フィンテック Feed

2017年4月26日 (水)

融資をはじめた自動投資

カリフォルニアはレッドウッドシティに本拠を構えるウェルスフロント(Wealthfront)は、投資家を対象に融資をはじめた。

 

ウェルスフロントは2011年の創業。自動投資アドバイスサービスが強み。これまで5回のラウンドで1億2,950万ドルを調達している。

 

融資対象者はウェルスフロントで10万ドル以上を投資している人。口座価値の30%まで融資する。追加で投資したいというニーズに応えた。

 

ペーパーレスで、30秒以内に融資契約が完了する。融資実行は24時間以内。金利は3.25%から4.5%と安い。口座資金を担保にしているからだ。

 

ウェルスフロントは大学生向けの貯蓄プランや、ストックオプションなど、サービスの拡充を進めている。融資サービスもその一環だ。

 

Wealths2ss

2017年4月25日 (火)

アファームが100万件を超えた

PayPal創業者のマックスレビチン氏率いるオンライン割賦のアファーム(Affirm)が、2017年3月31日、累計割賦契約件数100万件に到達した。アファームはフェアで誠実な金融サービスの提供を社是としている。

 

2016年の割賦残高は前年対比3倍。2015年、アファームのサービスを提供している小売企業は100件だったが、現在では900件に増えている。

 

「アファームの成長は、フェアで誠実な金融サービスに対する明確な市場の声を証明するものである」とレビチン氏は語っている。

 

アファームの調査によると、22歳から44歳の87%が後払いを望んでいるが、それはクレジットカードではないと回答している。理由は使いすぎによる負債を抱えたくないということ。返済がいつ終わるかわからないのが怖い、という人が3人に1人いた。

 

Affrssssss

2017年4月21日 (金)

ソフトバンクが食指を伸ばしたインドのM決済

インドのモバイル決済Paytmを運営するOne97 Communicationsにソフトバンクが投資するようだ。Paytmはインドのキャッシュレス政策に乗って、急成長しているフィンテック。

 

投資額は14億ドルから19億ドルになる模様。実現すれば、Paytmの時価総額は70億ドルから90億ドルになる。ソフトバンクは既存投資家のSAIF Partnersと創業者のVijay Sharma氏の株式も購入したいという意向。

 

このニュースは、ソフトバンクがSnapdealの株をインド最大のEコマースであるFlipkartに売却するというレポートとともに明らかになった。

 

ソフトバンクはSnapdealが保有する決済サービスFreeChargeをPaytmに売却する計画だ。インドは人口13億人を超す成長市場。孫社長の投資はこれにとどまらない。

Softbankpaytm

2017年4月20日 (木)

アントが食べたhelloPay

アリババグループの金融事業会社アントフィナンシャルは、韓国のKakao PayやタイのAscend Money、Myntなどを買収し、国際企業への基盤を固めているが、またまた外国企業を買収した。

 

今回買収したのは東南アジアでEコマースを展開するLazadaのオンライン決済プラットフォーム、ハローペイ(helloPay)グループである。アリババは2016年4月にLazadaを10億ドルで買収済み。その決済プラットフォームを買収した。

 

ハローペイはマレーシア、フィリピン、インドネシア、シンガポールでサービスを提供しているが、ブランドをAlipayに変更した。マレーシアのハローペイはAlipay Malaysia、フィリピンのハローペイはAlipay Philippinesというように、国名をAlipayの後につける。

 

アントフィナンシャルは今後10年間で20億人の顧客にサービスを提供するという目標を掲げ、着々と手を打っている。

 

Hellossssss

2017年4月16日 (日)

StartPathに選ばれたフィンテック

MasterCardのフィンテック育成プログラムStartPathの2017年春のメンバーが決まった。今回選ばれたのは5社。

 

EndorはAI活用の予測ソフトウェアを提供。利用者の質問に対し、高品質な回答を素早く正確に返す。

 

Fluid AIはAIとARを組合せた新しい顧客体験を店舗内で提供。銀行や自動車メーカー、携帯キャリアなどを対象にしている。

 

NetPlusDotComはECやデジタル決済を提供。Webのモールやインターネットバンキングのゲートウェイ、ロジェスティックソリューション、mPOSなどのメニューを揃えている。

 

Regaliiは請求支払いソリューションを提供。すでに米国とラテンアメリカの銀行や送金会社30社と協業している。

 

Dividoが提供するのは分割払いのソリューション。マーチャントやレンダーを対象にしたB2Bモデルである。

Smartpath17s

2017年4月14日 (金)

インドECが調達した驚きの金額

1回の調達で14億ドル(1,500億円)。調達したのはインドのEC事業者フリップカート(Flipkart)である。今回を含め13回のラウンドで総調達額は45.5億ドル。

 

投資したのは中国のテンセント(Tencent Holdings)やマイクロソフト、イーベイである。

 

チャットアプリをベースにするテンセントは、ECを軸にするアリババグループとの競争に勝つため、インドで成長著しいフリップカートに巨額投資した模様。

 

イーベイは今回5億ドルを投資。インドのイーベイとフリップカートを統合し、運営するという方針。フリップカートはイーベイの東南アジアビジネスの運営も引き受ける。

 

フリップカートは競合のスナップディール(Snapdeal)を買収するという噂があった。フリップカートはこのラウンドで時価総額が116億ドル。1兆円を超えたのである。

Flipmoney

2017年4月13日 (木)

元LクラブCEOが再挑戦

P2P融資の最大手レンディングクラブのスキャンダルで追い出された元CEOが、同類のビジネスを立ち上げた。消費者金融のプラットフォームである。

 

サービス名称はUpgrade(アップグレード)。レンディングクラブよりさらに上をめざすという意味合いが込められているのだろうか。それとも、消費者のクレディビリティを高めるということなのか。

 

レンディングクラブのスキャンダルとは、本来否決すべき融資を可決し、機関投資家に販売していたというもの。その額2,200万ドル。米国財務省やニューヨーク金融サービス省が査察に入った。

 

その張本人であるラプランチェさんが、復帰して消費者金融サービスをはじめたのである。その会社がなんと6,000万ドル(70億円)を調達した。株式と転換社債の発行で。

 

投資家には、ユニオンスクエアベンチャーやサンズキャピタル、バチッとキャピタル、シリコンバレー銀行などの有名どころがはいっている。

 

失敗しても何回でも立ち上がれる米国。多少のスキャンダルも経験として許容される米国。トランプ大統領と同様に、ラプランチェさんも復活できるのだろうか。

 

Upgradeのトップページはクリーンなイメージを醸成するグリーンを前面に押し出している。

Upgradehp1704

2017年4月10日 (月)

チェイスのフィンテック投資6億ドル

チェイスのIT投資額はすごい。2016年のIT投資額は95億ドル、1兆円を超えた。そのうち30億ドルは新規IT投資である。

 

この中の6億ドルがフィンテックソリューションに使われた。ここでいうフィンテック投資とはデジタルとモバイルサービスの構築改修、そしてフィンテック企業との提携である。

 

特に推進しているのがモバイルバンキング。口座開設からトランザクション管理までフリクションレスで対応できるサービスをめざしている。

 

フィンテック企業提携では、住宅ローンのRoostify、オートローンのTrueCar、スモールビジネス融資のOnDeck、コミュニケーションのSymphonyと提携。自社開発よりスピードを優先した。

 

先進的なサービスを導入しやすくするため、開発者向けのAPIストアを開設。銀行サービスへ直接接続するインタフェースを提供している。

Chasessssss

2017年4月 5日 (水)

インシュアテック投資のホットスポット

保険業界の技術革新(インシュアテックInsurTech)が進んでいる。これを先導しているのはスタートアップ。

 

アクセンチュアのレポート(The Rise of InsurTech)によると、この3年間のインシュアテック投資件数は450件になった。

 

2016年のディールは216件。そのうちAIやIoTに強いスタートアップへの投資件数は24%だが、前年比79%増えている。

 

2016年のインシュアテックへの投資総額は7.11億ドル。AIやIoTに強いスタートアップへの投資額は44%を占めている。2015年はわずか10%だった。

 

AIやIoTがもてはやされているのは、リアルタイムのリスク測定や予測が可能で、リスク削減や業務効率がアップできるからだ。加えてパーソナルな対応も可能となる。

Insursssssss

2017年4月 3日 (月)

銀行がバーチャル従業員採用

パソコン上のバーチャルロボットを活用し効果を上げている銀行がある。スウェーデンはストックホルムに本拠を構えるNordea Bankである。

 

現在反復的な作業はバーチャルロボットの役割だ。ロボットの名前はLiv(リブ)。ロボットに性別はないが、女性をイメージしているようだ。スウェーデン語では生活という意味。

 

Livの生産性は高い。リードタイムは80%スピードアップ、エラーは100%削減された。ロボットLivは社内規定通りに対応するため、コンプライアンス強化にも役立っている。

 

ただし現在のLivはルールベース。機械学習やコグニティブコンピューティングを活用したものに進化する方針だ。

Nordeasssss

【NCBよりお知らせ】

  • New Payments Report 2016
    2016年5月3日発行
    『New Payments Report 2016
    激変する決済風景』
    モバイルやすべてのモノがインターネットに繋がるIoT。
    決済ネットワークは無線を中心としたものになり、国際ブランドに依存しない、オープンな独自決済ネットワークがつぎつぎに登場している。
    今後の決済ビジネスにどんな影響があるのか。
    2015年のトピックス、2020年の風景予想、事業者の戦略など、サービスの予測や開発のヒントになる重要な要素を網羅した。

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