2018年6月13日 (水)

5年以内に非接触決済へ

QR決済かタップ&ゴーの非接触決済か。日本ではこのところQR決済が盛り上がっているが、処理スピードでは非接触決済がまさる。

 

Mastercardは非接触決済推進派だ。2023年までに「タップ&ゴー」を標準にすると発表した。欧州、中東、アジアパシフィック、ラテンアメリカ、そしてアフリカがターゲットだ。なぜか北米が抜けている。

 

そのために、今年10月からカードと端末を非接触決済対応にアップグレードする。現在非接触決済が使える場所は、世界111カ国の約800万カ所。まだまだ使えるところが少ない。

 

カードや端末のアップグレードのコストはMastercard負担ではなく、カード会社の負担だ。Mastercardの思惑どおり、非接触決済は5年以内に世界の決済の主流になるのか。はたまたモバイルQR決済が幅を効かせるのか。目が離せない。

Tapgo1806

2018年6月12日 (火)

ベンツがサブスクリプションへ

車は所有から利用へ、という流れは止まらない。メルセデスベンツは新たなサービスを開始した。

 

Mercedes-Benz Collection(メルセデスベンツコレクション)というサービスだ。まだパイロット段階だが、利用状況をみて本格展開するかどうかを決める。

 

米国のフィラデルフィアとナッシュビルでのパイロット。サブスクリプション契約すれば、ベンツのいろいろな車に乗れるというものである。

 

サブスクリプションのコースは3つ。シグネチャー、リザーブ、そしてプレミアである。各コースに応じて提供される車種が変わる。SUVやセダン、クーペ、カブリオーレ、ワゴン、ロードスターなど。

 

リザーブコースの月額料金は1,595ドル(税抜き)、プレミアコースは2,995ドル(税抜き)である。車の利用料のほか、保険やコンシェルジュサービスも含まれている。支払いはクレジットカードだ。

Carsubsss

2018年6月11日 (月)

シティが英国初OpenBKの免許取得

英国で2018年1月13日にはじまったオープンバンキング。法人向けバンキングサービスで6月4日、シティがPISP(決済指図サービス提供者)として免許を取得した。

 

シティは法人顧客向けに決済と集金サービスのパイロットをスタートする。法人向けのPISPでは英国初だ。

 

シティはオープンバンキングを欧州バンキング領域における革新と位置づけ、今後世界に広がるとみている。オープンバンキングにシティは積極的だ。

 

2017年、シティの財務・貿易ソリューション部隊はCitiConnect APIをローンチ。企業がAPIで簡単に会計システムとシティと接続できるようにしている。

Citisss

2018年6月10日 (日)

APIカード発行が4,500万ドル調達

フィンテックへの投資は相変わらず熱い。マーケッタ(Marqeta)がまたまた資金を調達した。

 

マーケッタは2010年創業で、本社はオークランド。簡単にカードを発行できるAPI接続サービスで急成長している。

 

今回のラウンドはシリーズDで、調達額は4,500万ドル。ICONIQ Capitalがリードし、ゴールドマンサックスやIA Capital、Commerce Venturesも参加している。2017年6月にはVisaがリードして2,500万ドルを調達した。

 

顧客にはSquareやAffirm、Kabbage、Instacart、Doordashなどが名を連ねている。

Marqeta1806

2018年6月 9日 (土)

青ブドウが6,000万ドル調達

フィンテックの融資セクターは、相変わらず投資家の人気が高い。スモールビジネス融資のブルーバイン(BlueVine)は、シリーズEラウンドで6,000万ドルを調達した。

 

ブルーバインは2013年の創業で、本社はレッドウッドシティ。今回を含め11回のラウンドで5億7,800万ドルを調達している。

 

今回リードしたのはMenlo Venturesで、Silicon Valley BankやLightspeed Venture Partners、83Northも参加した。彼らはブルーバイン投資の常連組だ。シリーズCでは楽天も出資している。

 

ブルーバインの主力サービスは売掛債権を担保にした融資。請求書をベースにしたファクタリングで、最高与信枠は500万ドル(5.5億円)と高額だ。審査時間は24時間。金利は13%である(ベストレート)。青ブドウは甘いか酸っぱいか。

Bluess

2018年6月 8日 (金)

銀行がGrabPay提携でキャッシュレス推進

東南アジア全域へモバイル決済を拡大する、というグラブの野望に銀行が乗った。その銀行とは、マレーシアのメイバンク(Maybank)。

 

2016年KPMGのレポートによると、東南アジアのアンバンクトと呼ばれる銀行口座をもっていない人たちは4.4億人いる。銀行にとってこれは美味しい市場だ。

 

メイバンクの顧客は、今後オンラインでGrabPayのウォレットへ入金できるようになる。さらに、ライドシェアや商品の支払いにGrabPayを使えば、リウォーズを獲得できる。

 

マレーシアの中央銀行はキャッシュレスを積極推進している。現金取扱いと関連コストは年間18億リンギット(約500億円)。モバイル決済が普及すれば、現金コストを削減できる。

Maybk

2018年6月 7日 (木)

Gマンがリードしたフィンテック

トレードシフト(Tradeshift)がその会社。ゴールドマンサックスとPSP投資が2.5億ドルの投資をリードした。

 

トレードシフトは2009年7月1日創業で、本社はサンフランシスコ。サプライチェーン決済とマーケットを提供している。

 

これまで8回のラウンドで、総計4.32億ドルを調達している。今回のラウンドはシリーズE。時価総額が11億ドルに達し、ユニコーンクラブ入りを果たした。

 

今回調達した資金は、欧州やアジアへのグローバル展開や、AIなどの先進技術への投資に活用する。

 

トレードシフトの顧客は世界で150万件。富士通やHSBC、シーメンス、ソシエテジェネラル、ユニリーバ、ボルボなどの大手も含まれている。

Tradessss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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