2017年9月14日 (木)

仮想通貨トレーダーは即刻解雇

米国で最も影響力のあるバンカーといえば、JPモルガンチェースのジェイミー・ダイモンCEOであろう。

 

ダイモン氏はバークレイズが主宰するカンファレンスで、ビットコインについて辛辣な発言をした。ビットコイン市場は爆発に向かっていると。

 

そればかりではない。愚かさゆえ仮想通貨に投資しているトレーダーは即刻解雇する(I’d fire them in a second)、とつけ加えた。

 

その理由はふたつ。ひとつはJPモルガンチェースの規定違反であること。もうひとつは愚かだから(They’re stupid)。ふたつとも危険だと述べている。

 

ビットコインや仮想通貨は、通貨なのか。それともダイモン氏のいうように詐欺なのか。世界の銀行のトップとしての発言には重みがある。

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2017年9月13日 (水)

Zelle独自アプリ開始

9月12日、Zelleは独自のモバイルアプリをスタートした。利用者は銀行のモバイルアプリではなく、Zelleのアプリをダウンロードして使う。

 

利用するにはZelleの口座を開設後、デビットカードや銀行口座を登録する必要がある。モバイルの連絡先から送金相手を選び、携帯電話番号やE-mailアドレスに送金する。受金者もZelleの口座開設が必要だ。

 

モバイル個人間送金でVenmoやSquare Cashに出遅れた米国銀行は、独自のサービスとしてZelleを2017年6月に立ち上げた。

 

すでにバンクオブアメリカやチェイス、ウェルズファーゴ、シティバンクは各社のモバイルアプリにZelleを組み込んでサービスを提供しているが、中小銀行は独自対応がむずかしい。

 

そこでZelle単独のモバイルアプリ提供となった。銀行間送金の手数料は無料。自行内送金だけでなく、他行への送金も無料だ。競合のVenmoは、銀行口座からの即時引出手数料を25セントに設定している。

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2017年9月12日 (火)

1億人超の個人信用情報ハッキング

米国個人信用情報センター大手のエキファックスで、大量のデータ漏洩が発覚した。その数なんと1億4,300万件。

 

日本の人口より多い。米国の人口は3億2,400万人。その44%に相当するデータが盗まれた。

 

発見したのは7月29日。発表は9月7日だった。データには、氏名、住所、誕生日、クレジットカード番号、社会保障番号、免許証番号などが含まれている。

 

ハッカーは米国Webサイトの脆弱性を悪用して、個人信用情報ファイルにアクセスしたようだ。

 

問題なのはデータ漏洩が発覚したのち、3人のエグゼクティブがエキファックスの株を売り抜けたこと。社内コンプライアンスを遵守するという基本的なことも守られていない。こんな体制ではハッキングも防げない。

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2017年9月11日 (月)

英国3人に2人が非接触決済

英国で非接触カードが発行されてから10年。英国人の3人に2人(66%)が非接触決済をしていることがVisaの調査でわかった。

 

英国ではじめて非接触カードが発行されたのは2007年9月。今年の9月でちょうど10年になる。

 

非接触決済の利用が多いのは若年層。18歳から35歳のミレニアルズの非接触決済は76%。65歳以上のシニアは55%だった。

 

非接触決済の利用が多い場所は繁華街のショップ。ついでグローサリーストアやスーパーマーケットとなっている。ファストフードや交通機関の利用も増えている。

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2017年9月10日 (日)

スクエアが英国にポップアップ

英国ウェストミッドランドの人たちのキャッシュレス派、それとも現金派。2017年3月に英国市場に参入したスクエアが調査した。

 

その結果、もしウェストミッドランドでカード決済できるなら、地域でショッピングする、と回答した人は63%になった。現金派はわずか27%だった。

 

しかしマーチャントの回答は色合いがちがう。もしカードを受付けなかったとしても売上に影響ない、と考えている店主は半数以上になった。

 

この調査を受け、スクエアはバーミンガムのクレートウェスタンアーケードにポップアップショップをオープンする。期日は9月16日まで。

 

ここでスクエアの商品やサービスの質問を受付けるほか、各種イベントを計画している。ソーシャルメディアの活用法、IT活用法、フードビジネス成功の鍵などのイベントだ。

 

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2017年9月 9日 (土)

Netsに50億ドルの買収提案

デンマークの決済処理会社ネッツ(Nets)に買収の噂が立っている。プライベートエクイティや決済処理会社が申し入れをしているようだ。

 

もしこの買収が実行されれば、ネッツの買収額は50億ドル(5,500億円)になる見込み。

 

直近の大型買収は、2017年8月の英国ワールドペイ買収案件。米国の決済処理会社バンティフが103.5億ドルで買収した。

 

決済処理会社の買収がここにきて盛り上がっているのは、規模の拡大によって、投資開発コストを削減し、利益があがる体質に転換したいというニーズがあるため。

 

プライベートエクイティにとって、エクジットが確実に見込めるグロース企業はおいしい。ネッツは2003年の創業で、デンマーク証券取引所に上場している。

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2017年9月 8日 (金)

KFCで笑って決済

中国は杭州のケンタッキーフライドチキンで、面白い決済がスタートした。

 

店頭のタッチスクリーンからメニューを選んで注文。決済は3Dカメラに向かってスマイル。その後携帯電話番号を入力する。

 

顔認識で本人確認。3Dなので、他人の写真やビデオを使って決済しようと思っても、できない。

 

この技術は、2015年にジャックマー会長が初めてデモをして話題になった。現在は杭州のKFCのみでテスト中。今後順次拡大していくとみられる。

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【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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