デビット Feed

2018年8月27日 (月)

米国デビット手数料減少

米国デビットカード発行者手数料(インターチェンジ)が、2017年は減少した。2010年Durbin Amendmentによって約3分の1にカットされたデビットカード発行者手数料が自然減となった。

 

発表したのはFED。資産100億ドル以上の大手カード発行者の2017年インターチェンジは平均22セントで、2013年から続いていた平均23セントから1セント減少した。

 

これはサインデビットと呼ばれるデュアルメッセージのデビットカード発行者手数料である。シングルメッセージの手数料は24セントだった。2012年から変わっていない。

 

なぜ減少したのか。大手小売の手数料の下げ圧力が強まっているからである。大手小売はシングルメッセージになびいていた。それを引き戻したのがVisaやMastercardだった。競争原理から減少したと考えられる。

Debitssss

2018年6月19日 (火)

印Visaデビット手数料大幅値下げ

インドVisaはスモールマーチャントがVisaを受け付けられるよう、手数料を大幅に下げた。値引率は最大95%になる。

 

その値引きが適用されるのは、2,000ルピー(約3,300円)以下のトランザクション。つまり少額決済が大幅値引きとなる。

 

カード発行会社はこれまで1件のトランザクションで2.99ルピーの手数料を稼いでいたが、0.15ルピーに値引きされる。アクワイアラはこれまで0.45ルピーだった手数料を0.15ルピーに引き下げられる。

 

日常生活でもっとVisaデビットカードを使ってもらおうという意図だ。しかし、Visaの取り分は0.035%から0.055%に引き上げる。

Vissss

2018年3月21日 (水)

Amazonがメキシコでデビット

アマゾンはメキシコでデビットカードの発行を開始した。アマゾンがデビットカードを発行するのは初。

 

デビットカードといっても、銀行口座と連動したものではない。何回でも資金をチャージできるプリペイドカードである。ゆえにカード名称は「Amazon Rechargeable」。

 

メキシコ政府の2017年の発表によると、メキシコ成人でクレジットカードを保有している人は3分の1に満たない。アマゾンは顧客拡大のために、デビットカードを発行した。

 

ブランドはMastercard。カード発行会社はメキシコのGrupo Financiero Banorteである。資金のチャージはセブンイレブンなどのコンビニでおこなう。

Amazondebitmex

2018年2月28日 (水)

子供用デビットカードが16億円調達

子供や大学生を対象にしたデビットカード会社が1,600万ドルを調達した。アトランタに本拠を構えるグリーンライト(Greenlight)である。

 

リードしたのはTTV Capital。Amazon Alexa FundやSunTrust、Ally Financialも参加した。これまで2回のラウンドで2,350万ドルを調達している。

 

利用料は1家族月間4.99ドル。最大5人の子供までデビットカードを発行する。

 

親は子供の利用をコントロールしながら、金銭教育ができる。子供は現金をもたず、安心してキャッシュレス生活を送れる。

Greenssss

2017年11月26日 (日)

ゴールド口座で決済

英国フィンテックのグリント(Glint)が、ゴールドをベースにした当座預金口座とデビットカードをスタートした。ゴールドを購入し、それをショッピングに使うこともできる。

 

グリントは2015年創業で、本社はロンドン。多通貨口座を提供し、両替や送金サービスを提供している。これまで2回のラウンドで610万ポンドを調達している。

 

多通貨口座と両替機能を使って、ゴールド口座を開発した。ゴールドはスイスの金庫に保管される。ゴールドで決済する場合、その時点のゴールド価格を適用し、口座のゴールドから利用分を即座に引落とす(デビッティング)。

 

なぜゴールド決済か。海外ショッピングや海外旅行するとき、ゴールドの価値は安定しているからである。ブリグジットが決まった2016年からポンドは下落。80年間で最低の水準となっている。

 

利用できるのは英国と欧州。今後はアジアや米国での展開も視野に入れている。

Goldbullionssss

2017年9月19日 (火)

Venmoがデビット発行

モバイル送金決済のVenmoがデビットカード(プリカ)を発行した。

 

Venmoの競合は銀行が推進する個人間送金決済Zelle。他行あての銀行口座へも無料で送金できるというのが強み。VenmoはVenmo口座への送金は無料だが、銀行口座へ送金する場合は費用を徴求している。

 

Zelleに対抗するためには、カードが不可欠と考えたようだ。カードなら送金で受け取った資金をショッピングに使ってもらえる。

 

Venmoのもうひとつの競合はSquare Cash。これもデビットカードを発行している。

Venmocard

2017年8月24日 (木)

米国でデビットカード不正減少

2015年10月に米国で施行されたEMV対応(ICカード化)で、デビットカードの不正が減少していることが、デビットカード運営会社PULSEの調査でわかった。

 

2015年、米国発行デビットカードの33%がICチップカードだったが、2016年には76%に増加。それによって、2016年のデビットカード不正は28%も減少した。

 

しかし、完全に不正がなくなったわけではない。2016年のデビットカード不正学は9億ドルに達した模様。日本円にして1,000億円という額はいまだに大きい。

 

Apple PayやAndroid Payのようなモバイル決済になれば、カード番号ではなくトークンを使うため、さらに不正は減少する見込み。しかし、米国では利用が少ない。デビットカード取扱件数の0.25%しかないのが現状だ。

Ic

2017年7月21日 (金)

英国小売でデビットが現金を抜いた

英国でキャッシュレスが進んでいる。小売りではデビットカードがキャッシュレスの牽引役だ。

 

英国小売協会(British Retail Consortium)によると、2016年の小売決済件数でデビットカードが現金を追い抜いた。

 

デビットカードは前年より4.5%シェアを拡大し43%となった。いっぽう現金は4.9%もシェアを落とし、42%となったのである。

 

キャッシュレスを加速しているのは、非接触決済。タップ&ゴーという現金にはないスピードが好まれているようだ。

 

決済件数では2016年にはじめてデビットカードが現金を抜いたが、金額ベースではすでに現金をカードが追い抜き、現金シェアは25%を切っている。

1707

2017年7月18日 (火)

豪州デビット非接触対応完了

オーストラリアには国際ブランドに依存しないeftposというデビットネットワークがある。銀行口座と直結したデビットカードを、eftpos加盟店で使うと、即座に口座から利用額が引き落とされる。

 

このデビットネットワークがNFC非接触決済に対応するようになった。利用者は非接触カードや非接触機能を搭載したモバイルで、簡単にスピード決済できるようになる。

 

セキュリティも万全。国際ブランド同様、カード番号はトークン化されるため、マーチャントにカード番号が残らない。

 

オーストラリアでは非接触決済が主流になっているが、これでますます非接触決済が加速する。

Eftsssss

2017年7月 1日 (土)

Venmoがデビットカード発行か

米国でP2P送金といえばVenmo。ミレニアルズを中心に個人間送金のVenmoがシェアを伸ばしている。

 

チャット感覚で送金でき、利用が無料なのが受けている。現在利用者は700万人といわれ、2017年の送金額は3兆円に迫ると予測されている。

 

Venmoの課題はマネタイズである。P2P送金の仕組みをマーチャント決済に広げようとしているが、思うように開拓が進んでいない。

 

一計を案じたのがデビットカード(Venmo口座と紐ついたプリペイドカード)の配布。発行コストはかかるが、カード発行者手数料がはいってくる。独自開拓加盟店であれば、On-Us取引となり手数料も増える。

 

現在はチポトレやタコベルのようなファストフードチェーンで実証実験中。競合のSquare Cashは、5月にデビットカードを発行すると発表している。

 

フィジカルのカードが必要かどうかは別として、P2P送金のマネタイズにはマーチャントとの決済が不可欠であることがわかる。

Venmodebit

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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