フィンテック Feed

2018年7月19日 (木)

JDファイナンス2,200億円調達

JD.comの金融部隊JD Financeが19.6億ドル(約2,200億円)を調達した。

 

目的はIPOをスムーズにするため。財務状況の改善や銀行ライセンスの取得などである。

 

今回の調達に参加したのは中国の投資家たち。CICC CapitalやChina Securities、Citic Capital、そしてBOCGIである。

 

2018年6月、GoogleはJD.comへ5.5億ドルを投資している。JD Financeが上場すれば、キャピタルゲインは大きい。

 

JD.comの競合はアリババ。アリババの金融部隊アントフィナンシャルはIPOを狙い、6月に140億ドルの資金を調達している。JD.comもこれにならい、金融部隊の資金を積み増した。

Jdsss

2018年7月 9日 (月)

ICOで118億ドル調達

株式公開ではなく、クリプトカレンシーによる資金調達が止まらない。2018年の5月までにICOでの調達額は118億ドル(約1.3兆円)に達した。

 

2017年1年間のICO調達額は55億ドル。2018年の5カ月間でその2倍に膨れ上がった。件数でみると、約900件になる。

 

2018年の大きなICOは17億ドルを調達したテレグラムグループ。メッセージングアプリの開発者である。上記合計額には含まれていないが、6月にはBlock.oneが約40億ドルを調達している。

 

中国や韓国は、ICOを認めていない。米国証券取引委員会(SEC)も、ICOは経済に有害だと断じている。

Icosss

2018年7月 4日 (水)

JD.comフェスティバルの経済効果

JD.comのビッグイベント618が大成功をおさめた。Coresight Researchによると、6月1日から18日までのショッピングフェスティバル取扱高は246億ドル(2.7兆円)に達した。前年対比37%増である。

 

売上を牽引したカテゴリーは、モバイル機器、PC、エアコン、電子機器、食品だった。

 

このイベントには50万店のリアル店舗も参加。6月18日の売上は飛躍的に伸びた。中国ウォルマートも参加したが、前年対比4倍の売上を記録。Yonghuiスーパーは前年対比5倍、Century Lianhuaは7倍と急伸した。

 

6月18日のJD.comのモバイル経由の売上は30秒間に1,550万ドル。8秒間に1万件を記録した。

Jdss

2018年6月20日 (水)

決済代行IPOで時価総額1.7兆円

オランダの決済代行会社アディエン(Adyen)は、6月13日にアムステルダムのユーロネクストに上場した。

 

売出価格は240ユーロだったが、400ユーロの初値をつけた。終値は462.50ユーロ、売出価格の2倍弱となった。高値は503.90ユーロ。

 

これにより、時価総額は160億ドル。約1.7兆円になった。

 

2017年の収益は2.18億ユーロ。前年対比38%の伸びだった。取扱高は1,080億ユーロ。前年対比63%アップと飛躍している。

Adyencong

2018年6月10日 (日)

APIカード発行が4,500万ドル調達

フィンテックへの投資は相変わらず熱い。マーケッタ(Marqeta)がまたまた資金を調達した。

 

マーケッタは2010年創業で、本社はオークランド。簡単にカードを発行できるAPI接続サービスで急成長している。

 

今回のラウンドはシリーズDで、調達額は4,500万ドル。ICONIQ Capitalがリードし、ゴールドマンサックスやIA Capital、Commerce Venturesも参加している。2017年6月にはVisaがリードして2,500万ドルを調達した。

 

顧客にはSquareやAffirm、Kabbage、Instacart、Doordashなどが名を連ねている。

Marqeta1806

2018年6月 9日 (土)

青ブドウが6,000万ドル調達

フィンテックの融資セクターは、相変わらず投資家の人気が高い。スモールビジネス融資のブルーバイン(BlueVine)は、シリーズEラウンドで6,000万ドルを調達した。

 

ブルーバインは2013年の創業で、本社はレッドウッドシティ。今回を含め11回のラウンドで5億7,800万ドルを調達している。

 

今回リードしたのはMenlo Venturesで、Silicon Valley BankやLightspeed Venture Partners、83Northも参加した。彼らはブルーバイン投資の常連組だ。シリーズCでは楽天も出資している。

 

ブルーバインの主力サービスは売掛債権を担保にした融資。請求書をベースにしたファクタリングで、最高与信枠は500万ドル(5.5億円)と高額だ。審査時間は24時間。金利は13%である(ベストレート)。青ブドウは甘いか酸っぱいか。

Bluess

2018年6月 7日 (木)

Gマンがリードしたフィンテック

トレードシフト(Tradeshift)がその会社。ゴールドマンサックスとPSP投資が2.5億ドルの投資をリードした。

 

トレードシフトは2009年7月1日創業で、本社はサンフランシスコ。サプライチェーン決済とマーケットを提供している。

 

これまで8回のラウンドで、総計4.32億ドルを調達している。今回のラウンドはシリーズE。時価総額が11億ドルに達し、ユニコーンクラブ入りを果たした。

 

今回調達した資金は、欧州やアジアへのグローバル展開や、AIなどの先進技術への投資に活用する。

 

トレードシフトの顧客は世界で150万件。富士通やHSBC、シーメンス、ソシエテジェネラル、ユニリーバ、ボルボなどの大手も含まれている。

Tradessss

2018年6月 6日 (水)

喜びの鐘を鳴らすChime

サンフランシスコに本拠を構えるチャイム(Chime)が、7,000万ドル(80億円弱)を調達した。今回はシリーズCラウンドで、リードしたのはMenlo Ventures。

 

チャイムの創業は2013年。本格的にサービスを開始したのは2016年初頭から。今回を含めこれまで6回のラウンドで1億1,250万ドルを調達し、時価総額は5億ドルになった。

 

コンセプトは健全な金融生活をリードすること。対象はミレニアルズで、既存銀行の手数料の高さにうんざりしている人たち。

 

チャイムは通常の銀行が徴求する手数料をほとんどカット。オーバードラフト手数料なし、口座維持手数料なし、クロスボーダー取引手数料なし、ミニマム残高手数料なし、としている。

 

2018年5月現在、稼働口座数は100万を突破。毎月10万口座を新規獲得しているという。これまでの総取扱高は45億ドル。2018年末までに10億ドルに達する見込みだ。

Chinaaa

2018年5月25日 (金)

3Dバーチャルアシスタントで投資

フィデリティ投資の研究機関Fidelity Labsは、仮想のファイナンシャルアドバイザーが顧客の質問に答えるサービスを開発した。

 

一般的な音声アシスタントではなく、3DのVRアドバイザーである。

 

まだPOCの段階だが、アマゾンのWebサービスを活用して開発した。VRアドバイザーの名前はCora(コーラ)である。

 

VRヘッドセットをつけてVRアドバイザーと対話すると、データの可視化や、投資のアドバイスをしてくれる。

 

まだ初歩的なレベルなので、動作が不自然。もっとスムースな動きにしてほしいものだ。

Fidesss

2018年5月23日 (水)

LCまたまたスキャンダル

FinTechブームを創出したレンディングクラブがまたまた不祥事を引き起こした。またまたというのは、今回がはじめてではないということ。

 

前回は債権内容を偽って投資家に販売したトラブル。今回は消費者に偽りのメッセージを発信したというスキャンダルである。

 

連邦取引委員会(FTC)は、レンディングクラブは消費者を不正行為や欺瞞的行為から守る連邦法に違反しているとして、訴えたのである。

 

レンディングクラブは利用者に対し、表に出ない手数料はない、と約束していたが、実際には一人当たり数百ドルから数千ドルの手数料をとっていた。

 

申込者に対し、投資家がついているから大丈夫とコミットしたにも関わらず、融資を実行しなかったケースもある。あるいは、二重に約定金額を徴求していた。

 

収益を上げるためにはなんでもする。たとえコンプライアンス違反でも。そんな体質がレンディングクラブにはある。FinTechの魁は、欺瞞と不正が産んだ徒花だったのか。

Lendssss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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