アクワイアリング Feed

2017年9月10日 (日)

スクエアが英国にポップアップ

英国ウェストミッドランドの人たちのキャッシュレス派、それとも現金派。2017年3月に英国市場に参入したスクエアが調査した。

 

その結果、もしウェストミッドランドでカード決済できるなら、地域でショッピングする、と回答した人は63%になった。現金派はわずか27%だった。

 

しかしマーチャントの回答は色合いがちがう。もしカードを受付けなかったとしても売上に影響ない、と考えている店主は半数以上になった。

 

この調査を受け、スクエアはバーミンガムのクレートウェスタンアーケードにポップアップショップをオープンする。期日は9月16日まで。

 

ここでスクエアの商品やサービスの質問を受付けるほか、各種イベントを計画している。ソーシャルメディアの活用法、IT活用法、フードビジネス成功の鍵などのイベントだ。

 

Squareppup

2017年9月 9日 (土)

Netsに50億ドルの買収提案

デンマークの決済処理会社ネッツ(Nets)に買収の噂が立っている。プライベートエクイティや決済処理会社が申し入れをしているようだ。

 

もしこの買収が実行されれば、ネッツの買収額は50億ドル(5,500億円)になる見込み。

 

直近の大型買収は、2017年8月の英国ワールドペイ買収案件。米国の決済処理会社バンティフが103.5億ドルで買収した。

 

決済処理会社の買収がここにきて盛り上がっているのは、規模の拡大によって、投資開発コストを削減し、利益があがる体質に転換したいというニーズがあるため。

 

プライベートエクイティにとって、エクジットが確実に見込めるグロース企業はおいしい。ネッツは2003年の創業で、デンマーク証券取引所に上場している。

Netsssss

2017年8月14日 (月)

FDのCloverは四つ葉のクローバーか

世界最大の決済プロセッサーであるファーストデータ(FD)が、mPOSのClover(クローバー)を買収したのは2012年末。アクワイアラとして全米トップの地位を不動のものにするためであった。

 

しかし、スモールビジネスを対象にしたmPOSビジネスは収益性が低く、巨艦ファーストデータにとってはサイドビジネス的な存在だった。

 

そのCloverがようやく収益に貢献してきたようだ。これまで出荷したClover端末は35万台。年間450億ドルの取扱高(売上ではない)になった。前年対比75%アップである。

 

当初はスモールビジネスやファストフードでの導入が多かったが、最近では中堅企業やその他のセグメントでも導入が増えている。そのためCloverの成長スピードが、思った以上に加速しているのである。

 

現在は米国、英国、アイルランドで営業しているが、今後はラテンアメリカやアジア市場も視野に入れて展開する計画だ。シリコンバレーにはCloverのアプリケーション開発者200人を抱えている。

 

Cloverssss

2017年6月 9日 (金)

米国で店舗閉鎖深刻

米国の小売店舗閉鎖がとまらない。クレディスイスの試算によると、2017年末までに8,600店舗が閉鎖される見込みだ。リーマンショックの2008年でさえ、6,163店舗の閉鎖だった。

 

特に大手小売店舗の閉鎖が加速している。メイシーズやJCペニー、シアーズ、ルー21、マイケルコース、べべなどは不採算店舗をつぎつぎに閉鎖している。

 

大型店の多くはショッピングモールの核となっているため、モール自体の閉鎖にもつながっている。クレディスイスは今後5年間で、モールの20%から25%が閉鎖されると予測。モール数に直すと、220から275件となる。

 

小売業界はアマゾンのせいにしたがるが、顧客を惹きつけられない小売店舗が悪い。モールは画一的で、どこへ行っても同じ店舗構成と品揃えだ。

Screen_shot_20170530_at_43235_pm

2017年3月23日 (木)

銀聯4100万加盟店に

銀聯の躍進がつづいている。世界で銀聯を受付けるマーチャントの数が4,100万カ所になった。

 

この中にはオンラインマーチャント1,000万件が含まれている。Visaのマーチャント数は4,400万だから、トップまであとわずか。射程距離にはいった。

 

現在世界の160カ国で銀聯が使える。ATMの台数は200万台。香港、マカオ、モンゴル、キューバではマーチャントのカバー率は100%。

 

東南アジアと東北アジアでのカバー率は70%、米国は80%、欧州は50%となっている。

 

本国以外での銀聯カード発行枚数は7,000万枚。40の国と地域の金融機関が銀聯カードを発行している。

 

Unionssssss

2017年3月21日 (火)

チェイスがMCX買収

米国小売大手が共同で作ったモバイル決済の合弁会社MCXをチェイスが買収することになった。

 

MCXは独自モバイル決済CurrentC(カレントC)を推進していたが、最大手のウォルマートが独自路線へ変更したため、2016年に計画を中止。MCXはリストラを断行するという状況に陥った。

 

チェイスはMCXと提携し、Chase Payのマーチャント獲得を展開していたが、このたび、買収することによって加速させることとなった。

 

Chase Payは2016年11月から本格展開を開始。すでにベストバイやウォルマート、シェル石油などと提携している。MCXの買収で参加マーチャントへアクセスが容易になる。

Mcxmerchantsv1

2017年3月20日 (月)

CitiがAP加盟店部門売却

シティは保有するアジアパシフィックの加盟店部門を、ドイツに本拠を構えるワイアカード(Wirecard)へ売却することになった。

 

シティが売却するのは、シンガポール、香港、マカオ、マレーシア、台湾、インドネシア、フィリピン、タイ、インド、オーストラリア、ニュージランドのアクワイアリングサービス。

 

加盟店数は2万強で、航空会社、金融サービス、高級ブランド、小売、通信などが含まれている。シティは売却資金をコアビジネスへ投資する。

 

ワイアカードは国際展開を加速させているが、アジアパシフィックは成長分野と位置づけている。初年度での収益アップは2,000万ユーロ強を見込み、EBITDA(償却前営業利益に相当)でも2019年に貢献すると予測している。

Wiresssss

2017年1月20日 (金)

mPOSアイゼトルが70億円強調達

スウェーデンのmPOSベンダーであるアイゼトル(iZettle)は1月11日、シリーズDファンディングで6,000万ユーロ(約73億円)を調達した。調達総額は2億3,500万ドルになる。

 

アイゼトルはこの資金を商品開発と市場拡大に活用する計画だ。現在は欧州とラテンアメリカで展開中。

 

資金調達とともに新たなCFOを任命した。以前オンラインギャンブルのNetEntでCFOだったMarina Hedengren氏。IPOをにらんだ人事である。

 

アイゼトルの課題は手数料をベースにしたビジネスモデル。マーチャントからの手数料には限界がある。2015年8月からマーチャント向け融資サービスをスタートしている。まだ利益は出ていない模様。

Izettlessssss

2015年11月 2日 (月)

多機能カード端末が2,800万ドル調達

ラスベガスのフィンテックイベントMoney20/20でも話題になっていたのが、ポイント(Poynt)。NFC非接触に加え、EMV、磁気、QRコードなど多様な決済を受付けられる端末プロバイダーである。

 

CEOは元グーグルウォレットの責任者で、その時の経験を生かして開発したものである。今回のシリーズBラウンドで調達したのが2,800万ドル。

 

これを元手に、いよいよ全米へ出荷されることになった。ターケットは年商5万ドルから10万ドルのスモールビジネス。端末単独で使えるほか、既存POSと接続して使うこともできる。

 

端末価格は299ドル。日本の多機能端末より相当安い。外見もスマートだ。

Poyntsss

2015年10月28日 (水)

Amexが欧州でmPOS展開

欧州でのアクセプタンスを拡大するため、Amexはスモールビジネス向けmPOSのペイレブン(Payleven)と提携した。ペイレブンはドイツに本社を構えるベンチャーだ。

 

端末はEMV対応でチップ&ピン方式。ユニークなのはスモールビジネスオーナー用にAmexのゴールドカードも配布すること。これはいい販促策だ。

 

ペイレブンは世界11カ国で展開中だが、EMV端末とゴールドカードのパッケージは、まずはドイツでスタートする。端末代金は無料だ。

 

Amexはスウェーデンのアイゼトル(iZettle)や英国のサムアップ(SumUp)、インドのイージータップ(eztap)というmPOS提供者にも投資している。

Payleven1510

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

Twitter

Powered by Six Apart