クレジット Feed

2017年3月13日 (月)

Amexがプラチナ特典増強

3月30日からAmexは米国プラチナカード会員向けのサービスを拡充する。特に充実させたのはUberを含む旅行関連の特典。ミレニアルズを取込むためである。

 

プラチナカード会員になれば、年間200ドルのUber Credits(ポイント)をもらえる。Uber Creditsはそのまま減算するか、カード払いと合わせて使うことも可能。

 

プラチナカード会員は、特定のホテルやamextravel.comで予約すれば、5倍のポイントを獲得。航空会社へ直接予約を入れた場合も5倍つく。

 

Amexのモバイルアプリでは、プラチナカード会員向けの航空ラウンジサービスの案内や、位置情報案内も拡充した。

 

旅行というイベントでは高額の消費が発生する。Amexはミレニアルズのモビリティ志向に合わせたサービスを拡充した。

Uberamexbene

2017年3月 4日 (土)

米国クレジットカード貸倒率最悪に

2017年1月、個人信用情報会社のエクスペリアンとS&Pダウジョーンズは、消費者のクレジットカード貸倒率が過去42カ月で最悪になったと発表した。

 

1月の貸倒率は3.21%で、12月から26ベーシスポイント増えた。2013年7月以来の貸倒率だ。

 

米国を4つのブロックで分けた場合、南部の貸倒率が最も高く3.4%を超えている。ついで西部、北東部、中西部となっている。

 

なぜ貸倒が増えているのか。消費者のセンチメントがここ2年間、楽観的になっているからだという。失業率は低く、労働市場は堅調に推移している。

 

しかし、P2Pレンディングの貸倒率は6%を超えている。適度な信用創造は景気活性化につながるが、クレジットカードの使いすぎは景気の足を引っ張りかねない。

1600

2017年1月16日 (月)

アマゾンのクレカがすごい

Amazon会員向けのクレジットカードが新規登場した。一般会員にはAmazon Rewards Visa Signature Card。プライム会員向けにはAmazon Prime Rewards Visa Signature Cardである。

 

プライム会員向けのカードがすごい。Amazonで購入すると5%のキャッシュバックがもらえる。レストランやガソリンスタンド、ドラッグストアでは2%。その他の利用は1%のキャッシュバックだ。

 

一般会員向けのカードとは、Amazonでのキャッシュバック率が2%低くなること。それとカード審査に通った時にもらえるギフトカードの額が一般は50ドルに対し、プライムは70ドルという違いだ。

 

年会費無料、海外利用手数料も無料だ。Amazon会員向けのカードは米国のみの発行。日本にも来てほしい。

Amazonssssss

2017年1月11日 (水)

WがVisaと仲直り

カナダのウォルマートは2016年7月、Visaの手数料が高いとして、店舗でのVisaカード受付を停止していた。7月18日にはサンダーベイの3店舗で受付をストップし、3カ月後にはマニトバの16店舗に拡大した。

 

ウォルマートカナダのクレジットカード手数料は年間7,600万ドルを払っている。日本円にして100億円弱だ。これに異を唱えていた。

 

しかしこのほど、Visaとの合意が成立し、ふたたびVisaカードを受け付けることになったのだ。

 

Visaカードの利用者は、1月6日の金曜日からカナダのウォルマート409店舗で使えるようになった。取扱高が大きいだけに、Visaが折れた格好だ。

Walmartvisa

2017年1月 7日 (土)

CFPBが個人情報センターに罰金

CFPB(米国消費者金融保護局)は個人信用情報センターのエキファックスとトランスユニオンに対し、消費者を欺いたとして法的措置をとった。

この2社が個人に販売したクレジットスコアが、実際にレンダーが使っていたものではなかったのだ。2011年から2014年3月までにクレジットスコアがその対象。

 

さらに、クレジットスコアや関連商品を無料あるいは1ドルとしていたが、それは7日から30日間だけの限定サービスだった。つまり、消費者がこの期間に解約しなければ、毎月定期的に課金されていたのだ。その費用は月間16ドル強。

 

その結果、影響を受けた消費者へ、トランスユニオンは1,390万ドル、エキファックスは380万ドルを支払わなければならないことになった。もちろん、お詫び状の送付が義務付けられている。

個人信用情報という本人の信用力をはかる物差しをごまかしていたとは。消費者をないがしろにするにもほどがある。

Cfpbpenaltyssss

2016年12月29日 (木)

信じられないブラジルのクレカ金利

今年日本を景気づけたのは、ブラジルで開催されたオリンピックであろう。日本人の活躍で大いに盛り上がり、4年後の東京オリンピックへの期待は一層膨らんだ。

 

その開催国ブラジルのクレジットカード利用者は劣悪な環境にさらされている。平均リボルビング金利は450%を超える。いったん残高をもってしまったら、アリ地獄のように抜け出せない。

 

10万円借りると、1年後の金利は45万円。月に直せば3.5万円ほどの金利を払うことになるのだ。3カ月後には金利が元本を上回ってしまう。

 

ブラジル経済は厳しい状況にある。景気低迷がつづき、賃金が上がらないなか、この金利では一般国民の多くが返済不能に陥ってしまう。

 

ブラジル政府はようやく重い腰を上げた。上限金利にキャップをかけることを検討している。段階的に下げるのかと思いきや、一気に12%まで引き下げる計画だ。

 

クレジットカードで消費を促進したい政府。しかしカードを発行する銀行は、12%ではとても貸倒リスクをカバーできないとして猛反発することは必至だ。ブラジル政府はむずかしい局面を迎えている。

 

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2016年12月24日 (土)

クレジットカードは米国人でも怖い

クレジットカード発祥の地であり、クレジットカード大国である米国で、実はクレジットカードを怖がっている人が多くいることがわかった。

 

調査したのはペイパルマフィアのひとり、マックス・レブチン氏率いる決済会社アファーム(Affirm)。全米の22歳から44歳1,089名を対象に調査した。

 

クレジットカードのリボルビング残高を保有している人のうち、なんと65%が怖いと回答した。32%はとても怖いと回答。その理由はいつ完済できるのかわからないからである。

 

クレジットカードの利便性は理解しているものの、使いすぎの怖さを懸念している。負債が怖いと回答した人のうち、最優先に解決する問題で頭から離れないと回答した人は57%もいた。

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2016年12月 7日 (水)

米オートローン延滞率に警鐘

米国のオートローンで延滞が上昇している。特にサブプライムの借り手が毎月の返済に苦しんでいる。

 

ニューヨークFEDによると、2016年第3四半期の90日以上の延滞率が3.6%になった。2015年第1四半期は3.0%だったから、20%増えたことになる。最悪だったのはリーマンショック後の2010年第4四半期で、90日以上の延滞は5.3%だった。

 

ニューヨークFEDの懸念は、オートローンだけではなく、サブプライムローンの延滞率も増えていること。失業率が減っているにもかかわらず、これらの延滞が増えているということは、過剰融資がまかり通っていることに他ならない。

サブプライム向けオートローンは証券化され、投資家に販売されている。そのポートフォリオが悪化しているのだ。サブプライムを食い物にする金融ギャングたちにやがて鉄槌が振り下ろされることだろう。

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2016年11月14日 (月)

カナダの融資フィンテックが500万ドル調達

カナダのトロントに本拠をおくフレクシティフィナンシャル(Flexiti Financial)は2013年設立のフィンテック。今回500万ドルを調達した。

 

ユニークなのはマーチャントを通じてその顧客にハウスクレジットカードを配布するというビジネスモデル。

 

顧客が申しこめば、フレクシティのハウスクレジットカードに融資枠を設定。返済は一般のクレジットカードのように、翌月全額返済や、リボ返済を選べる。カードにはプラスチックとバーチャルの2種類がある。

 

フレクシティがこのサービスを提供しているマーチャントは1,087件。調達した資金でカナダでのマーチャント開拓と融資サービス拡大に使う。

Flexitisssssss

2016年10月21日 (金)

AmexがIntuitでSMB融資

Amexは会計ソフトのインチュイットと提携し、スモールビジネス向けの融資サービスをはじめることになった。インチュイットのオンライン会計ソフトQuickBooksの利用者で、なおかつAmexのOpenビジネスカード会員が対象だ。

 

これまでカード会社はスモールビジネス向け会計ソフトと提携していたが、その範囲は会計ソフトにカード利用データを抽出するというサービスにとどまっていた。

 

今回の提携は短期の低額融資というユニークなサービスだ。トランザクションレンディングの一種で、スモールビジネスはキャッシュフローを改善できる。

 

米国中小企業局によると、スモールビジネスの破綻要因の2番目は不十分なファイナンスか遅れだという。自動会計処理とAmexの即時融資(60秒)でこの問題を解決する。

 

サービス名称はAmerican Express Working Capital。ペイパルやアマゾン、スクエアなどのトランザクションレンディングの類似サービスだが、会計ソフトとの連携でキャッシュフローを把握するところがユニークだ。

 

Amexwc

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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