ニューペイメント Feed

2017年7月19日 (水)

PayPalがアップルの公式決済へ

PayPalがアップルの公式決済となった。App Store、Apple Music、iTunes、iBooksなどでの決済にPayPalが使えるようになる。

 

Apple IDの決済としてPayPalを設定すれば、自動的に音楽やデジタルコンテンツの購入はPayPal決済となる。

 

Apple ID設定の決済情報をタップすると、一番上がカード、ついでPayPalとなっている。そのPayPalをタップすれば、設定完了。ここにPayPalが表示されるインパクトは大きい。

 

まずはカナダとメキシコでスタート。米国やその他の国々でも近々スタートする。

Paypal_carrier_payment_auen_v3

2017年7月11日 (火)

イベント入場に音波

チケット販売最大手のチケットマスターは、紙のチケットに代えて、スマートフォンの音波で入場できるようにする。

 

音波サービスを提供するのはリスナー(Lisnr)。スマートトーン(Smart Tones)と呼ばれる超音波を使って、相手を特定する。

 

利用者はイベント会場でスマートフォンを取り出し、チケットデータをタップしてブロードキャストする。会場の端末がそれを聞き取りチケットの真正性と本人を特定する。

 

スマートトーンは18.7キロヘルツから19.5キロヘルツのオーディオ信号を生成。人間の耳ではほとんど聞き取れない。

 

QRコードやNFC決済に比べ、不正防止能力が高く、入場処理のスピードが速い。導入コストも安い。不正率は0%、本人特定率は100%、入場処理は1秒以下である。

Ticketsss

2017年7月 5日 (水)

Mastercardが新たにAPI

API公開のうねりが広がっている。Mastercardは新たに5つのAPIを公開した。

 

Masterpass QRはモバイルQR決済のAPI。Masterpass QRを受付けるマーチャントで、QRコードをスキャンするだけでキャッシュレス決済ができるというもの。

 

Spend ControlsとSpend Alertsは、カードの利用制限API。加盟店業種による利用拒否や、特定の条件で利用されたカードトランザクションにアラートをあげられる。

 

Qkr! with Masterpassは、事前注文API。レストランや小売店のサービスで、スマートフォンから事前に注文して、ピックアップする。レジに並ぶ必要がなく、時間の節約になる。

 

Masterpass ChatbotはチャットAPI。独自ブランドでチャットボットが利用できるようになる。MastercardはAPI公開で独自経済圏の拡大を狙っている。

Masterssss

 

2017年6月29日 (木)

アリ金融の利益2倍に

アリババグループの金融会社Ant Financialは2017年度の税引前利益が55.6億元(900億円強)になった模様。Bloombergによると年度対比86%も伸びた。

 

成長要因は中国外市場の拡大と資産運用部門の伸びである。Ant Financialはインドやタイ、香港、米国へ事業を拡大している。

 

Ant Financialはアリババへ手数料を支払っている。ロイヤルティとシステム利用料だ。2017年の手数料は20.9億元(340億円)になる。

 

現在Ant Financialの時価総額は745億ドル(8.2兆円)。2018年に株式公開を計画している。アリはIPOに向けてせっせと働いているようだ。

Antfprofit17

2017年6月25日 (日)

アマゾンが現金チャージで2%バック

アマゾンはプライム会員向けの新しい特典を発表した。アマゾンのギフトカードへ、銀行口座やデビットカードから資金をチャージした場合、チャージ額の2%をキャッシュバックする。

 

この特典を受けるためには、登録が必要。その際、銀行口座番号やデビットカード番号とともに、本人確認のため運転免許証の番号などの入力が求められる。

 

2%キャッシュバック特典に登録し、資金をギフトカード口座にチャージすれば、即座にギフトカード口座へキャッシュバックされる。

 

プライム会員向けのクレジットカードから資金をチャージした場合は、これまで通り5%のキャッシュバックとなる。

 

アマゾンがギフトカード口座(プリペイド口座)へ資金を誘導する理由は、購買促進とともに、他社カード利用を抑え、加盟店手数料を削減するためである。

Amazonreloadsssss

2017年6月23日 (金)

スウェーデン決済代行が銀行免許取得

スウェーデンの決済代行クラーナ(Klarna)は、スウェーデンの金融庁から銀行免許を取得したと発表した。限定的な免許ではなく、フルバンキングの免許である。

 

クラーナは現在オンラインマーチャント7万件に決済代行サービスを提供。利用者は6,000万人を超える。

 

これらの関与者に加え、欧州全域の消費者やマーチャントに対し、クラーナは銀行商品やサービスを提供できるようになる。

 

例えば、カードの発行や消費者金融、マーチャント融資、保険や投資など多様な商品・サービスが考えられる。

 

決済代行ビジネスは決済マージンの低下を受け、新たな収益源が必須となっていた。

 

クラーナは2005年2月の創業。ストックホルムに本拠を構えている。これまで9回のラウンドで3億7,644万ドルを調達している。

 

Klarnasssss

2017年6月19日 (月)

Alipay加盟店に後払受付拡大

アントフィナンシャルは、Alipay加盟店に対し、Huabei(ローン)やAnt Check Later(割賦)の受付けを拡大すると発表した。

 

現在約400万加盟店があるが、後払いを推進することによって、加盟店の売上げを伸ばす。2016年に後払いを受付けた加盟店では、一人あたりの平均利用金額が前年比41%もアップした。

 

アントフィナンシャルはAPIを公開し、小売からヘルスケアまで12業種を対象に、スピーディに新サービスを追加できるようにする。アントフィナンシャルは2020年までにキャッシュレス社会をめざしている。

 

ヘルスケアでは2017年第1四半期に、モバイル決済を受付ける薬局が3倍の30万店になったという。

Huabei17sssss

2017年6月15日 (木)

Mastercardが中小企業向けデジタル決済

その名はThe Mastercard B2B Hub。中小企業向けのソリューションである。請求書と買掛金の支払いプロセスを最適化し、決済のスピード、簡便性、セキュリティを改善できる。

 

米国のB2B決済は大半が小切手によるもの。特に中小企業では、買掛金の自動支払ソリューションが求められていた。

 

そのニーズに応えたのがThe Mastercard B2B Hub。カードイシュアが提供する。アクワイアラではない。

 

The Mastercard B2B Hub はAvidXchangeとの提携によるサービス。AvidXchangeは北米に5,500件の顧客を有し、バックオフィスと口座管理システムを統合した請求支払プロセスの先駆者である。

Avidsssss

2017年6月 5日 (月)

QR決済が中国を変える

中国の調査会社iResearchによると、2016年の中国モバイル決済額は38兆元(約600兆円)になった。これは中国GDPの半分を超える。

 

中国モバイル決済のほとんどがQR決済。NFC非接触決済は微少である。QRはモバイル機器を選ばず、OSにも依存しない。スマートフォン利用者であれば、誰でも利用できることが普及の背景にある。

 

マーチャントも手軽にQR決済を受付けられる。カード決済端末を導入する必要はない。マーチャント固有のQRコードを印刷したポップやステッカーを店頭に掲示しておけばいい。

 

利用者はそれをスマートフォンでスキャンし、金額を入力して決済する。この簡便なQR決済は中国人の日常生活に溶け込み、現金で決済する人が減って、モバイルQR決済する人が増えている。プラスチックカードで決済するよりも圧倒的に多い。

 

中国ではQRコードが経済を牽引していることから、中国経済をコードコノミー(CodeとEconomyをつなぎ合わせた造語)と呼ぶ人もいる。

 

中国のモバイルQR決済を牽引しているのはAlipayとWeChat Pay。両者が競って利用促進キャンペーンを打っているのも、モバイル決済拡大の原動力になっている。

Qr

2017年6月 4日 (日)

Troyが動き出した

先進的な決済スキームを積極的に取り入れているトルコは、2016年、独自決済ブランドTroy(トロイ)プロジェクトをスタートした。2023年までに完全キャッシュレス社会を構築するためである。

 

Troyを推進するのはトルコの全銀行。カード利用の97%がトルコ国内という結果を鑑み、独自の国内決済を具現化させた。めざすは自由度が高く、革新的な商品の導入期間を短縮でき、コスト効率の高い決済スキームである。

 

最初に実行したのは、既存のアクセプタンスで、Troyを100%受付けられるようにすること。これを見事達成。2017年5月から全国キャンペーンを打ち、いよいよ消費者の利用を促進することになった。

Troyssss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

Twitter

Powered by Six Apart