カード全般 Feed

2018年8月24日 (金)

Squareで2秒

モバイル決済のスクエアは、米国のICカード処理時間を2秒にスピードアップすると発表した。もちろん、Square Readerを使って処理した場合である。

 

米国では2015年にライアビリティシフトが施行され、完全ICカード化へ移行している。そこでの問題点は、処理スピードの遅さだった。

 

磁気ストライプカードの処理時間は平均2秒。対してICカードは平均10秒かかっていた。忙しいレジでは5倍処理時間が遅くなる。

 

米国大手小売流通は、ICカード受付で大混乱をきたし、VisaやMastercardに改善を要求した。その結果改修されたのが、VisaのQuick ChipとMastercardのM/Chipである。

 

Square Readerは、これらのソリューションを導入することによって、スピードアップを果たした。

 

日本も完全ICカード化をめざしているが、処理時間の短縮は必須である。現金より処理時間が遅ければ、カードは使わない。

Sqqqqq

2018年8月 6日 (月)

法人カード50周年で変わったこと

英国ではじめて法人クレジットカードを発行したのはバークレイズである。今から50年前の1968年だった。これを記念に法人カードについての調査を実施。その結果を発表した。

 

この50年間で変わったことは、法人経費で支払えるアイテム数が減っているということである。経費節減が厳しくなっているようだ。

 

1980年代と1990年代、旅行関連経費の半分はホテル代だった。現在はそれが4分の1に減少している。

 

航空チケット代も大きく減少。ピークは1990年代と2000年代だった。現在はそれが12%まで減少している。

 

代わって少額の決済が増えている。これまでは現金で買っていた商品である。少額決済ができるインフラが整備されてきたということだ。法人経費でもキャッシュレスが進んでいる。

Barklays

2018年8月 4日 (土)

Cap1がウォルマートを手中に

ウォルマートのストアカードはこれまでシンクロニー(Synchrony Financial)の独占だった。それが2019年をもって終了する。

 

ウォルマートのカード契約を勝ち取ったのはキャピタルワン。2019年8月1日より、プライベートレーベルのストアカードと、国際ブランドつき提携カードを発行することになった。

 

シンクロニーはウォルマートカードの100億ドル(1.1兆円)にのぼる残高を売却するか、ポートフォリオにもちつづけるか、汎用クレジットカードへ移行するかを検討する。

 

シンクロニーにとって、1.1兆円の残高を失うのは大きな痛手だ。利息収入だけでシンクロニーの金利手数料収益の10%強を占めていた。

Walsss

2018年8月 2日 (木)

KrogerがVisaクレカ受付禁止

米国最大手のスーパーチェーンであるクロガー(Kroger)は、Visaクレジットカードの受付をストップする。まずは8月14日から、カリフォルニア州のFood Co.21店舗と5カ所の給油所で。

 

理由は高い手数料。米国マーチャントは毎年900億ドル(10兆円)を超えるカード手数料を払っている。クロガーが払っているのはその一部だが、その削減が狙いだ。

 

「Visaのレートと手数料はクレジットカードブランドの中で最も高い」とクロガーのFood Co.はコメントしている。削減分は消費者へ還元する。

クロガーの今回の措置は、値引交渉の常套手段とみられても仕方がない。これもアマゾンエフェクトなのか。

Krogersss

2018年6月28日 (木)

Visaトラブル520万件に影響

6月1日はVisaにとって忘れられない日になるだろう。金曜日の夕刻、欧州で突如システムトラブルが発生したのである。

 

週末を迎え、パブやレストランは多くの客でにぎわっていた。スーパーやグローサリーストアは食品や食材の購入客でごった返していた。

 

そんななか、突如Visaカードが使えなくなったのである。当初は個々人のカードに問題があると疑っていただろう。しかし、多くのVisaカードが使えない、とわかった途端、パニックになった。

 

システムトラブルは10時間にもおよんだ。影響を受けたトランザクションは520万件。そのうち240万件が英国のトランザクションだった。

 

原因はデータセンターのスイッチ。「非常に稀な部分的故障」だと説明している。Visaは金融機関とともに、影響を受けたカード利用者に補償プログラムを導入した。

Visasss

2018年6月10日 (日)

APIカード発行が4,500万ドル調達

フィンテックへの投資は相変わらず熱い。マーケッタ(Marqeta)がまたまた資金を調達した。

 

マーケッタは2010年創業で、本社はオークランド。簡単にカードを発行できるAPI接続サービスで急成長している。

 

今回のラウンドはシリーズDで、調達額は4,500万ドル。ICONIQ Capitalがリードし、ゴールドマンサックスやIA Capital、Commerce Venturesも参加している。2017年6月にはVisaがリードして2,500万ドルを調達した。

 

顧客にはSquareやAffirm、Kabbage、Instacart、Doordashなどが名を連ねている。

Marqeta1806

2018年6月 5日 (火)

Visaシステムダウンでパニック

2018年6月1日の金曜日、欧州で約6時間、Visaカードが使えないというトラブルが発生した。カードが利用できなかった人は数千万人にのぼる恐れがある。

 

なにせ英国では、小売売上のうち約30%がVisaカードなのだから。店頭は大混乱。レジでVisaカードが使えない人が続出した。

 

店頭に「現金のみ(Cash Only)」という張り紙をするところも出るぐらい深刻な問題になった。1社の決済システムに依存するのは恐ろしい。キャッシュレス社会の課題である。

 

原因はハードウェアの故障。当初Visaは悪意のある行為によるトラブルと報告していたが、間違いだった。

Visasss

2018年3月24日 (土)

Amexデジタルチャネルで新規客獲得

顧客の生活習慣はモバイルによって大きく変わってきた。かつて、カードの新規客獲得チャネルはDMだった。それがデジタルチャネルへシフトしている。

 

アメックスが2017年に獲得したカード新規客のうち、71%がデジタルチャネルだった。モバイルやタブレット、そしてウェブである。

 

2015年は60%がデジタルチャネル。それが2016年は67%に増え、2017年には71%になった。DMや電話のアウトバウンドは徐々に減少している。

 

アメックスはモバイルに適した申し込みフォームを構築、コンバージョン率を大幅に引き上げた。

 

特にミレニアルズと呼ばれる若年層の獲得には効果的だ。2017年の新規客のうち36%がミレニアルズだった。

Amexdigital

2018年2月 7日 (水)

Amexが買収した会社

Amexが買収したのは旅行アシスタントアプリのメジ(mezi)。2015年創業で、本社はカリフォルニア州サニーベール。

 

メジの強みは、AIを活用したバーチャルアシスタント。利用者が航空券やホテル、レストランの予約を、AIアシスタントにリクエストすれば、アレンジして回答、予約してくれる。

 

例えばニューヨークへ出張。「12月14日から16日まで、ニューヨーク出張。航空券とホテルを予約して」と依頼すれば、AIアシスタントがアレンジしてくれる。

 

利用者の好みをAIが学習し、パーソナルな提案をしてくれるから、通常のコンシェルジュサービスより便利だ。

 

Amexは利用金額の多い旅行に力を入れている。Amex顧客にこれまで以上に高品質なサービスを提供するため、メジを買収した。

Amezissss

2017年12月29日 (金)

カード偽造不正66%ダウン

米国Visaによると、2011年にEMVチップカードに移行しはじめてから、米国でカードの偽造不正が大幅に減少している。

 

米国EMVチップカードの発行枚数は4億6,200万枚。チップカードを受け付けるマーチャントは230万件、全マーチャントの50%になった。

 

その結果、2015年6月と2017年6月と比較すると、偽造不正件数は66%という大幅ダウンとなったのだ。2017年3月と前年同月を比べると、偽造不正額は58%減少した。

 

2017年6月のEMVチップカードの取扱件数は12.1億件で、前年同月比2.5倍。取扱高は584億ドルで、前年同月比2.1倍になった。

Visasssss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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