フィンテック Feed

2018年12月 3日 (月)

豪州Judo 280億円調達

オーストラリアのチャレンジャーバンクとして知られるジュードー(Judo Capital)は、豪州クレディスイスから2.5億ドル強を調達した。

 

ジュードーは2017年5月1日の創業。本拠はメルボルンで、これまで2回のラウンドで4.5億ドル強を調達している。今回の調達はデットファイナンシング(社債発行)である。

 

まだ利益を上げていないスタートアップ調達額としては、オーストラリア史上2番目の大きさだ。

 

Judssssss

2018年11月14日 (水)

オランダ新銀行が国際送金と提携

オランダのチャレンジャーバンクBunqは、国際送金のトランスファーワイズと提携。低価格の国際送金を実現した。

 

Bunq顧客はモバイルアプリから15通貨を送金できる。その際の為替はリアルタイム。大手銀行と比較すると8分の1の手数料だ。

 

Bunqは2013年創業で、本拠はオランダのアムステルダム。1回のラウンドで調達した資金は1,670万ユーロ。まだシードレベルだ。

 

Bunqのコンセプトは「Bank of The Free」。無料と自由を掛けている。が、無料ではない。月次定額制で、個人は7.99ユーロ、ビジネスは9.99ユーロかかる。

 

ミレニアルズを対象にしているのか、UIはカジュアルでシンプル。App Storeの評価は4.8/5と高い。

Bunqsss

2018年11月 9日 (金)

オルト融資が銀行業への参入理由

中国規制当局はオルタナティブ融資に対する規制を強化している。数年前までこの市場は無法地帯。詐欺まがいのP2P融資が勃興し、社会問題にまで発展していた。

 

借り手と投資家をマッチングさせるというサービスだが、投資家のリターンが保証されない事態が多発している。2017年、この市場規模は1兆元(16兆円強)というからすごい。

 

金融当局は数千の融資会社を閉鎖に追い込む計画だ。貸金業者は免許制にし、資本金を積まなければならなくなる。

 

そんな中、香港を本拠にするWeLabは、バーチャル銀行の免許を申請した。モバイル融資だけでなく、銀行業へ進出する。

 

WeLabは銀行業進出への理由をこう述べている。既存顧客は若年層が多く、借入ニーズが高かった。しかし、彼らが年齢を重ねるにしたがい、バンキングサービスや資産管理のニーズが高まっているためであると。

Wessss

2018年10月 4日 (木)

ストライプが融資へ食指

時価総額90億ドルの決済スタートアップ、ストライプ(Stripe)が融資サービスをはじめる。現在はテスト段階だ。

 

融資といってもローンではない。キャッシュアドバンス(Cash Advance)という売掛債権をベースにした前払いである。

 

対象はストライプと取引がある法人。申し込みから1-2日後に資金を提供する。

 

手数料は10%。例えば300万円をキャッシュアドバンスした時には、30万円の手数料がかかる。返済は日々の売上から差し引かれる。

 

Stripessss

2018年9月25日 (火)

新ブランド発表の真相

アリババの金融部隊、アントフィナンシャルが新たなサービスを提供すると発表した。金融商品ではなく、技術サービスである。

 

サービス名称は「アントフィナンシャルテクノロジー(Ant Financial Technology)」。対象は金融機関で、消費者ではない。

 

これまで培ってきた金融テクノロジーを金融機関に幅広く提供する。すでに約200社の金融機関に低コストで提供。生産性向上に役立っている。

アントフィナンシャルは中国規制当局から、消費者対象に直接金融商品を販売するモデルから、金融機関向けのソリューション提供モデルへの変容を迫られていた。

Antsss

2018年9月14日 (金)

英国融資フィンテックがIPOへ

英国のスモールビジネス向け融資フィンテック、ファンディングサークル(Funding Circle)がこの秋上場することになった。

 

ファンディングサークルは2010年8月の創業で、本社はロンドン。これまで8回のラウンドで、4.13億ドルを調達している。

 

公開にあたり株式の25%を売り出す。これによって3億ポンド(約450億円)を調達する計画だ。実現すれば、時価総額は20億ポンドになる。

 

ファンディングサークル2018年上期の収益は6,300万ポンドで、前年同期の4,090万ポンドから増加している。しかし、最終利益は2,700万ポンドの赤字。前年同期も3,500万ポンドの赤字だった。

Fundingsss

2018年9月 4日 (火)

ビジョンファンド中国ゾンアンへ投資

ソフトバンクのビジョンファンドは、中国のゾンアン(ZhongAn)へ1億ドルを投資した。

 

ゾンアンはオンライン保険の大手。中国保険最大手のピンアン、アリババ、テンセントの3社の合弁事業である。経営トップは全員マー(馬)さん。しかも競合の合弁というユニークな存在。創業は2013年。

 

ゾンアンは現在3億人強の顧客を保有。しかし2018年上半期の最終損益は9,540万ドルの赤字だ。薄いマージンしか取れていないが、技術力にソフトバンクは目をつけた。特に保険AI。

 

ソフトバンクが投資するポートフォリオの企業に、ゾンアンのAI技術などを活用する。

Zhongssss

2018年8月29日 (水)

JPモルガンが投資手数料無料へ

リテール投資に手数料無料の嵐が吹きはじめた。最初にスタートしたのはフィンテックのロビンフッド(RobinHood)だが、米国最大の銀行JPモルガンチェイスも無料に踏み切った。

 

JPモルガンチェイスの顧客は、株式やETFの売買が年間100件まで無料。独自のポートフォリオ作成や株式リサーチへのアクセスも無料だ。

 

JPモルガンのサービス名はYou Invest(ユーイインベスト)。ターゲットはこれまで投資経験のないミレニアルズと、競合証券会社で取引している人たちだ。

 

契約後1年間は無料だが、2年目からは各取引に2.95ドルの手数料を課す予定。JPモルガンチェイスはこれまでオンライントレードに24.95ドルを徴求していた。

Chasessss

2018年8月25日 (土)

AlexaとCortanaの関係

アマゾンの音声アシスタントAlexaとマイクロソフトのCortanaがついに結合した。昨年夏の発表以来、実に1年かけてのお見合いだった。

 

アマゾンのスマートスピーカーEcho利用者は、Cortanaの機能にアクセスできるようになった。スケジュールのチェック、会議の予約、メールの音読など、マイクロソフトが強いビジネス分野の情報が利用できる。

 

その際に使う魔法のことばは、開けゴマではなく「Alexa、Open Cortana」である。これでCortanaに接続する。

 

Windows10やハーマンのスピーカー利用者は、Alexaへアクセスし、天気予報や、クイズの回答、レシピなど幅広い情報を取得できるようになった。

 

その際に使う魔法のことばは、「Hey Cortana, Open Alexa」である。両者の結合はまだ初期段階。今後開発を進め、新たな機能を追加する計画だ。

Alexassss

2018年8月16日 (木)

中国P2P融資破綻急増

中国で個人間融資(P2Pレンディング/マーケットプレイス融資)が大変な状況になっているようだ。借り手と貸し手をマッチングするプラットフォーム運営者の破綻が急増している。

 

Home of Online Lendingによると、2018年7月のP2P融資プラットフォーム破綻数が163件になった。6月は63件、5月は13件だった。

 

破綻の定義は、投資家への支払いが難しくなった状態、経済金融犯罪捜査局の捜査を受けた企業、プラットフォーム運営者が投資家の資金を持ち逃げした状態をいう。

 

急増の理由は6月まで実施された金融当局のP2P融資是正キャンペーン。法令遵守を徹底した結果だ。2017年末に金融当局はP2Pのプラットフォーマーに対し、2018年6月までに登録を要請されていた。

Chinass

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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