クレジット Feed

2017年11月16日 (木)

香港融資フィンテックが250億円調達

「我々はファイナンスを民主化する」というコンセプトでモバイル融資を提供するウィラボ(WeLab)がシリーズBとデットファイナンス2.2億ドルを調達した。

 

ウィラボは2013年の設立。香港を拠点に、香港と中国本土で融資ビジネスを展開している。これまで6回のラウンドで4.25億ドルを調達している。

 

今回のラウンドをリードしたのは、アリババやクレディスイスなど。

 

顧客数は2,500万人。総貸出額は280億ドル、3兆円を超える。ユニークなのはモバイルの非構造データを数秒で分析し、融資の可否を決定すること。

 

クレジット履歴に依存しない審査方法だが、効果的だという。この技術を銀行や携帯電話会社にも提供している。

Welabsss

2017年11月14日 (火)

米国会計ソフトが融資ビジネスへ

スモールビジネスを対象にした会計ソフトの最大手インチュイットが融資事業に乗り出す。

 

インチュイットの会計ソフトQuickBooksの利用者は約700万人。これを対象に最大3.5万ドルを融資する。融資期間は6カ月という短期。金利は年率6%から18%。米国43州での展開となる。

 

インチュイットは2013年からこれまで融資事業者の仲介で約7億ドルを融資している。この立ち位置を変え、自ら融資し、債権を管理するというポジションを選んだ。

 

それはそうであろう。会計ソフトを分析すれば、融資に値するかどうかの判定はむずかしくない。特に長期利用者の与信判断の確度は高い。

Intuitsssss

2017年11月 2日 (木)

中国政府OL金融の規制強化

中国でオンライン消費者金融が急成長している。これまでこの市場の規制はゆるかった。

 

ロイターによると、中国中央銀行は金融当局と共同で、インターネット上の金融リスクをコントロールする特別規制を作成。すでに成果を上げているようだ。

 

中国政府はオンライン金融事業の規制強化を目標としており、すべての事業者に対し基本的な監査を受けさせる、というスタンスを取っている。

 

中国のマイクロクレジット(チョイ借り消費者金融)は高金利で融資している。消費者保護と金融健全性の観点から、強烈な規制がかかるかもしれない。

 

オンライン金融の監視強化だけはなく、中国政府は仮想通貨の規制も強化している。仮想通貨をベースにした資金調達ICOとビットコイン取引の両方を禁止した。

Chinaregu

2017年10月30日 (月)

Amexがビジネスローン拡販

Amexはスモールビジネス向けの無担保ローンを拡販すると発表した。運転資金や仕入れ、マーケティング、人材育成など、使途は自由。

 

申込みはオンラインで簡単。60秒で融資可否を受取れる。融資額は3.5万ドルから5万ドル。可決されれば、3から5営業日以内に融資される。

 

Amexのスモールビジネス調査によると、今後の景気に楽観的な人は74%、57%が設備投資を計画しているということがわかった。

 

AmexのOPEN Card会員には、融資額と金利をあらかじめカスタマイズした招待状が届く。金利は6.98%から19.97%。返済期間は1年、2年、3年から選ぶ。

 

トップラインの伸びが落ちているAmexは、収益アップのため、ローンの拡販に舵を切った。米国経済の力強さをAmexは感じているのだろう。

Amesssss

2017年10月 9日 (月)

AmexがミレニアルズにCobalt

Amexはカナダのミレニアルズ向けクレジットカードを発行した。名づけてCobalt(コバルト)。コバルト色(ダークプルー)を基調にしたカードである。

 

コバルトはミレニアルズの特性に合わせたカード。モバイルと連携し、申込みや残高確認、利用明細照会、ポイント利用などができるようにした。

 

コバルトは手厚いポイント制度が魅力。飲食利用では1ドルにつき5ポイント付与。旅行・交通機関の利用では2ポイント、そのほかは1ドルにつき1ポイントがつく。

 

月間500ドル利用すれば、毎月2,500ポイントのボーナス。さらに、2018年1月30日までに申込み、3カ月で3,000ドルを利用すれば10,000ポイントがもらえる。

 

プライシングでは、年会費という制度をなくし、月額利用料にした。サブスクリプションモデルである。月額利用料は10ドル。リボルビング金利はショッピングが19.99%、キャッシングは22.99%である。

 

2016年、Amexのカナダ市場でのシェアはわずか5%。コバルトはドイツ語で地の妖精ということばコボールトに由来している。Amexにとってミレニアルズを魅了する妖精になるだろうか。

Amexcobaltcatch

2017年10月 1日 (日)

Amexがカードで割賦サービス

クレジットカードで支払いたいけれど、翌月全額返済は厳しい。そんな時にはAmexのPay It Pan It(ペイイット・プランイット)が便利だ。

 

モバイルアプリでこのサービスを利用する。利用明細単位で表示される金額を確認。100ドル以下であれば分割払いにせず、Pay Itをタップして約定日を待たずに即時払い。

 

100ドル以上の利用明細であれば、Plan It。回数を指定して月額固定返済金額と手数料を確認してタップする。分割回数は3カ月から24カ月だが、アプリに表示される選択肢は3つだけ。

 

利用者のこれまでの返済履歴などによって、その返済回数が異なる。Aさんは3カ月、6カ月、9カ月。Bさんは6カ月、9カ月、12カ月というように。

 

この分割払いを米国以外にもカナダやオーストラリアで展開するようだ。現在テスト中で、その際のネーミングはPay Your Wayとなる模様。

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2017年9月28日 (木)

BoAがプレミアムカード発行

バンクオブアメリカはリウォーズ制限のないプレミアムクレジットカードを発行する。その名もPremium Rewards。

 

旅行と食事にクレジットカードを利用すると、1ドルにつき2ポイント付与。その他の利用については1ドルにつき1.5ポイントがつく。

 

口座開設から90日以内に3,000ドルを使えば、ボーナスとして50,000ポイントがもらえる。1ポイントは1セント。500ドルに相当するボーナスがもらえるのだ。ポイントは有効期限なし。獲得上限もない。

 

さらに、100ドルのTSA(スピードチェックイン)支払い4年分や、ラウンジ費用など100ドル分が補填される。交通機関の遅延やキャンセルなどの保険もついている。

 

海外旅行の場合、一般カードは海外利用手数料がかかるが、プレミアムリウォーズは無料だ。年会費は95ドル。

Boapremiuncard

2017年8月31日 (木)

ペイパル初のCBクレカ発行

ペイパルは8月30日、すべての購入に2%のキャッシュバックがつくクレジットカードを発行した。米国のペイパル会員が対象。

 

名づけてPayPal Cashback Mastercard。年会費無料で、キャッシュバックの上限もない。使い方も自由で、有効期限もない。

 

カード発行会社はシンクロニー(Synchrony Bank)。GEからスピンオフした金融会社だ。

 

ペイパルはこのカードでリボルバーから上がる金利収入をシンクロニーとシェアすると思われる。決済手数料だけでは生き残れないという判断から、金利収入の拡大をめざしている。

Paypalsssss

2017年3月13日 (月)

Amexがプラチナ特典増強

3月30日からAmexは米国プラチナカード会員向けのサービスを拡充する。特に充実させたのはUberを含む旅行関連の特典。ミレニアルズを取込むためである。

 

プラチナカード会員になれば、年間200ドルのUber Credits(ポイント)をもらえる。Uber Creditsはそのまま減算するか、カード払いと合わせて使うことも可能。

 

プラチナカード会員は、特定のホテルやamextravel.comで予約すれば、5倍のポイントを獲得。航空会社へ直接予約を入れた場合も5倍つく。

 

Amexのモバイルアプリでは、プラチナカード会員向けの航空ラウンジサービスの案内や、位置情報案内も拡充した。

 

旅行というイベントでは高額の消費が発生する。Amexはミレニアルズのモビリティ志向に合わせたサービスを拡充した。

Uberamexbene

2017年3月 4日 (土)

米国クレジットカード貸倒率最悪に

2017年1月、個人信用情報会社のエクスペリアンとS&Pダウジョーンズは、消費者のクレジットカード貸倒率が過去42カ月で最悪になったと発表した。

 

1月の貸倒率は3.21%で、12月から26ベーシスポイント増えた。2013年7月以来の貸倒率だ。

 

米国を4つのブロックで分けた場合、南部の貸倒率が最も高く3.4%を超えている。ついで西部、北東部、中西部となっている。

 

なぜ貸倒が増えているのか。消費者のセンチメントがここ2年間、楽観的になっているからだという。失業率は低く、労働市場は堅調に推移している。

 

しかし、P2Pレンディングの貸倒率は6%を超えている。適度な信用創造は景気活性化につながるが、クレジットカードの使いすぎは景気の足を引っ張りかねない。

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【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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