プリペイド Feed

2017年8月29日 (火)

Amexプリペイド事業売却

Amexはプリペイド事業をギフトカード大手のインコムに売却することになった。2018年初頭には売却を完了する予定。

 

Amexはクレジットカードだけでは限界があるとして、子供向けのギフトカードやプリペイド(Serve)、ウォルマートとの提携プリペイドカード(Bluebird)などを発行していた。

 

Amexはプリペイド事業でステータス志向から庶民派への転換を狙ったが、機能しなかった。もう一度ステータス志向へ回帰する兆しかもしれない。

 

インコムはAmexプリペイドの独占的なプログラムマネジャーとなり、事業を引き継ぐ。Amexのブランドは残す。

 

Amexはコストコ提携解消で大幅な減収減益となり、苦戦していた。とりあえずプリペイド事業の売却で一息つくことになるが、トップラインを上げる施策がみえてこない。

Amex

2017年8月11日 (金)

プリカ統合破綻

ファーストデータとフリートコアは2017年3月、プリペイドカードビジネスを統合するという計画を発表していた。が、この計画が破綻した。

 

ファーストデータのプリペイドカード部門はTransaction Wirelessを買収したもの。フリートコアのそれはGyftだった。両者の本拠地はアトランタで、運営も容易とみられていた。

 

売上高は2部門の2016年実績値で3.62億ドル。ファーストデータが株式の57.5%を保有するという計画だった。

 

原因は規制当局の認可がおりなかったこと。両者の統合はフィンテックの育成を阻害するという判断があったようだ。

 

ファーストデータとフリートコアは、自社の事業計画を見直し、それぞれ独自にプリペイドカード事業を継続することになった。

Ffbreak

 

2016年9月16日 (金)

プリカ給与支払い手数料ゼロへ

プリペイドカードで給与を受け取っているニューヨーク州の労働者は、2017年から消費者保護を受けられるようになる。生活保護ではなく、消費者保護の対象として今までより優遇されるのだ。

 

ニューヨーク州にはプリペイドカードで給与を受け取っている労働者が20万人いる。彼らは何年間も高額な手数料や不当な扱いに不満を募らせていた。

 

ニューヨーク州の弁護士によると、これらの手数料は月間平均20ドルだという。特にATM手数料の負担は大きかった。

 

ニューヨーク州の労働省は新たな規制を策定。プリペイドカードで給与を受け取っている労働者は無料でATM引き出しができるようになる。

Atmssss

2016年9月10日 (土)

黒鷹が食べた草の根

プリペイドカードのブラックホークは、グラスルーツ(Grass Roots)を買収すると発表した。グラスルーツは英国が本社で、欧州や米国アジアにオフィスを構えている。

 

グラスルーツのサービスをキーワードでいうと、従業員や顧客へのモチベーション高揚、リウォーズ、福利厚生だ。1980年創業で、世界100カ国へサービスを提供している。クライアント数は2万社。

 

ブラックホークはインセンティブ市場が拡大するとみて、今回の買収に踏み切った。インセンティブとしてプリペイドカードは有効なツール。親和性が高い。

買収額は9,000万ポンド、約120億円とみられている。グラスルーツの2016年税引前営業利益は1,100万ポンドを見込んでいる。

Grassssssss

2016年8月22日 (月)

米国ブランドプリカ市場15兆円

VisaやMasterCard、Discoverの国際ブランドがついたプリペイドカードの2015年実績をニルソンレポートが発表した。ショッピング取扱高は1,450億ドル(約15兆円)で、前年比13.0%の伸びとなった。

 

プリペイドカード取扱件数は前年比12.3%成長で42.5億件だった。1件あたりの利用金額は34ドル。日本のプリペイドカードは1,000円以下での利用が多いが、米国ではデビットカードとほぼ同じ単価である。

 

カード1枚あたりの年間利用金額は、平均522ドル。プリペイドカード発行トップ50社の2015年末時点のカード発行枚数は、2億7,800万枚だった。前年対比5.9%増えている。

NCB Labによると、日本の国際ブランドプリペイド取扱高は0.3兆円で、米国のわずか2%と少ない。

Prepaid16ssss

2016年7月 9日 (土)

シティがプリペイドを売却

米国のシティバンクは6月30日、傘下のシティプリペイド(Citi Prepaid Services)をドイツが本拠のワイヤーカード(Wirecard)に売却すると発表した。

 

取引詳細は不明だが、ワイヤーカードによるとこの買収によって2017年度には2,000万ドル強の売り上げが見込めるとしている。

 

ワイヤーカードはこの買収を基盤として、米国やカナダへの本格展開を考えているようだ。シティプリペイドの従業員120名は維持する。

 

アナリストによると、2022年までに世界のプリペイド市場規模は3.1兆ドルになると予測している。

Citiwirecardsss

2016年3月29日 (火)

スタバがVisaプリカ発行へ

これまでスターバックスは系列ショップだけで使えるハウスプリペイドを発行してきたが、Visaがついた汎用プリペイドを2016年中に発行する。

 

汎用プリペイドなのでスターバックス以外のVisa加盟店でも使える。インターネットや国外での利用も可能だ。発行会社はチェイス。

 

ロイヤルティプログラムも適用。スターバックス以外の利用でもスターズ(Stars)を付与する。

 

従来のロイヤルティプログラムはスターバックスへの来店回数をベースにしていたが、新たなスキームでは利用金額がベースだ。リウォーズプログラムの会員数は米国だけで1,200万人を超える。

 

いまなぜ汎用プリペイドなのか。スターバックスはチェイスが推進するモバイル決済Chase Payの加盟店でもある。このつながりでプリペイドを発行することになったのだろう。チェイスにとってスターバックスは有効な顧客獲得チャネルになる。

Starbuckslogo

2015年12月 9日 (水)

Amexが現金リロード拠点拡大

Amexはプリペイドに必要な現金のリロード拠点を拡大している。クレジットカードのステータスブランドAmexは、プリペイドのサーブ(Serve)を品揃えに加え、若年層やクレジットカードをもてない人たちを獲得している。

 

プリペイドの利用を増やすためには、現金をリロードできる拠点が必須。Amexは新たにダラージェネラル(Dollar General)やライトエイド(Rite Aid)と提携した。

 

ダラージェネラルは全米43州で12,396店舗を運営している。これで、Amexのリロード拠点は45,000カ所を超えた。

 

Amexは3種類のプリペイドを発行している。そのひとつフリーリロードであれば、45,000カ所のリロードが無料になる。

Amexsssss

2015年8月28日 (金)

こんなにかかる当座預金口座コスト

米国の当座預金利用者は大変なコストを支払っていることがわかった。調べたのはウォレットハブ(WalletHub)で、2015年米国銀行の当座預金利用料を比較した。

 

最も高かったところは1年間に800ドル。年間1万円も銀行口座保有の費用を支払っている。日本では考えられない。

 

費用の内訳は、口座維持費用やオーバードラフト費用などである。特にオーバードラフト費用は頭痛のタネだ。当座預金なので当座貸越できるのだが、その費用がかかる。

 

これを回避する最良の方法はプリペイドカードの利用である。プリペイドカードは使いすぎの心配がない。

Usaccoussssss

2015年8月27日 (木)

プリカでリウォーズ1%

アメックスは新しいプリペイドを2015年8月19日からスタートした。プリペイドブランドであるサーブシリーズの新カード、キャッシュバック(Serve Cash Back)である。

 

すべてのカード利用で1%のキャッシュバックがもらえるプリペイドカードはめずらしい。アメックスのプリペイド拡販にかける熱い思いが伝わってくる。

 

食費や衣料費、交通費など消費者の平均的な日常生活でこのカードを利用すると、年間400ドル強のキャッシュバックになるという。

 

利用するたびにサーブ口座にキャッシュバックされる。利用料は月額5.95ドル。無料で使えるATMは全米で24,000台ある。

Amexnewservecb

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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