2017年11月11日 (土)

Visa欧州でRT決済推進の理由

欧州決済協議会はEU圏内でのリアルタイム送金サービス(SEPA Instant Credit Transfer:ICT)を11月にスタート。欧州全域の銀行口座送金がモバイルやオンラインで簡単にできるようになる。

 

これによって欧州の銀行は、VisaやMastercardなど国際ブランドネットワークを介さないリアルタイム決済が可能になる。

 

これに危機感を覚えたVisaはリアルタイム決済プラットフォームを構築。ICTに対抗する体制を整えた。P2P、B2C、B2Bの送金決済が可能になる。

 

欧州で展開するにあたり、Visaはワールドペイと提携。マーチャントが消費者にリアルタイム決済ができる機能を装備する。とともに、銀行やマーチャントがこのサービスを簡単に実装できるよう、APIを公開する。

 

さらに、欧州Visaはカード発行会社に対し、2018年10月までに、リアルタイム決済を可能にするよう要請した。

Visss

2017年11月10日 (金)

ウォルマート訴訟決着

ウォルマートはVisaに対し2つの問題を提訴していた。ひとつはクレジットカードのインターチェンジ(カード発行者手数料)が高いこと。もうひとつはデビットカードのルーティングの問題だった。

 

インターチェンジ訴訟はさかのぼること2005年。10数年来の訴訟だったが、11月2日に決着した。デビットカードのルーティングに関わる訴訟は2016年5月。これも決着する見込みとなった。

 

和解の内容は明らかにされていないが、ふたつ案件が決着したことにより、Visaはウォルマートと協業できることを喜んでいるとコメントしている。

Walvisasettle

2017年11月 9日 (木)

米国で最も導入が進んでいるモバイル決済は

ボストンリテール(Boston Retail Partners)の調査によると、現在米国マーチャントで最も導入が進んでいるモバイル決済は、Apple Payだった。

 

北米小売の36%がApple Pay対応済み。22%は今後1年以内に導入したいと回答している。

 

Apple Payがスタートした当初、米国マーチャントの97%がNFC非接触決済端末を保有していなかった。3年間で様変わりしている。

 

アップルのCFOによると、Apple Payは世界一のモバイル非接触決済サービスであり、世界のモバイル非接触決済取引の90%を占めているとコメントしている。

Appsssss

2017年11月 8日 (水)

カナダDebitでSamsung Pay

カナダのデビットネットワークであるインターラック(Interac)でSamsung Payが使えるようになった。カナダで非接触決済を受付けるマーチャントは数万件といわれている。

 

すでにApple PayやAndroid Payはインターラックに接続する大手銀行が採用している。

 

今回Samsung Payを導入したのは、CIBC、Scotiabank、そしてATB Financial。これらの銀行顧客はデビットカードをSamsung Payに登録して使う。

 

2015年、カナダの非接触決済件数は総カード決済件数の12%を占め、急成長している。インターラックのデビットカードはVisaやMastercardなどの国際ブランドがつかない、カナダ独自のデビットカードである。

Samsungsssss

2017年11月 7日 (火)

国際送金レミトリーが120億円調達

米国のモバイル国際送金レミトリー(Remitly)が1.15億ドルを調達した。今回はシリーズDで、リードしたのはNaspersのフィンテックユニットPayUである。

 

レミトリーがカバーしているのは米国、英国、カナダ、オーストラリアへの出稼ぎ労働者。母国への送金をモバイルで簡単にできるようにしている。

 

送金対象国は、メキシコ、インド、フィリピン、コロンビア、エクアドル、エルサルバドルなど10カ国。年間送金額は40億ドルに達している。

 

送金に使うネットワークはサードパーティに頼らず、独自で銀行や現金トップアップサービスと接続している。これがレミトリーの強み。

 

ウォークイン型のウェスタンユニオンやマネーグラムにどれだけ対抗できるのか。見ものである。

Remitsssss

2017年11月 6日 (月)

カナダでモバイル口座間送金

世界でモバイル送金が急拡大している。カナダではインターラックを利用したe-Transferサービスがはじまった。e-Transferはオンラインとモバイルバンキングの両方で利用する。

 

e-Transferはデジタル送金のプラットフォーム。銀行はこれをモバイルバンキングアプリに組み込んで送金サービスを提供する。利用者は銀行口座間での送金や受金が可能になる。

 

利用範囲はP2P、P2B、B2B、B2Pと幅広い。家賃支払いや従業員への支払いも可能だ。

 

インターラックはもともとデビットネットワークだった。それをファスタペイメンツに対応するよう改修し、次世代デジタル決済ネットワークへ進化させた。

Etransfersssssss

2017年11月 5日 (日)

インドでWhatsApp決済スタートへ

フェイスブックのチャットアプリWhatsAppがインドでモバイル決済をはじめる。スタートは12月になるらしい。現在社員を対象にβテスト中。

 

WhatsAppの決済サービスは世界初となる。米国ではまだこの機能がない。

 

インドのデジタル決済ネットワークUPIへ接続。銀行口座と直結してモバイル送金を可能にする。現在ICICI Bank、State Bank of India、HDFC Bankの3行と提携している。

 

WhatsApp決済はチャットをしながら決済できること。同一アプリ内で送金や決済が完了する。米国のVenmoや中国のWeChat Payと同様のサービスである。インドでのモバイル決済はこれから熾烈な競争時代に突入する。

Whatsapppay

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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