キャッシュレス Feed

2018年7月 8日 (日)

TescoがUKでキャッシュレス店舗

ロンドンの北に位置するウェリンガーデンシティで、完全キャッシュレス店舗の実験がはじまった。運営するのは英国大手スーパーのテスコ(Tesco)。

 

完全キャッシュレス店舗はコンビニのTesco Express。そこに「スキャン、ペイ、ゴー」技術を採用した。100人のスタッフがスマートフォンのアプリで商品のバーコードをスキャンし支払う、というテストを繰り返している。

 

テスコは第1四半期の報告で、モバイルアプリとウェブの開発を含む、技術とEコマースの革新を約束した。完全キャッシュレス店舗の発表は、その約束の直後に行われた。

 

なぜ完全キャッシュレス店舗なのか。デイブ・ルイスCEOは「ロンドンやマンチェスター、バーミンガムの中心地のストアは、ランチタイムの列が問題だ」という。その解決策がレジで列に並ばなくていい完全キャッシュレス店舗なのだ。

Tescosss

2018年7月 3日 (火)

企業決済キャッシュレスにPayNow

シンガポールのモバイル送金ネットワークPayNowが企業決済に参入する。ローンチは2018年8月13日の予定。

 

PayNowはシンガポールの金融当局が推進するキャッシュレス運動の一環。モバイルアプリでリアルタイムに送金決済できる。

 

参加する銀行はシティバンク、HSBC、スタンダードチャータード、メイバンク、DBSバンク、UOB。これらの銀行は法人顧客にPayNow Corporateを提供する。手数料は不明。

 

シンガポールでは2025年までに小切手は完全に消滅する、と教育大臣。ATMの現金引出も劇的に減少すると予測している。PayNowで個人決済市場だけでなく法人決済市場も、着実にキャッシュレスが進む。

Paynowsss

2018年6月25日 (月)

コンタクトレスでキャッシュレス

ロンドンオリンピックで整備した非接触決済が英国で急伸。コンタクトレスがキャッシュレスを加速している。

 

今や英国人の3分の2(63%)が非接触決済を利用するまでになった。非接触決済が50%を割る年齢層や地域はない。

 

非接触決済のカード発行枚数は1億1,190万枚。2017年の非接触決済件数は前年対比97%の飛躍、56億件になった。2027年には、すべての決済における非接触決済の割合は36%になると予測されている。

 

2017年のデビットカードの取扱件数は132億件。現金決済件数は131億件。件数で現金がはじめてトップの座をデビットカードに明け渡した。英国のキャッシュレスはコンタクトレスで進む。

Uksss

2018年6月18日 (月)

スウェーデン完全キャッシュレスに待った

世界で最もキャッシュレスが進んだスウェーデンで、現金へのアクセスを制度化する議論がもちあがっている。

 

過度なキャッシュレス社会は、デジタル弱者、特に高齢者の生活を抑圧してしまう恐れがあるからである。とともに、システミックリスクへの対応もある。

 

銀行法の見直しをおこなっている議会のリクスバンク委員会は、銀行業務として現金引出と日々の現金受付を義務づける法案を提案した。

 

現在スウェーデンのほとんどの銀行支店では、窓口での現金取扱を中止している。スウェーデン政府が最終的にこの提案を支持するかどうかは未定だ。

Swedsss

2018年4月 6日 (金)

カナダ人はキャッシュレス派?

カナダ人はキャッシュレス派、それとも現金派。決済ソリューションのスクエアは、カナダ人の決済動向調査を実施した。

 

それによると、購買時点での支払いで最も多かったのはカード派。カナダ人の79%がデビットかクレジットカードをまず提示することがわかった。

 

さらにすごいのは、41%がカードしか使わないと回答している。カナダ人はキャッシュレス派が大勢を占めている。

 

地元のマーチャントで購入するかという質問に対し、もしカードを受け付けているのなら利用すると回答した人は69%だった。実態は現金や小切手しか受け付けていないマーチャントが85%もいる。

スクエアは利用者とマーチャントのギャップがビジネスチャンスとみている。

Cashlesscanada

2018年3月 4日 (日)

アップルCEOがキャッシュレス

2018年2月、アップルのティム・クックCEOは株主総会でセンセーショナルな発言をした。「私の生きている間に、現金の終わりをみたい」と。

 

現金の欠点を詳述しながら語ったこのコメントは、アップルの決済金融サービス強化の表れでもある。

 

「アップルが金融サービスでできることはいろいろある。決済領域にもっと時間をかければ、それが明らかになってくるだろう」とつづけた。

 

アップルはApple Payを提供しているが、まだ決済サービスとしては未成熟。キャッシュレス社会を推進するためにどんな手を打ってくるか楽しみである。

Cashlessapple

2018年2月24日 (土)

ドイツでキャッシュレス前進

イツは日本と同じような現金社会。と、思っていたら、カード決済が着実に伸びていることがわかった。

 

ドイツ中央銀行の調査によると、2017年現金決済件数の比率は47.6%で、依然トップであることは変わらないのだが、3年前の53.2%から減少した。

 

カードの決済件数比率は39.4%で、3年前の33.4%から増えている。カードがキャッシュレスを推進しているようだ。インターネット決済の比率は3.7%だった。

 

欧州では、ドイツとオーストリアは現金社会という認識が高い。なぜ現金が好まれるかというと、プライバシーの問題があるからだ。ナチスや東ドイツ共産主義の後遺症が残っているらしい。

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2018年2月 4日 (日)

良貨は悪貨を駆逐する

仮想通貨の大量ハッキングで、クリプトカレンシーの信頼が急落している今日この頃。中国の中央銀行では、電子通貨の発行へ向けての検討が進んでいる。

 

こう書き出すと、えっ、国家がビットコインやネムのようなものを発行するの?と勘違いしてしまう。国家が電子通貨を発行するのだから、ビットコインなどのオルトコインも安全だなどと、勝手に解釈して投資を加速する人も出る。

 

中国中央銀行が考えている中央銀行電子通貨(Central Bank Digital Currency:CBDC)は、第3者が採掘できる代物ではない。ブロックチェーン技術、分散トークンも使わない。

 

匿名性もなく、中央銀行がモニタリングできる透明性の高いものである。リアルの通貨発行にはコストがかかり、偽造通貨が横行する。CBDCでコストを削減し、不正を防止するのが目的だ。良貨で悪貨を駆逐しようとしている。

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2018年1月23日 (火)

Amazon Goついにオープン

アマゾンの次世代リアル店舗Amazon Goがついにオープンした。

完全キャッシュレス店舗で、レジがない。

 

だから、レジに並ぶ必要がなく、そこで支払うこともない。事前に登録した決済手段で、自動的に清算される。

 

入店時に個人を特定し、店舗に取り付けられたセンサーが何を購入したかを判定する。

 

2016年12月にコンセプトが発表されてから1年強。その間、Amazon Goにヒントを得て、世界中で無人店舗やレジなし店舗が次々に登場した。しかし完成度は低いものばかりだった。

 

Amazon GoはIoTとAIを活用した先進的な店舗である。店舗導線や棚割なども入店者の行動をセンサーで読み取って自在に変える。

 

完全キャッシュレスだから、利用者にチェックアウトのストレスを感じさせず、店舗の生産性を高められる。まずはシアトル本社横の店舗でスタート。営業時間は月曜から金曜までの午前7時から午後9時まで。

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2018年1月10日 (水)

ドイツ人の財布の中身

ドイツ人の財布にはいくらの現金がはいっているのだろう。欧州中央銀行の調査によると、2016年の平均額は103ユーロだった。

 

欧州平均は65ユーロだから1.6倍の現金を財布にいれている。自宅に貯めている現金は2,200ユーロ。クレジットカード利用は20件の決済でわずか1件しかない。ドイツ人は現金好きだ。

 

ボストンコンサルティングによると、2010年から2016年の間に、ドイツのキャッシュレス決済件数は7%しか伸びていない。レストランやグローサリーでの現金支払いは、欧州平均の2倍だ。

 

しかし、ドイツもキャッシュレス社会に向かって進む、とドイツ銀行のJohn Cryan CEOはコメントした。「現金は非効率的で、とてつもなくコスト高だ。10年以内に、現金は消滅する」と。

 

ドイツでキャッシュレスが進まない理由は、決済端末の普及が遅れているからとみられている。

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【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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