アントが2018に投資した額
2018年、アリババグループの金融部隊アントフィナンシャルがベンチャーに投資した額はいくらになったのか。
正解は140億ドル、1.5兆円を超える。
これは同時期、欧米フィンテックへの投資総額159億ドルに匹敵する額である。
CB Insightsによると、2018年に世界のフィンテックへVCが投資した総額の35%をアントフィナンシャルの投資が占めた。
2018年、アリババグループの金融部隊アントフィナンシャルがベンチャーに投資した額はいくらになったのか。
正解は140億ドル、1.5兆円を超える。
これは同時期、欧米フィンテックへの投資総額159億ドルに匹敵する額である。
CB Insightsによると、2018年に世界のフィンテックへVCが投資した総額の35%をアントフィナンシャルの投資が占めた。
MastercardはCB Insightsに委託して、フィンテックに影響をおよぼす最新のトレンドを調査した。スタートパス(Start Path)プログラムというフィンテックベンチャー育成プログラムを毎年実施しているが、その一環である。
調査の目的は3点。AIはどのように銀行をサポートできるか。オープンバンキングは消費者にとってどんな価値をもたらすのか、どの市場が拡大するのか。そしてフィンテックはなぜスモールビジネス市場に競って参入しようとしているのか。
この3点の中で、最も注視しているのがスモールビジネス。英国や欧州のチャレンジャーバンクは、スモールビジネスを対象とした融資を加速している。
調査によると、スモールビジネスはフリクションレスで、低コストのサービスを求めている。既存の銀行や金融機関はこのニーズに対応していないが、デジタルバンキングはそれを大々的に提供できるとしている。
2018年12月期のApple Payトランザクション件数は18億件を超えた。決算報告会でティム・クックCEOがそう発表した。前年同期比2倍の件数だ。
ドイツでのApple Payが好調で「大成功」とティム・クックCEO。Google Payが1年がかりで達成した利用者数を、Apple Payはわずか1週間で達成した。
アップルは今後毎四半期ごとに世界の新規市場でApple Payをスタートさせる計画だ。
Apple PayはiPhoneの売上を押し上げる効果がある。Google Payよりも立ち上がりが早いのは、iPhone保有者のニーズが高いから。
アリババグループが2018年12月期の決算を発表した。アリババ小売の年間稼働顧客数は、9月期より3,500万人増えて、6.36億人となった。
モバイルの月間稼働顧客数は6.99億人。9月期の6.66億人から3,300万人増えている。
小売を構成しているのは、タオバオやTモールなどのオンライン市場と、未来スーパーのフーマというリアル店舗、そしてデリバリーサービスだ。
12月期の全体収益は1,173 億元(約1.8兆円)前年同期比41%の伸び、小売収益は1,028億元で40%増えた。クラウドの伸びは84%と高い。
英国フィンテックのレイルズバンク(Railsbank)と米国フィンテックのクロスリバーバンク(Cross River Bank)が提携し、欧米を結ぶ送金サービスを開始する。
両者はそれぞれのプラットフォームをAPIで接続。欧州から米国、米国から欧州への送金・決済サービスを提供する。
レイルズバンクはオーストラリアとの接続はあるが、米国との接続ははじめて。ビジネスモデルはB2B。金融機関や企業にBank-as-a-Serviceを提供する。
2018年12月、クロスリバーバンクは1億ドルを調達。プライベートエクイティファンドのKKRも7,500万ドルを投資している。2008年創業のコミュニティバンクである。
アップルがApp Storeを開設したのは2008年。それから10年。アップルは初となる起業家キャンプ(Entrepreneur Camp)を開催した。
場所はアップルのCupertino本社。そこに11名の女性アプリ開発起業家を招待し、App Storeの統計数字を発表した。
アップルがApp Store開発者に支払った額は累計1,200億ドル(約13兆円)だ。この数字には、有料アプリ、サブスクリプション、アプリ内購入も含まれている。
起業家キャンプは約2週間にわたる育成プログラム。初回は1月28日から2月8日まで。年4回の開催で、アップルの専門家やエンジニアが、起業家のアプリ作成をサポートする。
米国最大のスポーツイベントといえば、アメフトの優勝決定戦スーパーボウルであろう。2019年はアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで開催された。
Visaは1995年以来ずっとNFLのスポンサーをつづけている。今年は契約更新年。決済サービスのオフィシャルスポンサーとして、2025年まで契約を更新した。
この複数年の契約には、NFLイベントでのキャッシュレス推進も含まれている。米国で非接触カードはまだスタートしたばかり。普及には時間がかかるが、そんなに遠くない将来、スーパーボウルが完全キャッシュレスになる可能性がある。
最近のコメント