カード全般 Feed

2018年6月28日 (木)

Visaトラブル520万件に影響

6月1日はVisaにとって忘れられない日になるだろう。金曜日の夕刻、欧州で突如システムトラブルが発生したのである。

 

週末を迎え、パブやレストランは多くの客でにぎわっていた。スーパーやグローサリーストアは食品や食材の購入客でごった返していた。

 

そんななか、突如Visaカードが使えなくなったのである。当初は個々人のカードに問題があると疑っていただろう。しかし、多くのVisaカードが使えない、とわかった途端、パニックになった。

 

システムトラブルは10時間にもおよんだ。影響を受けたトランザクションは520万件。そのうち240万件が英国のトランザクションだった。

 

原因はデータセンターのスイッチ。「非常に稀な部分的故障」だと説明している。Visaは金融機関とともに、影響を受けたカード利用者に補償プログラムを導入した。

Visasss

2018年6月10日 (日)

APIカード発行が4,500万ドル調達

フィンテックへの投資は相変わらず熱い。マーケッタ(Marqeta)がまたまた資金を調達した。

 

マーケッタは2010年創業で、本社はオークランド。簡単にカードを発行できるAPI接続サービスで急成長している。

 

今回のラウンドはシリーズDで、調達額は4,500万ドル。ICONIQ Capitalがリードし、ゴールドマンサックスやIA Capital、Commerce Venturesも参加している。2017年6月にはVisaがリードして2,500万ドルを調達した。

 

顧客にはSquareやAffirm、Kabbage、Instacart、Doordashなどが名を連ねている。

Marqeta1806

2018年6月 5日 (火)

Visaシステムダウンでパニック

2018年6月1日の金曜日、欧州で約6時間、Visaカードが使えないというトラブルが発生した。カードが利用できなかった人は数千万人にのぼる恐れがある。

 

なにせ英国では、小売売上のうち約30%がVisaカードなのだから。店頭は大混乱。レジでVisaカードが使えない人が続出した。

 

店頭に「現金のみ(Cash Only)」という張り紙をするところも出るぐらい深刻な問題になった。1社の決済システムに依存するのは恐ろしい。キャッシュレス社会の課題である。

 

原因はハードウェアの故障。当初Visaは悪意のある行為によるトラブルと報告していたが、間違いだった。

Visasss

2018年3月24日 (土)

Amexデジタルチャネルで新規客獲得

顧客の生活習慣はモバイルによって大きく変わってきた。かつて、カードの新規客獲得チャネルはDMだった。それがデジタルチャネルへシフトしている。

 

アメックスが2017年に獲得したカード新規客のうち、71%がデジタルチャネルだった。モバイルやタブレット、そしてウェブである。

 

2015年は60%がデジタルチャネル。それが2016年は67%に増え、2017年には71%になった。DMや電話のアウトバウンドは徐々に減少している。

 

アメックスはモバイルに適した申し込みフォームを構築、コンバージョン率を大幅に引き上げた。

 

特にミレニアルズと呼ばれる若年層の獲得には効果的だ。2017年の新規客のうち36%がミレニアルズだった。

Amexdigital

2018年2月 7日 (水)

Amexが買収した会社

Amexが買収したのは旅行アシスタントアプリのメジ(mezi)。2015年創業で、本社はカリフォルニア州サニーベール。

 

メジの強みは、AIを活用したバーチャルアシスタント。利用者が航空券やホテル、レストランの予約を、AIアシスタントにリクエストすれば、アレンジして回答、予約してくれる。

 

例えばニューヨークへ出張。「12月14日から16日まで、ニューヨーク出張。航空券とホテルを予約して」と依頼すれば、AIアシスタントがアレンジしてくれる。

 

利用者の好みをAIが学習し、パーソナルな提案をしてくれるから、通常のコンシェルジュサービスより便利だ。

 

Amexは利用金額の多い旅行に力を入れている。Amex顧客にこれまで以上に高品質なサービスを提供するため、メジを買収した。

Amezissss

2017年12月29日 (金)

カード偽造不正66%ダウン

米国Visaによると、2011年にEMVチップカードに移行しはじめてから、米国でカードの偽造不正が大幅に減少している。

 

米国EMVチップカードの発行枚数は4億6,200万枚。チップカードを受け付けるマーチャントは230万件、全マーチャントの50%になった。

 

その結果、2015年6月と2017年6月と比較すると、偽造不正件数は66%という大幅ダウンとなったのだ。2017年3月と前年同月を比べると、偽造不正額は58%減少した。

 

2017年6月のEMVチップカードの取扱件数は12.1億件で、前年同月比2.5倍。取扱高は584億ドルで、前年同月比2.1倍になった。

Visasssss

2017年12月13日 (水)

Discoverが完全サインレスに

クレジットやデビットカードを使うとサインを求められる。本人認証のためである。

 

Discoverは自社カード利用の際、そのサインという行為を完全に廃止すると発表した。実施は2018年4月から。まずは、米国、カナダ、メキシコ、カリブ諸国で。

 

ICカードやモバイル決済のトークナイゼーション、多要素認証、生体認証などの普及で、セキュリティが強化され、サインが不要になっているからだ。

 

電子決済が現金に勝つためにはスピード処理が重要な鍵。サインという一手間を省いて、新しい時代に対応する。

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2017年11月10日 (金)

ウォルマート訴訟決着

ウォルマートはVisaに対し2つの問題を提訴していた。ひとつはクレジットカードのインターチェンジ(カード発行者手数料)が高いこと。もうひとつはデビットカードのルーティングの問題だった。

 

インターチェンジ訴訟はさかのぼること2005年。10数年来の訴訟だったが、11月2日に決着した。デビットカードのルーティングに関わる訴訟は2016年5月。これも決着する見込みとなった。

 

和解の内容は明らかにされていないが、ふたつ案件が決着したことにより、Visaはウォルマートと協業できることを喜んでいるとコメントしている。

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2017年10月26日 (木)

美食家向けのカード発行

米国銀行のキャピタルワンは美食家を対象にしたカードを発行した。名づけてセイバーカード(Savor Card)。味覚カード、味わいのカードという意味である。

 

セイバーカードの開発にあたり、消費者を対象に最も関心のあることは何かを調査。その結果、飲食や食品が消費者の日常生活で重要な位置を占めていることがわかった。

 

家族でクッキング、友人とカフェ、お気に入りのレストランで記念日パーティ。これらのシーンで、セイバーカードが役立つように設計した。

 

特典はこのカードを食事代に使った場合、3%のキャッシュバック。グローサリーストアでは2%、その他は1%のキャッシュバックがつく。年会費は無料。口座開設から3カ月以内に500ドルを使えば、150ドルのボーナスがもらえる。

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2017年10月 3日 (火)

カードデータで街を再発見

カード利用データから利用者の購買パターンと行動を読み取り、それをマップに落とし込むと、街の状況がはっきりとわかる。そんなプロジェクトを推進しているのは、スペインに本拠を構えるBBVAの調査機関BBVA Data & Analytics。

 

活用したのはマドリッド、バルセロナ、メキシコシティで1年間に利用されたカードデータ4億1,300万件。観光客が多い地区、居住区、若年層がショッピングするエリアなどを色分けできる。

 

開発は地図作成会社のカルト(Carto)と協業。アーバンディスカバリー(Urban Discovery)と呼ばれるソフトで、ディスプレイ上のマップに、カード利用状況をマッピングできる。

 

居住者と観光客は、どのような動線で購入するか。3時間の間に、同じ人物が連続購入するのはどこか。という考察も可能だ。

 

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【NCBよりお知らせ】

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    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
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