を利用者からもらう。

 

すでに85万口座を保有。そのうち86%が新規投資家だ。新規申込者は毎週25,000人を超えるというからすごい。

 

今回調達した資金は、顧客ニーズにあわせた商品を提案できるパーソナル化や、教育ツール、退職に備えた新商品の開発にあてる。

 

Starshsssss

2017年7月17日 (月)

WeChat Payマレーシアへ

中国モバイル決済WeChat Payを運用するテンセントは、マレーシアで決済サービス免許を申請した。マレーシア人を対象にモバイル決済を提供するためである。

 

中国人のマレーシア旅行者を対象にした、WeChat Pay受付マーチャントの獲得が目的ではない。

 

利用者はマレーシアの銀行口座とWeChat Payを連携させれば、モバイルQR決済や送金が可能になる。

 

競合のAlipayも香港で同様の動きをしている。両者の国際展開はますます加速しそうだ。

Wechat_pay

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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